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カテゴリー「スノーシュー」の記事

2021年1月15日 (金曜日)

3年ぶりの雪の里山歩きと初詣

 起床は6時過ぎ。今日は晴れるとの予報だったが,上空はガスがかかったような空。今日も自宅待機とかいう奴なんだが,面倒臭くなったので,今日は有給にしてしまおう。そして,昨年,一昨年と雪が少なくて行けなかった,地元の雪の里山歩きに行こう。そうしよう。

 随分と久しぶりなのでなんだか勝手がわからない。小さなザックに荷物を移し変えようかと思ったが,荷物を選ぶのが面倒になったので,いつも登山に使っている,装備が全て入っている 30 リットルのザックを使うことにした。そして,いつもぶら下げているカメラバッグは持たずにザックに一眼レフと望遠ズームを入れた。水やら食料やらと合わせてソコソコの重さに,..。

 9時半過ぎに船坂手前の西向沼林道から入る。林道入り口までは自宅から6〜7キロくらいあるだろうか?今日は斜平連峰(そんなのない:笑)の縦走である。

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 林道入り口。久しぶりだ。

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 2羽の雄のキジが出迎えてくれた。

 ここ数日雪が降っておらず,気温も少し高めで雪が緩み,今朝の冷え込みで締まった雪。スノーシューの沈み込みは10センチ程度だろうか。新雪時だと膝の下辺りまで潜り込むことがある。今朝は締まった雪を踏む「ザシュッ,ザシュッ・・」というスノーシューの音だけが響く。この一人っきりで自然の中に身を置くことは人間にとって絶対に必要だな。

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 いわゆる,デブリ(雪崩れ跡)という奴かな。林道の山側には雪が崩れた箇所が沢山ある。

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 森林地帯を抜けて見晴らしが良くなった。下界の田んぼが面白い。何が面白いかといえば,積雪が 70cm とかになっても畔がはっきりわかること。風とかがあれば平坦になるじゃないかと思うんだが,..どうなんだろう?

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 傾斜は緩いし,潜り込みも浅いので歩くのは比較的楽なのだが,歩き出して 20 分を超えた辺りから汗が滴り始める,..。

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 山中であっても,沢筋ででもなければ氷柱はなかなか見られない。

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 コントラスト上げて強調したら,レリーフみたいに浮き上がって見える。これは何の足跡だろうか?

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 ノウサギの足跡。これ,進行方向がどちらか分かるだろうか?

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 これはキジの足跡である。真っ直ぐなんだよね(笑

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 カモシカの足跡というかラッセルの跡。どれだけスタミナあるのかと羨ましいほど(笑

 いよいよ西向沼が近づいた。右側にコンクリートの小屋のようなものが見えたらほぼゴールだ。

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 あれ?カモシカがいる。カモシカは警戒するとじっと立ち止まり,こちらから目を離さずにいる。そして,一定距離以下になると離れていく。このカモシカも,近づいたら左の林に入っていった。

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 回り込んでいくと,あれ?まだいる。少し小振りなので,子供かな?あるいはメス?ここまで歩いてきて様々な動物の足跡を山ほど見たが,生物本体はキジ一羽が山側の雪の窪みから飛び出したのと,このカモシカのみ。

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 「こぶしの里」の石碑は「こぶ-」になっていた(笑。この辺りで,スキーの跡を発見。スキー跡は西向沼に伸びていた。二人かな?

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 西向沼の弁天様(なのかな?)にお詣り。初詣である。

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 厳冬期の凍てついた西向沼。水面には雪が積もり,動物たちの足跡多数。でも,沼の底は多分4℃のはず(笑。

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 「こぶしの里」の石碑辺りで,軽く補給した後で,次の目的地のテレビ塔に向かう。左手奥に見える一番高い山頂である。尾根伝いを歩く。スキーの跡があるが,同じところを歩きたくないのでわざと外して(笑。途中,向こうから歩いてきたワカンを履いた人とすれ違う。どこから来たんだろう?その先で,真っ白いノウサギが雪面を飛ぶように走るのを見た。雪山を歩いていてノウサギの実物を見たのは2回目かな。

 晴れの予報だったが,ガスっているようで遠くの山々が全く見えない。飯豊や蔵王や月山の眺望を期待して一眼レフと望遠ズームを背負ってきたのに,..(苦笑。

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 笹野観音からの林道に合流。下からの踏み跡はなく,スキーの跡もワカンの踏み跡も上からである。ということはテレビ塔経由なのか。上は,テレビ塔に向かう林道途中からの米沢市街。すっきりと晴れていれば,この方角に蔵王連峰が見えるはずだったが,..。

 昔は,ちょっとした急斜面をショートカットで繋いだりしたものだが,もう最近ではそんな情熱もやる気もなく(笑)素直に林道をトレース。

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 テレビ塔手前から飯豊連峰方面を望むも全く見えず。何のために重いカメラ機材を背負ってきたのかとガッカリ(苦笑。

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 到着。ここまでで約3時間経過。以前はどうだったかなぁ?もう少し速かったような記憶があるが,..。でも,今日は発汗量はいつものようにべらぼうに多いが,そんなにゼーゼーハーハーは言ってない。多少,山登りをした成果か?テレビ塔の周囲には愛宕神社方面からと思われるスノーシューの踏み跡が多数。自分以外の踏み跡を見るとモチベーションはやや下がる(苦笑。

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 腹も減ったので,ここでランチにしよう。すでに1時に近い。雪の上に座っても濡れないようにとビニールシートを持参したが,座れば雪に潜り込むわ,雪の上をツルツル滑るわ,意外に冷たいわで使い物にならず,仕方なく立ったままカップ麺を啜ることに(苦笑。雪山でレストする用具を何か調達したいと思った次第(笑。でも,まあ,こんなこところで食えば何でも美味い!残念だったのは,缶ビールを忘れたことだ(笑。

 午後1時半前には再スタートを切る。次は斜平スカイツリー経由で愛宕神社だ。

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 尾根にはいい感じの雪庇が付いている。

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 つい,ニヤニヤしてしまう(笑。そして,斜平スカイツリーに到着。

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 せっかく運んできた一眼レフカメラなので,何枚か撮っておこう(苦笑

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 飯豊連峰方面は全く見えない(泣。

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 スカイツリーからの米沢市街。線路の西側は田んぼばかり(笑。学生の頃は,線路の東側も田んぼばかりだったんだが,..。

 さて,先に進もう。いつもなら尾根伝いに進むが,急斜面とかもあって面倒そうなので,随分と久しぶりに少し尾根の西側に回り込んだコースを歩いて愛宕神社まで行ってみた。何気に新鮮だ(笑。

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 愛宕神社に到着。誰もいなかった。あるのはスノーシューの跡だけ(笑

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 少し遅くなったが,ここでも初詣。家内安全とか疫病退散とか身体堅固とか,色々と虫のいいお願いを沢山した。次に向かおう。

