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カテゴリー「ブルベ・ロングライド」の記事

2017年5月20日 (土曜日)

今日の運動と天気05/20【実家巡りのあとは星撮りしつつブルベの試走を待つの巻】

 目覚めたのは6時過ぎ。まだ眠い。少しだけ昨夜の撮影データの処理など。結局,外には出ず。今日は両方の実家を巡る。予想最高気温は 30℃ほど。まだ5月なのに,..。

ーーー

 出かける前のローラー55分,25km。勾配負荷3%,ケイデンス 80 -88rpm で。発汗量が半端ない。

ーーー

 9時前に出発。途中で買い物などしつつ。景色も今一つピンと来なくて写真などは撮らず。ひたすら低燃費走行を心掛ける。その結果,..

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 驚きの数値が!!

 お袋は元気だった。

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 ばーちゃんの手仕事も順調そうだ(笑。今度もらって帰って,どこかに横流しして小遣いを稼ごうかという話しになった(笑。

 落ち葉で詰まった雨樋を開通させるという簡単な仕事の後で,街まで出て昼飯を。最近の定番の「中華料理 かずき」である。なにしろ,安くて量が多い。味もそこそこである。

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 海鮮あんかけ炒飯である。アホかというほどの分量。で,例によってお袋の半分残しまで片付ける羽目になったので,お陰で腹一杯に!

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 ペコちゃん見ながら買い物をして,実家に戻って軽く昼寝して,2時過ぎに今度はなでら女房の実家へ向かって移動開始。

 国見のところで「道の駅・あつかし」に入ってみるかという話しになったが,渋滞していたのでスルー。直でなでら女房の実家へ。お土産のワラビを渡して,なんだかんだと話をしてから5時前に辞去。6時前に自宅到着。なんだか,往きも帰りも運転席側が直射日光で炙られ,なんだか変な疲れが,..。面倒になったので晩飯は「阿波屋」さんへ。

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 まだ,メニューは開始してないのだが,ちょっと我が侭を言って,冷たい正油ラーメンを頂く。いや〜,暑い一日の後では殊更に美味い!山形などの,いわゆる「冷たいラーメン」とは少し違っていて,「冷たいラーメン」が苦手ななでら女房も気に入った様子。ご馳走さまでした。

 さて,今日はこの後,ブルベの試走をしている知り合いの迎撃が待っている。なんでも,なでら男も4年前に走ったコースの復刻版とか(往路編復路編)。白布峠の上で到着を待つ積もりである。星撮りの機材を積んで,差し入れを買い込み,7時頃にブルベのコースを辿って白布峠に向かう。予定では6時から7時頃には登りに掛かるということだったが,..。結局,出会えぬままに錦平到着。ここで,星の撮影をしながら待つ積もりだが,なんだか星空が今一つクリアでない。PM2.5?クリアに晴れていれば,気温がかなり下がるはずなのに,寒くないし,車のウィンドウに結露もしない。星空も全体的にボーッと明るい感じ。

 まあ,でも,やってみるかと登り始めたさそり座とか夏の大三角とかを写す。本当は望遠レンズでケフェウス座の系外銀河に出現した超新星とやらを撮ってみようかと思っていたが,望遠レンズを忘れるわ,EQ5 GOTO の使いこなしがまずくて極軸合わせが出来ないわ,..なので,スカイメモとナノトラッカーのみの撮影に。

20170520sasori head

 X-T1 とオールドロッコールとの組み合わせにもう一度チャレンジした結果。さそり座の頭部付近。青い馬もうっすら写ったが,技術がなくて炙り出せない。

20170520sasori iteza

 さそり座の頭部からバンビの横顔付近

20170520natu no daisankaku

 夏の大三角

20170520milkyway sirabu

 白布峠の天の川。もっとギラギラ写るはずなんだけどなぁ。

DSC8038

 米沢の夜景の上に浮ぶカシオペア座の「W」の文字(笑

 さて,なんだか空の状態も今一つのようだし,知り合いはいつまで待っても来ないし,..ということで降って行けば出会えるかもということで0時前に撤収。ず〜〜っと降って行ったが,結局出会えないままに関の交差点まで来てしまった。ふと前方から特徴的な明るいライトがユラユラと揺れながらこちらに向かってくるのを発見。いや〜ようやく出会えた。時刻は午前0時ちょっと過ぎ。

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 お久しぶりですね!お元気そうでなによりです。予定よりも5〜6時間ビハインドとのこと。もう,全然走れないとか。いやいや,走っていること自体が奇跡ですよ。走る伝説のご尊顔を拝し奉り,恐悦至極にございます!いろいろと四方山話をして,20分も足止めしてしまった。これから深夜の白布峠越えをするへばなさんの安全を祈念しつつ見送った次第。

 帰宅は1時過ぎ。そこからまた軽く一杯やって寝たのは2時過ぎ。

2017年4月14日 (金曜日)

今日の運動と天気04/14/17

 起床は5時過ぎ。一度4時頃に目覚めたが,なんだか妙にダルネム〜ってことで二度寝。外はまた一晩晴れていたようだ。月さえなければ,絶好の撮影日和だったなぁ。晴れたお陰でまた氷点下に。なでら女房が起き出して朝御飯の支度が出来るまで,朝一講義の予習やら,カメラぶら下げてのママチャリ散歩やら,..。