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 川西方面の散居集落が見える。下の参道まで降りて,舘矢間方面への林道を降りていく,..。途中で,数泊分の装備の入っていそうなサイズのザックを背負った方と出会う。どこから来たんだろう?そして,どこまで行くんだろう?もう,午後2時過ぎているんだが,..。

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 ここのエリアも,いつもなら尾根の道を通るんだが,何だか面倒になって大人しく林道を羽山神社に向かう。これまた久しぶりなので何気に新鮮。午後の日差しが樹木の陰を雪面に落とす図を眺めて悦に入るなど。

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 俵雪でいいんだっけ?色々な条件が揃わないと見られない現象ではあるんだよね。

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 羽山神社の鳥居。上には神社に向かう(いや,神社からの)少し古い踏み跡が,..。

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 羽山神社に到着。ここでも初詣。これで今回の雪山歩きのミッションコンプリート。またしても,二礼二拍手一礼できちんと厚かましい多数のお願いをする(笑。

 ここからの下りはマウンテンバイクで何回も降った,..懐かしいなぁ。いわゆる「腹サドル(思い切り腰を引いてお腹をサドルに乗せる。下手するとお尻が後輪に擦れる)」でないと前転しそうな急斜面箇所もあった。そんなことを思い出しつつ雪の斜面を下っていく。雪の表面が締まっているときの急斜面の下りは,ときにスノーシューの先端が表面の固くなった雪に内側から引っ掛かることがあって,前方転回要注意である。

 あとは,地蔵園まで降りて終了。愛宕山荘からの下の辺りで,光の加減で全く認識できなかった雪山にスノーシューを引っ掛けて転倒するなど(苦笑。最後の最後で,..(苦笑。

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 地蔵園でスノーシュー外して,お疲れさん!

 あとは,自宅までポコポコと歩く。

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 お,新型車両だ!ということで久しぶりの雪の里山歩きは終了。帰宅は午後3時半ごろ。休憩含めて約6時間ちょっとの山歩きだった。このくらいの運動量だと充実感がかなりのもの(笑。

 ビール片手に風呂に入り,文庫本を読む至福のひと時を経て,..

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 夕方は一心太助へ。

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 庄内の寒ヒラメの丼。縁側も乗っていた。久しぶりにご飯を頂いた。美味し!ご馳走様でした。

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 夜もぼんやりとベールの掛かったような星空だった。残念!

2019年3月10日 (日曜日)

中津川の展望台へ

 起床は5時半。外を見れば星が見えている。これは,それほどクリアな星空ではなかったものの,一晩中晴れていたんじゃないのかな? GPV 予報にやられたかな(苦笑。

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 米坂線下り始発列車

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 斜平山。今日の最高気温は14℃くらいだそうで,さらに黒い部分の面積が拡がるだろうな。

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 東南の空に浮かんだ巨大宇宙船のような雲。インディペンデンスディか?(笑

 午前中,なでら女房は南陽の方でなにやら仕事らしい。なので,なでら男は以前から気になっている場所からの景色を調査しに行ってこよう(笑。

 昨年暮れに,みんなで泊まって大騒ぎした中津川の農家民宿「いろり」。そこの囲炉裏の間に飾られていた写真。プロのカメラマンが撮った写真らしいが,そこには,まだ明かりの灯る早朝の中津川集落と,集落後方に聳える飯豊山が写っていた。結構衝撃的な写真で,中津川には何度も来ているが,こんな写真が撮れる場所があるとは知らなかった。景色の方角的には,撮影場所は白川荘の近くだろうと思われる。それ以来,この写真を撮った場所で,飯豊と中津川と星という組み合わせで写真を撮ってみたいと思っていた。先日,中津川にロケハンに来て,あの写真を撮ったであろう場所の見当がついた。なので,今日は是非ともその場所に立ちたい。

 8時過ぎに,カメラ,スノーシューなどを持って車で中津川へゴー(「家売る女」の北川景子風に:笑。(多分,登り口だろうと思われる)源流の森に着いて,さて,どこから登ったらいいのか?と少し付近をウロウロする。冬で雪があろうとも,物好きな方がいるだろうから,取り付き口には多くの踏み跡があるだろうと期待していたのだが,..う〜ん,よくわからん。方角的には,この方向に登ればいいというのはわかるのだが,..。ちょっと情報を仕入れようと,一旦,白川荘に行って,補給食(どらやき一個)を買いがてら,受け付けにいたお兄ちゃんに訊いてみた。

なでら男「飯豊連峰と中津川集落を眺めることの出来る展望台のようなところが,源流の森の近くにありますよね?」
ホテルマン「ああ,あります。でも,今は行けませんよ」
な 「でも,歩いて行けるでしょ?」
ホ「ああ,歩いてなら行けます」
な「あの,山のピークにある電波塔の脇のところですよね?」
ホ「そうです」
な「取り付き口とかわかります?」
ホ「尾根伝いに登って,そのピークですから,どこから登っても着きます」
な「(いや,そりゃそうだけど)一番行きやすい道とかは?」
ホ「どこ登っても,尾根に辿り着きますからねぇ」
な「(こりゃ,冬に登ったことはなさそうだな)あ〜,わかりました。なんとかします」

 ということで,車で周囲をウロウロしつつ,目指す場所を麓の3ヶ所くらいから眺めて,斜面の斜度などを考えて,おおよそのルートを頭に入れてから,源流の森の駐車場の入り口付近の橋の上に車を停めた。長靴にスノーシューというえらく舐めた格好で,駐車場の反対側の小屋(多分,スノーモービルの格納庫?)の辺りからおおよその方向を決めて歩き出す。雪は締まって,スノーシューなどいらないようだけど,変なところを踏み抜いたりしないようにスノーシューを付けた。長靴にスノーシューは意外に歩き辛いことに気付いたのは間も無くのことだった。どうも,やはり,靴の中で足が動くのはよろしくない(苦笑。

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 スノーモービル跡

 雪の無い季節には林道になっているらしいところを歩いていくと,雪上に,かすかにスノーモービルの跡と人間の歩いた跡が確認できた。こんなところをスノーモービルで走る目的は,おそらく,たぶん,きっと展望台行きだろう。なので,その轍をトレースすることにした。GPS の画面を確認すると,スタート地点付近から林道のようなものが山の斜面を巻くようにグルッと回り込んでピークのところまで続いているようだ。GPS によればピークの標高は 500m ちょっとくらい。しばらくスノーモービル跡をトレースしてから GPS を確認すると,歩いた跡は林道をトレースしているし,その先の雪面上には確かにスノーモービルの轍がある。これは,このまま GPS で表示される林道を歩いて行けば着くだろう。距離は2キロほどもあるかな(そんなにないかも)。1時間もあれば着くだろう。

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 少し標高が上がって,あの写真のイメージに近づいていく。

 歩きながら周囲を見れば,雪上は動物の足跡だらけ。カモシカ,野うさぎ,タヌキ(かな?),サルなど。近くの雪が融けて出来た茂みから山鳥のファミリーがえらい勢いで逃げ出していく。

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 実は,雪上のサルの足跡って,斜平山周辺では見たことがない(と思う)。こんな足跡が至る所に付いている。ハッキリさせるために白黒にしてコントラストを上げた。前脚と後ろ脚が小さな赤ちゃんの手足のようだ。

 遅谷に向かう道の辺りだろうか?橋を渡って川向こうに渡ったところにある小さな集落が見えてきた。GPS 画面の地図によると右に降りていけば集落に出るらしい。こちら側から登れば時間短縮できそうだ。車停められるのかな?

 ここに来て,雪面にスノーシューの跡が確認できるようになった。どうやら,集落側から登ってきたらしい。こんなところをスノーシューで歩く人間の目的地は「展望台」しかあるまい。これで,もう,道がわからずに右往左往することはないだろう。

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 どうやら,頂上の電波塔のメンテナンス用の林道のようだ。夏場なら車で登れるようだ。

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 振り返れば飯豊が見えてきた。

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 約40分で電波塔到着。その先に,..

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 展望台の四阿が見えた。

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 展望台から眺めた中津川集落と飯豊連峰。上は一枚もので,下は縦構図の3枚をパノラマ合成したもの。これは素晴らしい。あまり明るくない月のある夜に,ここに来て,飯豊と,明かりの灯る中津川集落,飯豊に沈んでいく星々の日周運動を絡めれば,..などと,しばし妄想を膨らませた次第。夏ならまあなんとかなるだろうが,雪の残る春先はそこそこの難易度だ。なんとかチャンスはあるだろうか?

 しばらく,この素晴らしい景色を眺めてから軽く補給。さて,下ろうか。同じ道を往復するのも芸がないので,途中から分岐して川向こうの集落に出るコースを選んでみる。最後の部分は舗装路の歩きになるが,まあ,それもよし。帰る頃になると,気温が上がって雪が腐っていて,スノーシューでも結構沈んだ。壺足だったら大変だったな。今の時季の雪質だと,急な降りは要注意だ。スノーシューの先端が表層を突き破って雪に入り込んで躓いて大転倒などやらかしかねないから。

 集落の近くまで降りると,道端の雪上に妙なものを見つけた。遠くから見ると,なんだか,骨のようにも見える。コースから逸れて近づいてみると,..

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 ヤギ(なのか?)の首から上だった。血が付いているので,それほど古いものでもなさそうだ。他の野生動物にやられたのだろうか?でも,周囲を軽く捜索してみたが,他の部分は見つからなかった。集落の人間の誰かが,ヤギを食ってしまったのか?そして,他の動物がゴミ捨て場辺りから拾ってきて,ここに,..。なんていう妄想を膨らませた次第。

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 こんなところから道路に降りた。道路との段差がかなりあって降りる場所を探すだけでも大変である。このどん詰まりに車停めても大丈夫だろうか?

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 県道8号に出て,置賜白川と先ほどまでいた展望台を眺めてみる。それにしても,源流の森での駐車位置まで結構距離があったな。

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 車を停めた橋の上から眺める早春の置賜白川の流れ。

 約2時間の雪山散歩だった。大した距離でも負荷でもなかったけど,気温が高かったせいか結構汗をかいた。車に戻り,ど〜れ,白川荘で一風呂浴びて〜・・と思って,着替えの袋を探すと,..あれ?ない?自宅に忘れてきたらしい(泣。バカ過ぎる。昨年の倉手山の再現だ(泣。温泉に浸かりたかったなぁ(苦笑。仕方なく,そのまま帰宅。

Map

 赤い×がスタート,青い○が目的地。「源流の森」から尾根伝いに南下すれば頂上には着くね。勾配もそれほどでもないはず。でも,夜は道を辿った方が安全だな。

 シャワーを浴びてから,仕事を終えて帰宅したなでら女房と昼飯を食いに出る。今日は「米澤らぁけん」だ。

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 今日は「島海苔塩らぁめん」を頂いた。あっさり風味で美味しゅうございました。ご馳走さまでした。

 本屋に立ち寄り,2冊仕入れてから帰宅。あとは,ダラダラ過ごすなど。

2018年3月 3日 (土曜日)

斜平山カンカン渡りを前倒し

 明日は米沢の春の名物行事,「斜平山カンカン渡り」が開催される。人が沢山いるイベントは苦手というか苦痛というか,あまり得意ではないのでなでら男は参加しないが,今日は多分この冬の中では最高に近い上天気。友人に「喜一」のラーメンを誘われたけど,今日は山歩きをせねばならんのだ!(笑

 興譲館高校の近くのセブンイレブンで食料を買い出ししてから,9時前になでら女房に舟坂の麓,西向沼林道の入り口にリリースしてもらう。9時ちょっと過ぎに林道に入る。雪は固く絞まっているものの,スノーシューが完全に浮く訳ではなくて,時折氷を踏み抜くみたいに沈む。ときに沈んだり沈まなかったりする,この一定しない固さがイライラの原因になるんだけど(苦笑。

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 雪が崩れた後も沢山ある。辺りは,ウサギ,タヌキ,キツネ?(犬のような足跡発見),カモシカなどの足跡だらけ。でも,それぞれの個体は一頭も確認出来ず。たった今付いたような足跡も沢山あったんだけど。ウサギなんかは警戒心が強いからなぁ。

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 道路標識が埋まりかけている。でも,これはまだマシな方で,以前には標識の上半分くらいしか見えてなかったこともあった。

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 1時間ちょっとで「こぶしの里」に到着。標識は埋まりかけて,「こぶー」になっていた(笑。あまり汗をかきたくないので,かなりペースを抑え気味にして,さらに写真休憩を随所に取り入れてのんびりと登った。さて,西向沼に向かう。

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 途中に,斜面を転がり落ちた雪がロールケーキ状になったものを発見。樽雪とかいうんだっけ?

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 西向沼に到着。上を歩いて足跡を付けた後で撮影したいが,..。踏む抜きは,大丈夫だとは思うけど,流石に,他に人がいて,ザイルくらい持っていた方がよかろうね(笑

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 さて,向こうに見えるテレビ塔まで右側の尾根を行くのだ!