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 5時過ぎの西吾妻

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 残月と斜平山

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 祝瓶山と大朝日岳

ーーー

 朝飯後にローラー30分,14km。勾配負荷3%,ケイデンス 80 - 84rpm で。ボーネンの引退レースに触発されて,ボーネンがアルカンシェルを着てパリ〜ルーベに勝った 2005 年の録画ビデオを観る。解説が懐かしい「鉄人」こと小林徹夫氏。懐かしいなぁと眺めていたら,20分過ぎ頃からどうにもお腹の調子がおかしくなった。なんとか我慢しつつ,50分くらいまではと思っていたが,..30分で我慢できずにトイレに駆け込むことに。それで終了。やれやれ。昼休みに1時間くらい回すかなぁ。

ーーー

 朝一講義は物理化学 I である。二つの学科の二年生に対する合同講義で約 150 名の受講生。大教室で黒板も位置が高く,背伸び状態で板書を続け,大汗かきつつなんとか予定の分量をこなした。来週から本格的に始まる熱力学の内容の前に,基本的な言葉の説明などを。

 今週もこれで決まった業務は終了だ。久しぶりの講義モードでなんだか少々疲れた。そんな訳でお昼は「一心太助」へ。

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 本日の日替わりランチは,豊後水道産のモンゴウイカの天丼。大きな海老の天麩羅と野菜の天麩羅も乗った贅沢な丼。モンゴウイカの身の甘味と海老天のプキッとした気持ちのいい歯触りが絶妙。半分を残して天茶漬けで頂いた。美味しゅうございました。大変ご馳走さまでした。

 午後は学会の雑務(結構,時間取られるなぁ)をこなしたり,来週の火曜日の講義の資料を読んでみたり,卒論,修論の実験について考えてみたりと,比較的マッタリと過ごす。

 夕方は早めに帰宅。今週から講義が本格始動して,週三回の90分講義は久しぶりなので,少々疲れを感じた。これが夏まで続くと思うと,結構シンドイ。

 最近,自転車からは遠ざかりつつあるが,宇都宮の「へばな」さんが今度ブルベ 600km の試走に出るとか。コースは,2013 年になでら男も走った,宇都宮〜寒河江往復の 600km である。ご興味のある方は,往路編復路編などをご参照頂きたい。上手くお会いできるようなら差し入れなどしたいものだ。それにしても,読み返してみると懐かしいなぁ。そういや,この後で夏に入院、手術を経験したっけ。あの入院生活も人生観というか,考え方に大分影響を及ぼしているような気がするな。

2016年5月24日 (火曜日)

【過去記録】グルットォキタ〜マ完全版(2009/7/20)

グルットォキタ~マ完全版

2009/7/20(Mon)

なでら男@team_HOSHI

グルットォキタ~マ完全版のルート (ルートラボ)

 その, その2, その3


 6月7日に,こんなコースにチャレンジしてみた。何ということもなく走り切れた。惜しむらくは,なんとなく時間がないような気がして正規コースから外してしまった,稲子峠と鳩峰峠。今年のうちには是非,この二つの峠を入れた完全版を完走しなくてはならない。でも,このコースは 300km ほども距離があり,しかも,獲得標高が 5000m オーバーということもあって,日の長い時でなければ明るいうちの走行はとても無理。となれば,チャンスは7月まで。ということで,...

グルットォキタ~マ完全版

~愛称:『死して屍拾うものなし』ライド~

  日  時:平成21年7月20日(月) 午前4時半スタート
  集合場所:米沢市愛宕コミュニティセンター(米沢市古志田町76-3)

  コース:米沢市愛宕コミュニティセンター(スタート)~船坂峠(旧道)~綱木峠~綱木ダム~中山峠(実際は丘)~
      螻尾峠~東沢~新蔵峠(仮称)~菅沼峠(仮称)~九才峠~極楽峠~百子沢峠~樽口峠~小玉川~新田橋~百子沢峠~
      子持トンネル~叶水トンネル~桜峠~R113~新宇津トンネル~手ノ子~飯豊小白川~置賜西部広域農道~白鷹~
      パレス松風~県民の森~村山西部広域農道~上山~楢下~金山峠~R113~湯原宿~稲子峠~稲子宿~R399~鳩峰峠~
      ぶどうまつたけライン~ R13 ~ 水窪ダム~ 関根~南原~米沢市愛宕コミュニティセンター(ゴール)
      (距離:290km,獲得標高差:おおよそ 5300m)

  注意事項:スタートは一緒ですが,後は勝手に走ってください。遅れても待ちませんので,
       参加者それぞれが自己満足の走りに徹してください(笑)。持ち物は各自で判断すること。
       また,樽口峠付近以外なら,どこで止めても 20 ~ 30km ほども走れば市街地に戻れるコースなので,
       ダメだと思ったら勝手に帰って下さい。いなくなっても,探したりはしませんので(笑)。

 なんて,企画を立ち上げた。「グルッと置賜」では,何かダサい(死語?)ような気がしたので,イタリア語風の雰囲気を醸し出してみた(爆)。さらに,AJ 宇都宮の真似をして,愛称まで付けた(笑)。なかなか云い得て妙で,このコースの特性をよく表現しているようにも思うんだが(笑)。

 さて,上のような書き込みをしたものの,最近,弱体化したチーム員から手が挙がることは期待できない(:-D)。寂しい限り。ま,誰もいなけりゃいつものように一人で走るから全く問題ない。毎日暑く,呑んだくれ状態が続いており,それなりに調子を落としているので,上記イベント,果たして走り切れるのかどうか,些か不安な面もある。以前に同じようなコースを走った時は6月初めで,2500km も走った5月の絶好調を継続している時期だった。さて,あれから一月半ほど経って,何がどう変わっているのか,..。なんて考えてたら,山形在住のブロック屋さん,米沢のあおき君から,参加のメールを貰った。奇しくも,宮城ブルベ 300km の時の PC3 からの集団のメンバーである。