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 笹野観音からテレビ塔までの林道まで,こんな尾根道を進む。ここは先行者もいなくて気持ちいい。

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 眼下には南原付近が見える。蔵王から栗子山系の山々。

 笹野観音からテレビ塔までの林道に合流して,テレビ塔まで昇り始める。スキーで降りた跡がある。

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 途中のハンググライダーポイント辺りから。大朝日岳から月山まで奇麗に見える。斜面には「なでこけた」デブリが目立つ。

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 テレビ塔西側からの飯豊連峰。以前は樹木が邪魔で飯豊連峰は見えなかったが,全て伐採されて丸坊主になって展望がよくなった。

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 テレビ塔に着いた。北西風が強過ぎて建物の周りに雪がない。こんなの見たことなかったなぁと考えていると,ああ,西側の樹を全て伐採したためにまともに風が吹きつけてくるようになったせいだと気が付く。

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 明日のカンカン渡りで使うランチ用のテーブルがすっかり埋まっていた。

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 こんな感じである。時刻も11時半を過ぎた頃だったので,この建物陰でランチにしよう。

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 こんな感じで。この様子だと,天候さえよければ,ここで野宿とか出来そうだ。

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 本日の日替わりランチは,カップ麺とおにぎりだ(笑。それにしても,風もなく陽射しもあって,えらく暖かい。食事の終わり頃に話し声が聞え,男性二人組がやって来たが,一人は半袖Tシャツだった。それほど暖かい。さて,食事も済んだので出かけよう。

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 見事な雪庇だ(笑

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 米沢市街と蔵王の画を少しずつ観る角度を変えて,..(笑。

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 月山の右の方の奥に見える山はなんだろう? #koji さんによれば葉山ではないかとのこと。

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 スカイツリーの手前から見ると,既に雪庇には大きな亀裂が入り,落下寸前である。

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 こんな感じ。

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 スカイツリーからの飯豊連峰。見事だなぁ。冬に登っている人とかいるのかなぁ?

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 スカイツリーの道標も入れて飯豊連峰を。この道標を見れば,米沢は四方を山に囲まれていると(笑。

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 斜平山の尾根から北を望めば,愛宕神社の向こうに,祝瓶山,大朝日岳,月山が見える。右の杉林のところが愛宕神社。

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 いろいろな角度からの米沢市街と蔵王。我が家も見える(はず)。

 愛宕神社に着くと,先着のおじさん(おじいさん?)がいた。赤芝から登ってきたとか。年季の入った輪樏と長靴の出で立ち。いろいろと話したが,この辺りに大分詳しいらしく,小野川までのルートを話題にすると,山の会が整備してるからまず夏に歩いてみなさいと。冬は雪崩れの危険があってお薦め出来ないと。それと,イノシシの話が。まさか,この辺りにはいないだろうと思っていたが,最近どんどん入り込んでいるとか。羽山神社へのルートから外れて降りれば自宅だとか。明日のカンカン渡りに来るのかと訊かれたので,いや〜,大勢でワイワイ歩くのはちょっとと,..。おじさんと別れて愛宕神社に参拝してから下る。羽山神社にも行ってみるとかと考えたが,雪が腐っているし重いので,急斜面ではスノーシューの先端が潜って前転しそうになることもあるので自重。実は,ここまでに一度転倒している(苦笑。

 面白くもない山道を下っていると面白いもの発見。

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 雪庇の下に出来た氷柱である。これだけの数が,これだけの密度で垂れ下がるのはなかなか珍しい。

 ポコポコ歩いて地蔵園に到着。なでら女房に迎えを頼んだが,昼寝中とのことで。ポコポコと歩く。3時少し前に帰宅。いい山歩きだったなぁ。

2018年2月 3日 (土曜日)

今シーズン初の斜平山歩き

 起床は5時過ぎ。月でも撮ろうかと思ったが薄雲が掛かって朧月。まあ,それも風情があるが,面倒なので止めた(笑。今日は午前中は天気がいいらしい。そして,6時頃から霧が出てきた。これは,..斜平山に登ればガスの掛かった米沢市街と遠くの山並みが見渡せるのではないかと,..。

 でも,今日はなでら女房が仕事でしかも早番だとか。7時前には出て行くらしい。流石にまだ暗いうちから山に登るのは,本格登山でもないので今一つ気が乗らぬ。しかも気温は–10℃だ。さて,どうしようかと迷っているうちに,なでら女房はさっさと仕事に行ってしまった。その後はウダウダとテレビ眺めて,どうしようかと悶々としていたが,..。よし!と決意して,まずはセブンイレブンで食料を買い出して,なんだか今一つ勝手がわからないまま準備して(久しぶりなので)9時少し前に家出。

 なでら女房が家にいる時であれば,舟坂の手前でリリースしてもらい,西向沼から斜平山の尾根を全縦走しようと思っていたのだが,いないのではどうしようもない。で,いろいろ考えて,旧愛宕小学校から入り,いつものワラビ採りフィールドの七曲がりを直登。尾根に出たら斜平スカイツリーに行って,そこから愛宕神社に戻って一月遅れの初詣をしてから降りるというコースを考えた。午後の早い時間には戻れるだろう。さて,行きますか,..。

 登山靴を履き,スパッツを着けて,ザックを背負い,カメラバックをたすき掛けにして,スノーシューとポールを持って旧愛宕小学校に向かう。気温は –8℃くらいでそこそこの寒さ。

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 リンゴ畑から見た斜平山。まだ,ガスが掛かっている。

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 どこもかしこも野ウサギの楽園!ところどころにカモシカという感じ(笑

 汗をかかないように出来るだけ抑えたペースで登ったのだが,やはり途中から拭きだす汗。–6℃くらいなんだけどなぁ。そして,段々と修業モードに突入していきそうになって,いかんいかんと(笑。野ウサギとカモシカとタヌキだかキツネだがの足跡しかない雪の上を歩くのは快感だ。

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 ジープロードのどん詰まりの七曲がり直下まで来ると,既に右側の斜面は亀裂が入っていた。今年は落ちるのが少し早めかな?

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 さて,例年,ワラビを採るフィールドだ。ここが今回の雪山歩きの核心部だ(笑。ここを直登しますよ!

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 ちょっと平らになったところで一息。このうっすらガスの掛かった市街と遠くの山がクッキリと見える景色がみたかった。もっと早い時間だと,雲海から浮ぶ山並みが見えたんだろうけど,..。それを見るには5時頃には出ないといけないしなぁ(苦笑。

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 蔵王連峰と米沢市街

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 七曲がりの南側斜面は既にデブリが,..。

 多分,このエリア(七曲がり)は崩れないと思うが,念のために北側よりの木々の近くを登る。それにしても,直ぐそこに見えるのになかなか近付かない斜平山の尾根道(笑。最後の標高差数十メートルは本当に辛かった。斜面に付いている夏道をトレースすれば楽なんだろうけど,...。斜面を見ると,「漢(おとこ)は直登!」とか思っちゃうんだよねぇ(笑。

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 年に一回はこの景色を見ないとねぇ。

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 月山も奇麗に見えている。

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 斜平山の尾根からの米沢市街。愛宕コミュニティセンター付近の田んぼではクロカンスキーの練習が行われている。

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 これが見たかった!の飯豊連峰!

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 ここを超えれば斜平スカイツリーだ!

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 隠れてないんだな。

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 こんな写真撮っていると,テレビ塔側から賑やかな声が,..。おばさん3人とおじさんのグループだった。どこから来たんだろうか?地元ではなさそうだった。笹野観音からの林道を登ってきたとのこと。例によって飯豊連峰をバックに集合写真を撮って上げた。なぜか,シャッター押してくれとリクエストされることの多いなでら男(笑。

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 さて,戻るか。

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 途中からの北側の景色。祝瓶山,大朝日岳(雲掛かって見えず),月山,手前右は愛宕神社。

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 雪庇は今一つのように見えるなぁ。

 愛宕神社手前でUターンしたスノーシュー跡が,..。2名かな?

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 愛宕神社で一月遅れの初詣を!今年も無事に過ごせますように!db(_ _

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 四阿のところから桜神社への直下降を選択。急斜面に付いているカモシカの跡に感心すること頻り。

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 本当にいい天気だ。

 砂防ダムからの下りは木々の伐採作業が進行しているようで,歩き辛くて仕方なかった。

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 雪の上には相変わらず小動物とカモシカの足跡だらけ。そこに人間の足跡を付けていくことになんだか不思議な感慨を覚えつつ,..。

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 帰ってきた。

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 昨年修理したアトラスのスノーシューのバインディングはなかなか秀逸だ。まだ,デッキ部分が靴に馴染んだ形になっていないので装着はやや手間取るけど。

 ということで,約4時間の雪山歩きエクササイズだった。

 帰宅してしばらく経ってから,今度は 600mm 望遠で山を狙う。

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 登坂ルートを写してみた。

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 これは七曲がりの北側斜面

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 これは上で七曲がりからの写真もある,七曲がり南側の斜面の崩落

2017年4月 3日 (月曜日)

今日の運動と天気04/03/17【本日,無灯忌】

 午前3時に目を覚まして,天の川の写真を撮影して帰宅。そのまま画像処理などして過ごした。で,明るくなったので,..

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 麓の田んぼの雪解けも大分進んだ。

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 下り始発米沢発坂町行き。今日は西吾妻の白馬の騎士も奇麗に見えている。

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 思ったほど「なでこけ」が進行しない斜平山

 本日は無灯忌。もう,10年ほどになるのかな。月日の経つのは早い。

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 朝飯後のローラー60分,27km。勾配負荷3%,ケイデンス 85rpm 前後で。昨夜はロンド・ファン・フラーンデレンだったはず。観たかったなぁと思いつつ,映画「ハムナプトラ」なんぞを。

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 新しい4年生が来た。そして,いろいろと事務的な仕事をこなすなど。

 今日はなでら女房が休みとかで,なでら次女を山形まで送って行った。で,昨日,モンベルに預けたスノーシューの修理が完了した旨の電話をもらっていたので,ついでに受け取ってきてくれと。無事に受領できたらしい。で,昼頃には帰米したなでら女房と,..

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 一心太助で日替わりランチ。今日は島根県産の天然鯛の丼。身の歯応えといい,甘さといい,絶品の一杯でした。半分をそのままで,半分を出汁茶漬けで頂きました。大変ご馳走さまでした。

 さ〜て,午後からは新体制の学科の会議。それにしても,大した多い議題でもないのに,..長い(苦笑。

 そして,直ぐに夕方。今日も早めに帰宅。昼頃まではいい天気だったのだが,午後から曇り,夕方は雨。帰宅時はなんとか雲が切れて,月が見えていたが,その後また雨。

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 スノーシューのバインディングが総交換されて帰ってきた。MSR のデナリとかと比べるとやはりクランポンが貧弱だなぁ。来シーズンは予備の意味も含めて一台新調したい。

 そして,安定の寝落ち。寝落ちからの覚醒,そして二度寝がすっかり定着した(笑。

2017年3月18日 (土曜日)

今日の運動と天気03/18/17【なでら次女の引っ越しで疲労困憊】

 起床は2時(笑。もちろん,場所はソファの下の床。文字通り,「起床」である。なにしろ,9時前に寝落ちしたようなので,そこそこの睡眠時間は確保されているかも。まあ,いつ寝付いてもいいように布団に入って読書など。

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 結局寝ずに朝まで掛かって読了。それにしても,いつも感心させられるのは,これだけのシリーズ物を並列に書いていて,よく登場人物とかストーリーがごっちゃにならんなぁというところ(笑。本棚見れば,上田秀人氏の著書が既に110冊ほど(苦笑。

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 出かける前のローラー30分,14km。勾配負荷3%,ケイデンス 85rpm 前後で。

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 7時前には荷物を載せて山形に向かってゴー。なでら次女の引っ越しである。彼女の通う大学(:-D)では,1年次のいわゆる教養教育課程と2年次以降の専門教育課程でキャンパスが変わる(面倒臭い)学部が3つほどあり,2年次進級前に引っ越しが必要になる。で,なでら次女は,そんな学部の一つに在籍している。そんな事情があったから,面倒臭いし,金も掛かるから1年次は自宅から通学しろと言ったのに,嫌だとか抜かしおって,..(`ε´)。なでら男の財布にシベリア寒気団並みの寒風を吹かせてくれた(なでら女房は異論ありか?:笑)。

 8時過ぎに今いるアパートに到着。なんだか,今一つ片付けが進んでないぞ!大きなものは冷蔵庫と洗濯機か。まずは,冷蔵庫を車に積み込み,他の空いている場所にもろもろを積み込む。3回ほどの往復が必要かも。それにしても,三階なぞに住みおって,..グヌヌ,..昇り降りシンドイ。

 なでら次女の案内で新しいアパートへ。道が複雑でよくわからんので,次からは一旦国道に出てからの方が良さそうだ。

 新しいアパートに着いて荷物を下ろしていると,大家さん到着。色々と説明を受ける。なんだか,最近のアパート経営も面倒臭そうだな(苦笑)。

 また,今のアパートに戻って荷物の積み込み。洗濯機って,持ち運ぼうとすると中のドラムがユラユラと動いて,例えてみればジタバタと身動きする子供を抱えて運んでいるようで実に疲れる。そのうち,ハンガーノックみたいになって,フラフラしてきた。古いアパートが三階,新しいアパートが二階。一体,何段階段を昇り降りしたのか。気温も高く,お陰で汗まみれに,..。

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 天気は上々で,もう,こんなロードマンがそこかしこで見られた。春だなぁ。

 3回目を運び込んだ後で,なでら次女の友人がバイトしているとかいう蕎麦屋で昼食。

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 板蕎麦。山形の河北町だかの蕎麦を石臼で挽いているとかいう触れ込みで,そこそこのお味。夜は居酒屋になるようで,いい酒やら焼酎も揃えてある。

 ラスト4回目の積み込みに戻る途中でモンベル山形店に立ち寄る。先だって,とうとう壊れたスノーシューの修理を依頼。左右のバインディングを完全に交換するのに1万円とか。新しいスノーシューも買ってしまおうかと思ったが,かろうじて我慢した。大人になったな(違:笑)。

 古いアパートに戻って,最後の掃除をして,ガス屋さんと大家さんを待つ。大家さんの点検を受けて,ガス屋に最後の料金を払ってすべて終了。それにしても,なんでこんなにガス代高いんだろうと思っていたら,暖房がガスヒートポンプだった様子。そりゃ,冬場は高いわ。