 当日は2時半起床。その前日に実家まで 110km ほどを走り,何をトチ狂ったか,18% の坂なんてものも登ったりしている。正直疲れは取れ切っていない。でも,走る。オッサンの耐久性は高いのである(笑)。4時25分に自宅を出て,集合場所の愛宕コミュニティーセンターに向う。

子持トンネル付近で子グマのプ~さんに出会う

 道を一本間違えたとかで若干遅れてブロック屋さん到着。あおきくんに電話したが,寝過ごしたとかで綱木ダム辺りで合流するとのこと。

 午前4時40分に朝焼けを眺めながらのスタート。船坂峠は旧道をチョイス。こっちの方が峠らしくて好きだ。綱木峠はやっぱり何度登ってもそれなりに辛い。この峠は登るに従って勾配がきつくなる。所々に 10 ~ 12% ほどの箇所もある。道はさっきまで降っていたかのようなセミウェット状態。今日はのんびり写真を撮るような時間はないし,面倒なので画像は一切なし。ロングに慣れ切った,このメンバーでも,今日のコースは最後はナイトランの可能性があるので(笑)。

 ウェットで滑りそうな峠を慎重に降りて,綱木ダムの蟹屋敷トンネルであおきくんと合流。中山峠,螻尾峠,新蔵峠,菅沼峠,九才峠,極楽峠,百子沢峠,樽口峠をクリア。8時少し前に叶水酒店でコーラを補給した以外はノンストップ。9時過ぎに到着した展望駐車場からは生憎山は見えず。ここまでで 92km ほど。ここまでは曇で,今にも降り出しそうな空模様。

 小玉川から新田橋,そして再び百子沢峠(こちら側からのこの峠は何気にきつい)。やっぱり,登りは他の二人に比べて一段力が落ちるので,苦しいし,僅かに遅れ気味になる。

 降り切って,今度は子持トンネルへ向う。この辺りから晴れ間が出てきた。この距離とアップダウンでは暑くなると補給が難しい。水分と塩分(塩飴を沢山ポケットに持参)はコマ目に摂り続ける。セッセと登りつつ,前方に目をやると,右前方のガードレールの下辺りに犬ほどの大きさの黒い生き物がモソモソと動いていた。なにかいな?と思いつつ近づいていくと,あれ?子グマ? 向こうもこちらに気が付いたらしく,目が合った(笑)。子グマは慌てて草むらに逃げていった。他の二人に「クマだよね? 今のクマだよね?」と思わず叫ぶ(笑)。二人とも「クマだった。親グマが近くにいるだろうね」と。いや~,生まれて初めて野生のクマを間近に見られて,本日は実り多いサイクリングとなった(笑)。

 子持トンネルを越えて,さらに叶水トンネルを抜けて,そのまま県道15号を進む。前回は左に進路を取って,R113 の走行距離を増やしてしまって,えらいストレスを感じた。で,横川ダム本体への道(R113 はこっちの標識あり)には左折せずに,そのまま直進。行きなり始まる10%近い勾配。桜峠もそれなりにきつかった。降って(結構長い),R113 に合流。ここから新宇津トンネルを越えて,手ノ子から県道10号へ。

 飯豊町役場のところのセブンイレブンで最初の休憩。ここまで 147km で7時間弱。カップ麺とおにぎり2個(一個100円セール実施中)を補給。約 30 分ほども休んでしまう。休み過ぎか,.。ブルベでも PC が10箇所あったら,各 PC で10分休憩を少なくすれば,100 分の貯金が出来ることになる。

 ここから置賜西部広域農道のアップダウンを走り白鷹へ。パレス松風の登り(この登りって,何回登っても「余計な登りだな」と思う)をクリアし,いよいよ県民の森越えに掛かる。長い登りでは二人に付いていけないので,先に行ってもらい,こちらはマイペースで登る。ピークで亀の口から流れる水をボトルに詰めてから降る。

 降り切って右折。村山西部広域農道へ。ここで約 200km ほどで,経過時間は10時間弱。気温が上がってきて,発汗量が増えて,少々脱水気味か,..。上山のセブンイレブンで2度目の補給。おにぎり,惣菜パン,コーラを補給。ここで午後3時少し前。前回は,金山峠を越えて R113 に合流した時点で午後4時10分だった。今回は少々時間が掛かっている。やはり,暑さのせいか。

 3時過ぎにスタート。楢下付近を追い風に助けられて,それなりのペースでこなした。電光掲示板の温度計は 29℃を掲示。金山峠に掛かったのは3時半過ぎ。ここでも二人には先行してもらって,こちらはマイペース。腰の痛みはあるものの,同じような状態がずっと続いている。2~3キロ以上続く登りでは,踏み込み時に足の指などがしびれるような感じになってきた。二人から少々遅れて峠着。

稲子峠では子ギツネコンコンと出会う

 R113 に合流したのは午後4時10分。ゲゲゲ,オンタイムだ。@o@/// 測ったように,前回と同じ時刻。ブロック屋さんに,「どうします?」と訊けば「行きましょう」とのお返事。では,稲子&鳩峰峠へと向いましょう。