 で,最後に新しいアパートになでら次女を送り届けて業務終了。正直に言おう。自転車で 200km 走る方が楽だった(苦笑)。

 帰り道,上山辺りで雨がザーザー降ってきた。降水確率は低かったはずだけど。トンネル辺りでは眠くて仕方なくて,窓を全開にして,顔に水滴を受けて眠気覚まし。赤湯で「山映」に立ち寄り,いっそのことなでら女房に運転任せて呑んでしまおうかと思ったけど,呑まないなでら女房相手に呑んでも盛り上がりが今一つのような気がしたので,おでんとか串焼きとかおにぎりをお持ち帰りにした。

 米沢市内イオン前の通りは相変わらずカオスな混みっぷり。店から出る際の右折とか止めろ!(怒)やまやで酒を仕入れて帰宅。4時過ぎていたので,早速呑み始める。そして,軽く呑んだら案の定6時頃には沈没。8時過ぎに一旦覚醒。10時頃にまた寝る。いや〜,疲れてたようだな(苦笑)。

 明日は実家で墓参りなり。明後日は卒業式なり。なんだか,昔は3月って比較的のんびりしてたような気がするけど,いつからこんなに忙しなくなったのか。気が付けば,4月になって新学期スタートとかいうんだろうな。

2017年1月29日 (日曜日)

今日の運動は山歩き,そして温泉で温まりネコと戯れるなど,..

 起床は7時過ぎ。外は晴れているようだ。朝飯食ってカメラぶら下げて外に出てみる。

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 快晴の斜平山。登っておいで!って言ってるような気が,..。

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 大朝日と祝瓶も奇麗

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 西吾妻

 どうしようか迷った揚げ句に,10 時過ぎに山の麓にリリースしてもらう。少々遅い時間だし,その後なにやらイベントあるようなので,愛宕神社までということにした。

 登りは負荷を掛けたかったので,いつものように桜神社から昔の土橇コース(木材を馬に引かせて下ろした跡が尾根伝いにえぐれた杣道のようになっている)から尾根伝いの急登コースをチョイス。土橇コース部分は,昔,斜平山でマウンテンバイクで遊んでいた頃に散々降ったコースである。ここ二週間ほどで一気に降った雪は,気温の高い日中と明け方の低温を繰り返し,結構固く締まっていてスノーシューもあまり潜り込まない。歩きやすいのだが,これはこれで少し物足りない。そして,急に降ったせいなのか深さ方向に雪の粗密ができているようで,意外なところで深く沈んだりする。想定外の感じで沈むのでちょっとイラっとさせられる。

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 雪面にはカモシカやらウサギやらタヌキやら,様々な動物の足跡が,..。残念ながら野生動物には遭遇できず。

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 目指す愛宕神社の辺りが見えている。あの尾根まで登るのである。標高差約 400m のアップヒル。さて,ゆるりと参ろうか(笑

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 昔,ここ(土橇コース)も斜平山で春と秋に開催していたマウンテンバイクレースのコースに使ったことがある。その際にコースアウトして谷底に落ちてしまわないようにと設けたフェンスの跡。パイプで枠組みをして,そこにコンパネを固定したのだが,コンパネは多分腐って落ちたのだろう。下から加藤さんと一緒にパイプやらコンパネやらを担ぎ上げて造った。懐かしい。

 2本の沢の間を縫うように登って行く尾根道も最後の砂防ダムで終わりになり,そこからは右側の斜面の急勾配の直登となる。

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 木々の間から市街地や蔵王が見え出した。それにしてもキツイ。こんなにきつかったっけ?という感じ。数歩ごとに脚を止めてゼーゼー言う始末。斜面にはカモシカの足跡が沢山ついている。あいつらの脚力が欲しいぜ(苦笑。顎からはボタボタと汗が滴る。揚げ句に,左のスノーシューのヒールを固定するためのゴムベルトがちぎれていることが発覚。とうとう壊れたか。ここが一番先に壊れるだろうとは思っていたけど。つま先側のベルト2本でなんとか固定しているけど,なんとか大丈夫かな〜?

 さらに,左脚の脚力が右に比べて全然ダメなことも露見。左脚の片足のステップで体重を持ち上げるのがかなりシンドイ。2年前の腰の手術以来,左の脚力が大分落ちていることは自覚していたが,ここ最近はかなり元に戻りつつあるように思っていた。8割方快復とか思っていたが,まだ全然ダメなようだ。左脚だけ少し筋トレを導入してみるか,..。約1時間で汗まみれになってゼーゼー言いつつ愛宕神社に到着。長靴で登ってきたらしい猛者と山に慣れたらしいオジサンの二人が先着していて,盛んに写真を撮っていた。

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 まず,飯豊連峰を眺めに行く。これだけくっきりと見えることは,そう多くはない。

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 山岳信仰とかが生まれてきた訳が理屈抜きにわかる瞬間(笑

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 蔵王連峰を含む奥羽山脈を背景にした米沢市

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 一枚もの(笑

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 蔵王と米沢市

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 愛宕神社。例年,1月始めには登って,羽山神社と愛宕神社に初詣でするのが自分なりの行事だったけど,今年は遅めで。しかも,時間の関係で羽山神社はパス。好き嫌いで言えば,羽山神社の方が好きなんだけど。それにしても,こんな近くに二つの神社を造った訳ってなにかあるのかね?

 この後もちょいとイベントが予定されているのでとっとと降ろう。

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 降るときに月山と大朝日岳が奇麗に見えていた。こりゃ,テレビ塔まで足を伸ばすべきだったかな。おばさん3人が登ってきた。月山が見える〜,今日登ってよかったねぇと大はしゃぎだ(苦笑。さらに降って行けば若い人達が3人ほど登ってきた。冬の遊びとして結構メジャーになりつつあるのかな?

 雪が重くて結構固いので,急斜面での下りでは何度が前転しそうになりつつ,地蔵園に帰ってきたのはスタートから2時間ほどしてから。なでら女房にピックアップしてもらって帰宅。2時間の雪山エクササイズだった。ローラーよりも強度は高い(笑。

 ザッとシャワーを浴びてから昨夜帰ってきたなでら長女と3人で白布温泉へ。

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 我が家のネコのミミの実家である(笑

 ちょっと降ったところの吾妻軒で昼飯を食った後で温泉入ってネコカフェを決めようという魂胆。

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 ぐつぐつと鍋の中で煮えたぎっている白布ラーメンなるものを頂いた。どうかなぁと思ったが,あっさり風味でなかなか美味いラーメンだった。

 この後で,温泉で温まり,打たせ湯で肩の凝りなどをほぐし,..

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 コーヒーとシュークリームなどをいただきながら,..

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 我が家のミミの兄弟と戯れるなど(笑。二匹ともオスで,左のかぐらは7キロほどだとか。うちのミミは4キロちょっとなので,やはりオスが大きいようだ。

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 おんでんとかかぐらの2ショット!