 湯原宿を過ぎて右折。稲子峠は最大で 14% 近い勾配があって,距離は短いものの,それなりに辛かった。降ってきて稲子宿手前で,前方を逃げていく子ギツネを発見。昔の教科書に載っていた,ゴンギツネのイラストそっくりでなかなか可愛い。今日は野生動物の子供を見る日なのか。そんなこんなで稲子宿に到着。ブロック屋さんが口にした「初,稲子!」で,なぜか,イナゴの佃煮を初めて食べることを連想した(笑)。

 右折して R399 を鳩峰峠に向う。先だって,工事中だった道路は奇麗なアスファルトになっていた。さすが,国道(:-D)。ここは,もう,全員それなりに脚に来ているので,ほとんど流しのペース。なぜか,福島側に降りてくる車が多数。5時10分に峠着。風がさわやかで気持がいい。

 降る途中の水場でボトルに水を詰めて,一気にダウンヒル。降るに従って気温と湿度が上がるのがわかる。降り切って十字路を左折。ぶどうまつたけラインに入る。木の切り株にかぶせられたパンツ(?)やら,崖下に墜ちている車などの「ぶどうまつたけライン名所」(?)を見物しながら峠をクリア。

 ダラダラ登る R13 手前でヤケクソでスピードを上げてみた。まだ,エネルギーが余っているような感じだったので,完全に使い果たしておこうという趣旨で(笑)。R13 に合流して,栗子方面に登り始める。交通量がべらぼうで怖い。こういうところを走ってみると,幹線国道主体のブルベなんて走る気にならんぜ。

 水窪ダムのアップダウンをこなして,関根に降りて,7時少し前。あとは,軽いギヤでクルクルと脚を廻しながら7時過ぎに夕焼けを眺めながら愛宕コミュニティセンターに到着。14時間25分,292km だった。おおよそ予定通りの時刻。距離とプロフィールを眺めると,到着時刻がほぼ±30分で予想できるようになった(笑)。きついアップダウンのある 200km 以上の距離があるコースなら,ほとんどの場合,休憩を含めた所要時間を 20km/h で計算できるようだ。

 Forerunner305 は残念ながら途中で電池切れ。切れたところまでのプロフィールマップは以下の通り。最後の 20km 分が切れている。

Prpfile720

 で,これはブロック屋さんのブログから拝借した走行ログ(勝手に掲載,スンマセン)。やっぱり,百子沢峠付近の一部重複コースが美しさを損なっているなぁ。なんか,細胞分裂時のくびれを連想させて,「ここは余計なんだよ」という声が聞こえそう(笑)。赤線のような繋ぎ方もアルかなと考えているけど,..。でも,これだと,獲得標高が 400m ほども少なくなりそうだ(爆)。

Log from block

 ちなみに,Forerunner 305 のログは,以下の通り。青の矢印は,いわゆる,「峠」およびそれに準ずる場所。

Log072009

【過去記録】グルッと置賜ロングライド(2009/6/7)

グルッと置賜ロングライド(仮称) 

2009年6月7日(日)

なでら男@Team HOSHI


Prologue

 ある日の昼下がりの星輪店。アラカンとアラフィフの暇なおっさん二人がお茶を啜りつつ,くっちゃべっていた。内容は,「グランフォンド飯豊もいいけど,もっと峠を入れてきつくて長いコースに出来ないかねぇ?」というもの。チームホシ内のM企画担当としては,獲得標高 2500m 程度のぬるさでは満足できなくなっているのである(笑)。アラカンオヤジ曰く「グランフォンド飯豊のコースを白川ダムまで戻ってきて,そこから飯豊町の方に行って葉山の山麓を走り,白鷹から県民の森を越えて,さらに金山峠を越えて,七ケ宿に出て,稲子峠と鳩峰峠を通って高畠に戻って,ぶどうまつたけラインを走って水窪ダムに出て,そこから船坂,綱木峠,中山峠と繋げば 300km くらいになるんじゃねぇの?」と。ほほお,なるほど。適当に距離をチェックするとほぼ 320km ほどだった。名付けて『グルッと置賜ロングライド』。よ~し,酔狂な企画だけど,まずは走ってみるか,ってのがおバカ企画の始まりだった。

どうせ,誰も付き合ってくれないだろうから一人で行く

 起床は2時40分。外の雨音を認識し,即二度寝に落ちた。で,3時30分頃に再び覚醒。やばい,寝過ごしたと思ったけど,雨はまだ止んでいない。天気予報と違うじゃないか。行こうかどうしようか迷ったが,天気予報の「次第に回復」を信じて,予定から1時間遅れの5時スタートとした。結局,この1時間の差が,完璧フルコースを走り切ることが出来なかった原因となった(悔)。

 予定したコースは,グランフォンド飯豊+置賜周辺のアップダウン(一部隣県も含む)である。実際に走ったコースは,自宅~船坂峠(あえて峠と言ってみる)~綱木峠~中山峠(これも実際は丘だが)~螻尾峠~新蔵峠(仮称)~菅沼峠~九才峠~子持トンネル~百子沢峠~樽口峠~小玉川~百子沢峠~子持トンネル~叶水トンネル~R113~飯豊小白川~置賜西部広域農道~白鷹~パレス松風~県民の森~村山西部広域農道~上山~楢下~金山峠~二井宿峠旧道~ぶどうまつたけライン~ R13 ~ 水窪ダム~ 関根~自宅周辺をグルグルでクーリングダウン~自宅,の総距離 287km,所要時間 13時間30分,Ave. 21.3km/h,獲得標高 5000m ほど。残念だったのは,時間の関係で稲子峠,鳩峰峠がコースから外れてしまったこと。痛恨の極み(笑)。それと,小玉川から飯豊山荘までの往復ルートは少々趣旨が異なるために加えなかった。そんな訳で,当初調べた時よりも距離が短くなった。

雨の中,サドル上で「止まない雨はないぜぇ~~~!」と叫んでみる

 5時ジャストにスタート。路面はハードウェット。フロントホイールから巻き上げられた水しぶきがシューズを濡らす。てっきり上がったと思った雨は,いまだ霧雨状態で残っていて,指ワイパーで時折眼鏡を拭ってやらないと前方が見えなくなってくる。レインキャップを持ってくればよかったと少しだけ後悔。晴れていれば気持の良い朝のサイクリングだが,この天気ではまさに「修業」だ。

 農道を走り,最初の船坂峠(実際は,丘だけど)を越える。交差点を直進して,関の集落へ。この時間では屋外で活動している人もまばら。その昔,参勤交代に使われた街道であり,関の集落には,宿場町独特の昔日の面影が僅かに感じられる。集落を過ぎると峠への登りが始まる。そぼ降る雨の中を一人寂しく登る(寂しいってのはウソだけど)。途中の勾配が急になる辺りで腰を上げると後輪が空回り。一箇所だけ工事中の場所があり,法面にブルーシートが掛けられていた。そんなこんなで峠着。降りはそこそこ慎重になる。制動距離が長い。水が跳ねる。降りに入ってしばらくすると,ほんの僅かの距離だが,舗装が剥がされてダートになった工事区間があった。後輪に泥除け付けてきてよかった。こんな状態で後輪からの「ウォシュレット攻撃」を受けたら,あっという間にレーパンびしょ濡れ&股擦れしまくりだぜ。綱木ダムまで降ると,ランドナーだかマウンテンバイクだかのサイクリスト発見。まだ6時頃だけど,どこに行くんだろうか?

 小野川温泉への分岐を逆方向に左折して,中山峠を越えて R121 に出る。すぐに右折して螻尾峠への登りに掛かる。十年以上前,朝練で毎朝のように登った峠道。今でも景色はほとんど変わらない。降って,ようやくグランフォンド飯豊の正規ルートの東沢小学校のところの十字路に到着。ここからはグランフォンド飯豊のコースをトレース。雨は霧雨から小雨状態になってきた。雲は相変わらず厚く,切れる気配がない。ったく,この雨,本当に上がるのかよ。

 農作業車が道路に落としていった田んぼの泥が,雨で流れ,タイヤで跳ね上げられて,膝から下は既にドロドロ(苦笑)。新蔵峠,菅沼峠と越えて白川ダムへ。白川荘の近くに来ると,妙な幟が目に付く。下の画像だけど,「ミネラルわらび園」ってのは,一体どんなものなんだろう? 「活性水素」とか「マイナスイオン」とかと同様の,妙なネーミングなのか? 九才峠への登りに掛かると,最初のコーナーのところのワラビ園が満車御礼状態。驚きつつ,よくよくみれば,どうも白川荘の宿泊プランで「ワラビ採り」のパックがあるらしい。そのお客さんだったようだ。それにしても,新潟,宮城,福島ナンバーなどよくこれだけワラビ採りに集まったもんだ(呆)。

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 峠からは延々と降る。次第に雨足が強くなってきたので胡桃平辺りで雨具の上下を着ける。上はカンパニューロの雨具,下は,セブンイレブンで買った 400 円ほどのカッパのズボンを膝から下をカットしたもの。が,やはり,この程度のものの流用では具合が悪い。どこかが引っ張られていて,ペダリングがスムーズにできない。妙なところが擦れる。小さな負荷を掛けつつ走っているような感じ。今度の 600km ブルベに向けて雨具の下の部分もなんか考えないと。

 叶水酒店で走行距離は 70km ほどで,正規ルート+20km ほど。子持トンネルを越えた辺りで,雨は次第に本降りに近くなる。やれやれ。そのまま,雨具の上下を着けて走っていたが,あまりにもペダリングし辛いので,百子沢峠の途中で下を脱ぐ。暑いので,上も脱ぐ。幸いさっきよりも少しだけ小降りになったようだ。そういや,極楽峠の「全面通行止め」の看板と閉鎖ゲートが無くなっていた。工事は終わったのか? それにしても,雨の日のサイクリングは少々退屈だ。「『落石注意』かぁ。『隕石注意』なら面白いのになぁ」などとしょうもないことを考えるほどに退屈である。いくら雨に濡れた新緑が奇麗だといっても,2時間も3時間も眺めていればたいがい飽きる。なにか,雨の日の意識の持ち方を工夫してみるか(笑)。

 頻繁に現れる途中のワラビ園は,雨にもかかわらず大盛況の様子。そんなこんなで樽口峠の登りに掛かる。なんか調子が今ひとつで,勾配が急になると,途端に後ろから引っ張られているような重さを感じる。この先大丈夫かな? ようやく樽口峠着。まあ,雨の日も乙なものかな。スタートから 95km ほど? まだ 1/3 だよ。雨は降り続く。