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 こっちがかぐら。うちのミミと鼻の辺りがそっくりだ。それにしても,かぐらのポーズは撮影中ずっと変わらず,..(笑

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 後日追記の我が家のミミ。抱き上げられた時に嫌そうに鳴く声もそっくり(苦笑

 その後,かもしかで日本酒を一本仕入れてから帰宅。

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 帰宅した頃に西吾妻が奇麗だった。

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 右の奥が西大顚なのかな?

 さて,壊れたスノーシューはどうしたものか。修理って出来るんだろうか?なにぶん10年ほど前のものだからなぁ。そろそろ新調すべきか?先立つものがないとなでら女房には釘を刺されているが,..(苦笑

2015年2月 7日 (土曜日)

重さと運動と天気02/07/15【今年初の尾根歩き】

 起床は5時半。最近は,寝ているときの方が「腰」が痛い。いや,「腰」というのはちょっと誤解を生むな。いわゆる坐骨神経痛の類いのような気がする。以前とは質の違う痛み,そして,10年ほど前に感じていた痛みに似ているような気がする。若返りか?(違)積雪はほんの 1cm 弱。このまま経過してくれると嬉しい。なんでも,今日は天気が良いそうだ。随分と久しぶりに,健全な「雪遊び」に興じよう。その前に,..

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 米坂線下り始発列車坂町行き。道端の3mほどの雪山の上から。乗客は4名ほどいたようだ。

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 こんなのを見つけた(笑)

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 上り1番列車。斜平山と月を添えて。

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 こんなのはどうだろうか?

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 朝焼けの光の中に〜〜〜・・♪

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 そして,下り2番列車(笑)

 9時過ぎに女房に船坂の下まで送ってもらう。荷物はザック,スノーシュー,ポール。ザックの中身は着替えやら水やら食料やらカメラやら。今日のコースは,西向林道を西向沼まで歩き,そこから尾根伝いに笹野山に向かい,テレビ塔から斜平スカイツリーから愛宕神社へ。そして尾根の道を経て羽山神社へ。下って地蔵園。そこから徒歩で自宅。締めて8キロくらいかな。

 西向林道は随分と久しぶりで,入り口をちょっと間違えたり,..

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 林道入口にはこんなものがある。

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 こんな道を登っていく。それにしても,野ウサギの足跡が物凄い。ついさっきの跡もある。

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 カーブミラーの雪の上にでている部分が次第に短くなる。約1時間20分ほどで西向沼到着。先行者(テレビ塔方面からの)が一人いて,途端に不機嫌になる(笑)。

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 厳冬期の西向沼は雪に覆われている。上を歩いてみたい誘惑に駆られるが,ここは自重。たぶん,大丈夫だとは思うけど。

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 雪の上に出来た木々の影が美しい(笑)

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 向こうのテレビ塔が月の目的地。

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 こういう景色は今一つつまらなくなってきた。

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 他人の後の付くのは,遊びでも仕事でも嫌いなので,こんな感じになる(左がなでら男)。

 笹野観音からの登りに合流すると,途端に踏み跡が多くなる。スキーのそれも混じる。こうなると途端に楽しさ半減である。途中まで登ると話し声が聞こえてきた8人ほどのパーティが一休みしていた。挨拶だけして先行。

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 それにしても,崩れたなぁ。雪が多すぎてくっついていられないという感じだ。ショートカットと直登を繰り返してぜーぜーいいながらテレビ塔着。スキーで歩き回った跡がある。一気に斜平スカイツリーに向かう。

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 狭い尾根の雪が崩落し始めている。雪が多すぎて雪庇重量を支え切れなくなったという感じだ。

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 こんな感じ。先行のスキーの方は,スキーを外して壺脚で歩いていた。こっちも,軽く雪庇を踏み抜いて膝まで嵌まる。

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 吹きさらしのせいで埋まってはいない。ここで,愛宕神社方面からのおじいちゃんスキーヤーの団体と出会う。

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 元気なおじいちゃんたちだった。

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 軽くガスっていて,眺望は今一つだった。

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 米沢市街。

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 愛宕神社塔着。おばあちゃんが二人でお茶してた(笑)。挨拶して軽く会話したら,リンゴ二切れ頂いた。美味しゅうございました。

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 それにしても,..こんもりと,...そろそろヤバいかも(笑)。

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 愛宕神社にお参り。屋根の雪がつながってしまっている。屋根の上にウサギの足跡がある。

 ここから峰の道を通り,羽山神社へ。峰の道が細くてひどい雪の付き方をしていて,そこそこ神経を使った。

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 羽山神社。どちらかといえばこちらの方が好きだ。ここにもお参りして,例年恒例の積雪期の二つの神社のお参りが済んだ(笑)。

 ここからはただ下るだけ。愛宕神社の参道に降りてくると,..

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 なんだか,ジャンプ台のような,見晴らし台のような,おかしなものが出来ていた。スノーシュー履いて先端まで行った跡もあるし,...

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 屋根だった,...(笑)。

 地蔵園に塔着。女房に電話したが出ないので,仕方なく歩く(苦笑)。午後2時半頃に自宅着。約5時間掛かった。食料一杯持って,ガスストーブ持って,ビールまで持っていたのに,休みもせずに補給食を食べつつ歩き通してしまった。良い感じのトレーニングだった(笑)。

 夜は星の写真が撮れるかもと期待していたのだが,晴れてはいるものの薄い雲が掛かってちょっと条件が今一つ。なので,広角で固定撮影で,..

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 冬のダイヤモンドを木星を添えて!(笑)

2014年2月12日 (水曜日)

【スノーシュー】今年初めての斜平山

 9時過ぎに思い立って,10時少し前に地蔵園を出発。同業他社と思しき車が何台も停められていた。

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 慎重に低強度で,..。なので,登高スピードは笑っちゃうほどに遅い。中腹の小屋には誰か来ているようで,煙突からは薄い煙が流れていた。

 どうやら先行者がいるようで,愛宕神社までの参道(ジープロード)にはスノーシューの踏み跡がある。他人の踏み跡を辿るのは嫌なので,上の写真の踏み跡は一度も歩いていない(笑)。なので,当然のことながら踏み跡ゼロの羽山神社への登りコースに分岐。

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 腰周りが張ったようになって重苦しくなるのは以前からのこと。でも,この状態を続けることが宜しくないようなので,時折写真を撮り,Facebook に投稿しつつ,ストレッチをする。左脚にも,それなりに力が入るので徐々にだが快復しているようだ。これは嬉しい。1時間ほどで羽山神社に到着。体重が落ちたせいか,意識的にゆっくり登ったせいか,それほど辛さは感じない。

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 羽山神社。踏み跡らしきものが全くないので,もしかしたら今年になって訪れたのはオレが最初かも知れない。以前なら,1月中に登って,羽山神社と愛宕神社に「遅めの初詣」をしていたのだが,今年は特殊事情なので今になってしまった。でも,今年も来られて良かった。