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 展望駐車場に着くと,そこは満員御礼状態。すべてがワラビ採りの客。駐車場ではボトルに CCD と水を詰めて,おじさんと世間話をちょっとだけして,直ぐに出発。「どこまで行くの?」なんて訊かれたけど,なんて応えていいのかわからないので,「置賜の周辺をグルッと廻ってます」と。降って行くと,小玉川側からの登り口に料金所があった。なるほど,この山全体がワラビ園なのね。六斗沢の集落辺りで,一瞬陽が差したので,雨具を脱いだら,その5分後にはまた雨が落ちてきたのでまた着た。いい加減にしてくれ。微妙に空腹なので,降り切った辺りの店で食事でもと考えたが,9時台ではまだ開いていない,..。

 それにしても,この雨はいつ止むのか。新田橋までの下り区間で再び本降りになった時には,心底嫌気が差して来た。が,しかし,降る雨と当らない天気予報に苛ついても仕方がない。お役所(特に霞が関)と自然現象には巻かれてしまい,無抵抗主義を貫くのが賢い処世術だ。ってことで,「止まない雨はないんだぜぃ~~・・・♪」などと口ずさみながらの走行。

 子持トンネルまでの登りはかなりの雨足。脱いでいた雨具の下を再び(三度?)着ける。戻りの子持トンネルを越えて,九才峠に向おうとして,ふと考えた。九才峠でもいいけど,『グルッと置賜ロングライド(仮称)』なので,同じ道を二度走るのはできるだけ避けたい。ここ(叶水)からなら,R113 に出ることができる。心底,嫌いな道(南陽~村上の区間)だけど,新宇津トンネルくらいなら我慢できるだろう,と考えて,叶水トンネルを抜けた。しばらく行って,標識に従って横川ダムのなんたら館の方向に左折。これが間違いで,そのまま県道 15 を進むべきだった。お陰で R113 での走行距離が増えた,..。○| ̄|_

 しばらくアップダウンを走るとやがて R113 に出る。20年以上前に仙台~村上~鶴岡~新庄~鳴子~古川~仙台のツーリングをした時以来だ。昨年のブルベ 1000km では,雨降りの夜に,ここを走るのが嫌だというのが,リタイヤのひとつの理由だったほどに嫌いな道だ。今日は昼なので百歩譲って我慢して走ることにする。で,案の定,車は多いし,アホな運転手もそこそこいるし,トンネルだらけだし,不愉快なことこの上ない。新宇津トンネルを抜けた頃にはストレスで胃が痛くなってきた。

 ようやく飯豊小白川の信号で左折。ホッとした。そして,この辺りに来ると道が乾いている。でも,細かい雨が風で運ばれてきている様子。飯豊中学校近くのセブンイレブンで補給タイム。かなりの空腹で 700kcal ほどのカルビ焼肉丼やら調理パンやらをガツガツとお腹に納める。クエン酸の入ったジュースをガボガボッと呑んでスタート。ここまでで7時間で 150km ほど。ようやく,雨が上がった。この辺りから,油の切れたチェーンから音がし出した。小さなオイル入れを持ってくればよかったが,まあ,なんとかなるだろう。

いくつ目かわからない峠の途中で「終わりのない登りもないんだぜぇ~~~~~!」と叫んでみる

 しばらく走るとやがて置賜西部広域農道(別名:葉山山麓線,と勝手に命名)へと入る。ここがアップダウンを繰り返しつつ十数キロ(だっけ?)続く,まさに「鍛練のための道」。元気な時には,アウターでゴリゴリ登れる箇所も,150km 以上のアップダウンの走行後では大した脚も残っておらず,仕方なくインナーに入れてヨイショヨイショと登る。白鷹に入った辺りで,さっき,あれだけ食ったはずなのにハンガーノック時に感じるような眠気を感じ,慌てて,さっき買っておいたチーズケーキタルトなんぞを車上で補給。お,ちょっと,美味い。^^; 

 R287 に入り,直ぐにパレス松風への登りに入る。ここも2キロほどの登りで何気に辛い。降って,今度は「県民の森」越えのルート。イーブンペースで垂れることなく大沼付近のピークをクリア。ここで9時間ちょっと。降り切った辺りで,登ってきたローディーとすれ違う。なにやらえらくさわやかな笑顔で手を振ってご挨拶していただいたが,お知り合いだろうか? 誰だかわかりませんでした。降り切った辺りが約 200km 地点。

 信号を右折して,村山西部広域農道が始まる。「広域農道」と名が付くためには,きついアップダウンがあることが条件らしい。これから先のことを考えると,もう一度補給しておいた方がよかろうと上山のセブンイレブンで2度目の補給タイム。どこが楽しいのか理解不能なバカ話に盛り上がりつつタバコを吹かしているオネーチャンたちの脇にどっかと座り込み,これがオッサンの遊び方だ,よく見ておけと,おにぎりやら調理パンをガツガツと喰らう。グハハハ。* ̄∇ ̄*

 楢下の辺りは緩い登りと向かい風で少々辛い。スピードが出ない。気を抜くと 23km/h とかになっている。バーの下を持って気合いを入れ直す。ようやく金山峠入口に到着。ここまでで 220km ほど(かな?)。ここも不思議なことに 11 ~12km/h 程度で垂れずに登り切れた。頭の中では,「終わりのない登りなんてないさぁ~~~~♪」なんてフレーズが繰り返し流れる。一人で長い距離を走るということは,こういうことである。