 下りもまあなんとか歩けるので,ホッとしつつ今度は愛宕神社に向う。

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 自分の足跡しか付いていない状況は,なぜか理屈抜きに嬉しい。雪中サイクリングを日常にしている方がおられるが,きっと似たような心境ではないかと思われる(笑)。ここからのコースに「峰の道」をチョイス。

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 写真の細い尾根のようなところを歩く。

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 この細い尾根道を進む。先導者はうさぎさん(笑)。が,進むと,降雪が少なく,融けて凍り付いた雪に先日の雪が雪庇状に付いて,ちょっと乗り越え辛いところが沢山あった。2箇所ほどを乗り越えたけど,3箇所目に2mほど滑って,これは止めておいた方がいいなと下のジープロードに逃げる。恐らく問題ないと思うけど,一人なので万が一を考えて。ふと足元を見れば,うさぎさんも尾根からジープロードに撤退していた(笑)。

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 こんなところを歩いて行く。

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 カモシカの足跡

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 愛宕神社到着。やっぱり,羽山神社の方が寂れた雰囲気で好きだな(笑)。四阿にいた先行者が帰っていった。

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 iPhone5s によるパノラマ画像

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 米沢市街

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 西の方を眺めてみたら,飯豊山は雲の中。残念。

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 麓の田んぼに切られているクロスカントリーコースではスポーツ少年団の子供たちが練習中。

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 テレビ塔方面を望む。やっぱり,今年は少し雪が少なめだ。おじさんが一人登ってきて,東の斜面に雪洞らしきものを掘って,中で読書らしきことを始める。なかなか粋なおじさんである。こちらもさて目安の3時間になるし,飯豊方面の眺望が期待できないので,尾根歩きには食指が動かない。ということで,ここから愛宕神社の参道を降りることにした。で,ふと思い出してネットで米坂線の時刻表をチェックすれば,お,もうすぐ列車が来るじゃないか!

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 鉄道模型を見るような感じでなかなか面白い。これで一応の目的達成。さて,帰ろう。帰る途中で登ってきたおじさん二人と出合う。この山を冬に歩き始めて10年以上になるけど,こんなに多くの人と出合ったのは初めてだ。

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 帰り道は氷柱を眺めたり,..

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 ウサギの足跡眺めたりしつつ,のんびりと。

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 帰り道も当然,他人の踏み跡は使わない(笑)。

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 途中で右の沢筋のコースに分岐。午後1時頃に地蔵園到着。なかなかよい山歩きだった。

2013年2月 9日 (土曜日)

斜平山でスノーシュー遊び

 田んぼ雪原でワン公を一頻り遊ばせた後,帰宅して直ぐに出ようと思ったのだが,デジカメのバッテリーが枯渇状態で充電開始。そんなこんなで家を出たのは10時半過ぎだった。相変わらず,この辺り,ダメな人間である(苦笑)。

 さて,コースはどうしようかなと思いつつ山の麓まで。やはり,辛いコースを選ぶべきだろうということで,砂防ダムからの直登で愛宕神社を目指すことに。気温は低いものの,汗まみれになることはわかっているので,最初から半袖&長袖アンダー&スキー用のアンダーという軽装でスタート。

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 予報に反して,青空が拡がる米沢。珍しいこともある。

 少し気温の高い日があったので,雪が締まったのか,スノーシューがあまり沈み込まない。10分ほどで砂防ダムまで。右手の谷のどん詰まりを右の方向に登り始める。

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 見上げる斜面(クリックで拡大)。傾斜がわかるだろうか?この辺りからは標高差は200mもないのだが,ここからが,とにかく時間が掛かる。

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 斜面に立って手を伸ばせば,手の先が斜面に届くくらいの急斜面。そんなところだと,膝を思いきり持ち上げてスノーシューを斜面にかけても,斜面に潜り込んで,上の画像のように,元の位置までスノーシューが下がってしまい,全く高度を稼げなくなる。そのために,急斜面はがに股で登るのだが,それでも歯が立たなくなる箇所が結構あり,イライラさせられる。3回ほど吠えた。

 仕方なく,急斜面を巻いて,登れそうな箇所に移動するのだが,急斜面のトラバースもそれなりに面倒だ。使用しているスノーシューが,横方向へのトラクションが少々弱く,どうしても急斜面が弱い。MSR が比較的急勾配に強いので,買い替えようかなと思いつつ,ゼーゼーいいながら,汗をボタボタ垂らしながらの登高は続く。

 ようやく着いた愛宕神社。そこには,..

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 先行者の跡が,..。グヌヌ,..先を越されたか!踏み跡を観れば,MSR のスノーシューの二人組らしい。どこのどいつだ?と周囲を見渡すと,先の稜線に二人の姿が,..。妙にくやしい。

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 愛宕神社からの米沢市街(クリックで拡大)。北の方(川西,白鷹,長井方面)は吹雪いているようだ。

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 飯豊山もうっすらと見えている(クリックで拡大)

 稜線を歩いていくと,前方から二人が歩いてきた。なんだ〜,お前らだったのか〜・・のササキとイイダのコンビだった。で,これから戻るという二人を捕まえて,「七曲がりを降りよう」と,また稜線をテレビ塔の方面に向う。

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 雪庇もいい感じである(クリックで拡大)

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 一番の難所(ってほどでもないけど)の急斜面にへばりつくササキ(クリックで拡大)

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 登り切って,愛宕神社方面を望む。やっぱり,北の方は吹雪いているようで,ここだけが晴れの特異点か?

 七曲がりに着いて,降下開始。結構雪が重い。七曲がりの道標は完全に雪に埋もれていた。そこそこ雪が多いのかな?

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 こんなところを降る。新雪のフカフカ状態だと,一種の浮遊感を感じつつ駆け降りることができるのだが,今日は雪が重くて,降るのにもかなりの労力を使う。

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 降り切って,斜平山の中腹部をトラバースして,砂防ダムのところに戻った。ここからそのまま下るか,別のルートで地蔵園まで戻るかを相談。折角の好天なので,もう少し歩こうと再び砂防ダムから登り始める。一つ北側の尾根の陰にある沢越えのルートを思い出せずに,仕方なくもう一度愛宕神社まで登ることを選択。が,若い二人の登高スピードが上がらない。こちらは,おっさんなので二人のラッセル跡をトレースする積もりなので,もう少しスピード上げてくれないと(笑)。

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 ほれほれ,ガンガン登らんか〜〜〜!(笑)

 ここを2本くらい登ってばてるようでは,かなりの劣化具合。最後は,自分の一本目の踏み跡を辿って,二人を追い越して二本目ゴール。

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 う〜む,結構へばっておる(笑)。

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 満足した様子(笑)。

 この後,愛宕神社から沢伝いに地蔵園に戻るコースをチョイス。降り始めで,スノーシューの先端が粉雪の下の固雪に突き刺さって,前方にダイブ。脚が抜けなくなって,二人に救出してもらった(苦笑)。そこからまたちょっとコースを思い出せずに少々迷走しつつ,無事に地蔵園に到着。約3時間の雪の里山歩きだった。

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