 やがて,七ケ宿のところで R113 と合流する。実は,走りながらスケジュールをいろいろと検討していて,この場所に午後3時半頃までに着かなければ,稲子峠と鳩峰峠はカットして,二井宿峠を下ってぶどうまつたけラインに入ることを決めていた。で,時刻は4時10分。ここから稲子峠を越えて鳩峰峠まで2時間は掛からなくても,1時間半くらいは軽く掛かるだろう。ということは,鳩峰頂上でほぼ午後6時。ざっと計算すれば帰宅は8時頃。まあ,ライトもあるし,不可能ではないが,水窪ダム湖畔道路を暗くなってから走りたくない(怖いから)。そんなことで,ここはヒヨル。帰宅後の後始末の時間も確保したかったしね。

 二井宿峠旧道の降りは,なぜだか拳大から赤ん坊の頭くらいの大きさの落石がゴロゴロしていた。で,あるコーナーを回り込んだら,「おお,でっかい石がゴロゴロしてるぞ!」と一瞬思った。が,その落石のように見えた大きな灰色の物体はワラワラと動き出した。なんのことはない。20頭ほどのサルの群れだった。ちょっと魂消た。

 高畠まで降りて自販機でコーラを補給。自宅とセンチュリーを走り終えたはずの加藤さんに電話。その後,最後の峠とも言える「ぶどうまつたけライン」に入る。ここもまずまずのペースでクリアして,そのまま R13 へ。後ろからの大型車にビビりつつ,登坂車線の脇の左端をセッセと登る。ようやく水窪ダムの湖岸道路へ。高速道路の工事も進んでおり,景色が一変していて驚く。昔散々走った,懐かしいアップダウンを勢いでこなしつつ関根へ。

 ここからは平地のクーリングゾーン。負荷のかからないギヤでケイデンス 120rpm くらいでクルクル廻して脚のマッサージ&クーリングダウン。いっそのこと船坂をもう一度登って,小野川を回って,距離を 300km にしておこうかと思ったけど,自転車掃除の時間も確保したいし,面倒臭くなったので止めた。

 午後6時半に自宅着。なかなか充実した一日だったけど,...後始末が面倒だった。でも,これでコツがわかったので,外してしまった稲子峠&鳩峰峠を入れたフルコースでそのうちリベンジするぜ。

 で,食ったものは,カルビ焼肉丼,チーズケーキタルト,調理パン×2,野菜ジュース,レモンジュース,おにぎり×1,小さな羊羹×5,CCD ×3,だったかな。合計で,..3000 kcal くらいかなぁ。

 下が,プロフィールマップ。意外だったのは,このコースの最高標高が綱木峠(出だしの高いピーク)だったこと。

Ugf okitama

 で,コースのログは,以下の如し。やっぱり,同じコースを二度通る箇所があると美しくないなぁ(笑)。往路に極楽峠を通っても,百子沢峠のところはダブるんだよね。どうしようもないのか。飯豊町に入ってからの登りが今ひとつ甘いようにも思うんだけど,..。やはり,稲子峠と鳩峰峠は外せないか。あるいは金山峠をスルーして,柏木峠を通り,さらに鳩峰峠を越えて,稲子峠を越えて二井宿峠を下ってくると言うのもありか,..。あ,これもコースがダブるのか。二井宿峠旧道,鳩峰峠,金山峠,稲子峠を巧く組み込めないんだよなぁ。

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2015年1月27日 (火曜日)

2015グランフォンド飯豊

 え〜,開催が決まったようです。私,今年は一参加者です(って,本当か?ダメだろうか?今年はお鷹ぽっぽが欲しいんだが。今まで,試走から何から何十回も走っているので,一本くらい欲しいぞ!!)。

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 募集は2/1からだそうです。多くの皆様のご参加をお待ちしております。あ,グランフォンド+メディオフォンドで合計 150 名だそうですので,お早めに!!ブルベのプラチナチケットみたいに10分で瞬殺ってことはないでしょうけど,...(笑)。

 今年も好天に恵まれますように!db(_ _

 グランフォンド飯豊

2014年10月21日 (火曜日)

【過去記録】BRM925 宇都宮 400km 奥只見

 koji さんのブログで思い出した,数ある中でも印象に残っているブルベ。こっちに過去記録として再掲しておく。ちなみに,2010 年のことだった。紅葉だったら素晴らしいだろうなと思ったことを覚えている。紅葉の時期に,また,走ってみたい。今度は,天気のいい日に一泊二日くらいの日程で(笑)。

BRM925 宇都宮 400km 奥只見 完走記

2010年9月25日 am 1:30 Start ~ 9月26日 am 0:31 Finish (23 h 01 m)


「アヴァンチュリヲン進撃登坂:急+?」ブルベ

Map201008

 2002年に日本で初めて開始されるや,その圧倒的なスケールと認定を積み重ねていく構造で,
ブルベという枠を超え,サイクリストに一大ムーブメントをおこした認定記「ブルベ・ド・ランドヌール」。
それから8年,いまもなお増え続けるファンのために、今回大幅にスケールアップされた新たなコースが用意された。
 前編にあたる「序」,中編にあたる「破」は8月に連続開催。
そしてラストは後編にあたる"急"と"?"というタイトルが表すとおり,
いまだその運営スタイルは明らかでない完結編の400km。
人影無し,民家なし,洗い越し多しの酷道「樹海ライン」に2年前の1000kmの後半コースを重ねる。
「いったいどうなる? 驚きと興奮の400km。」from AJ 宇都宮 HP

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BRM925 宇都宮 400kmのプロファイル(今はルートラボもトンネル対応なので多分実際の獲得標高も 6000m 程と思われ,..)

今シーズンの締め括りブルベ

 いよいよ今期の最終ブルベ。そして,多分今シーズンのブルベの中でもかなりきついコース設定に入るブルベ。AJ 宇都宮のスタッフで,かつ経験豊富な坂東さんをして『AJ宇都宮史上1,2を争う難コース』と言わしめるコース。そして「序破急」と銘打たれた山岳三部作の最終編である。

 そもそも「序破急」とはなにか? 大辞林によれば,雅楽や能,浄瑠璃などの構成スタイルを表す表現で,様々なところに使われるという。今回のブルベの「序破急」に関して,もっとも当てはまる解釈は,以下のようなものだろうか。

楽曲構成・番組編成・演出などの理念上の三区分。上演の時間経過に伴う趣向変化の典型を想定したもので、序・破・急は導入・展開・終結とみなせる。能・浄瑠璃の脚本構成、能の五番立の番組などがこの理念による例である。  
   

つまり,今回のブルベは「終結」を意味する。大団円を迎えるのか,あるいは奈落の底なのか,神のみぞ知るところ。今シーズンを締め括るための一本としてふさわしいじゃないかと,秋分の日の休日に一人コマ図を切り出して,ラミネート加工しながらつぶやいたとさ(笑)。でも,8月の塩原および日光山岳が,どういう意味で「導入」であり「展開」だったのかは,いまだナゾのままである(笑)。そして,愛称に付いた「+?」の意味もまたナゾのままである。今回のブルベを走り切ってみれば明らかになるんだろうか?

 ところで,出発前日に AJ 宇都宮のスタッフの方からのメールマガジンで,今回のブルベのコース設定についての裏話のようなものが届いた。主催者側の葛藤が感じられる文章であり,主催者の方々はコース設定に,そして参加者の安全に対して,ここまで考えているということをご理解頂くために一部転載してみる(不都合あるだろうか?要転載許可取得?もし,AJ宇都宮の方がこれを見て不都合ありと判断されましたらご一報下さい)

 実は今回のルートは、一昨年のコース申請時に一度AJに書類を提出していたのですが、国道352号の檜枝岐から魚沼にかけての区間が、住む人もほとんどいない秘境とも言える地帯であるということで、何度も逡巡した結果、最終的に申請を取りやめたという経緯があります。このコースはサイクリストとしては非常に魅力的なのですが、主催者として複数の参加者を走らせるとなると非常に勇気がいります。人は住んでいない、携帯電話も通じない、経路上の補給もほとんど期待できない、そんな区間が数十キロも続くのです。(中略)何かトラブルがあった時のことを考えると・・・。そんなコースを敢えて今年は開催しようと決断できた理由は、やはり昨年の夏の日光山岳ブルベの開催(しかも300kmの後の連続開催)の際に、参加者の皆さんの雄志に勇気づけられたということが大きいと思います。厳しい条件でも、厳しいコースでも、経験豊富なランドヌールなら心配なく自己責任でブルベを全うしてくれる。(以下略)  
   

 ブルベ開催に対する,真摯な気持ちが伝わってくる。ここまで考えて頂けたのなら,雨だろうが台風だろうが走らねばならん。主催者の気持ちに応え,安全に確実に距離を踏んでゴールせねばならんと固く誓ったのだった(笑)。

例によって準備編

 今回の使用マシンは COPPI 。COPPI に乗るのは,6月の 600km ブルベ以来だ。たしかにフレームは COLNAGO に比べてかなり重いし,太めのスポークと DT のリムの組み合わせの手組みホイールも重い。さらに,ハブダイナモを導入しているせいで,他のホイールの場合と比べて走行抵抗が増えているのは自覚できる。それでもこのマシンを使うのには理由がある。それは長距離のブルベだと,体調に応じて,ポジション(主にハンドルの高さ)をある程度変えたい場合があり,ボルトと臼タイプのステムを使っている COPPI の方が,ポジションに関する自由度が今風のロードレーサーに比べて高いからである。これまでもステムを 5mm 上げることで腰痛,肩の凝りなどが緩和して楽になったことが何度もある。200, 300km だと,我慢して勢いで走ってしまえるが,400km 以上だとかなりのダメージを受けることがある。加えて,アルミフレームとクロモリフォークの組み合わせが,どこか身体に優しい感じがしている。#知り合いは,「よくあんな固いフレームに,..」と言うけど。

 スプロケットは 16 - 27T を選択。レースではないので,平地では15T 以下を踏むことはないだろうし,降りでも脚を止めて休むのでやはり 15T 以下は必要なし。長い登りが何度も現れるコースでは,20T 付近がクロスになっている方が重要である(と思っている)。

 ライトは,自分としては最早定番の,匠光学(ハブダイナモ駆動)+ KingpowerK2(単3電池2本)の2本(合計6W)。暗闇の山間の道だろうとどこだろうと,この二つがあればまず問題なし。普段の夜間は匠光学一発で走っていて,降りなどで KingpowerK2 を点ける。

 天気予報によれば,24日の深夜から25日の午前中くらいは雨の確率が高い。しかも,数日前の猛暑日がウソのように一気に気温が低下して,秋を通り過ぎ,初冬といってもいいほどの気温になっている。平地でも低温,コースの標高が高い(1000 ~ 1500m が何箇所かある),そして雨とくれば,これまでも何度か経験している「寒」&「凍」ブルベとなってしまう。そんな訳なので,軽量で保温性に優れたウェアの組み合わせを考えていく。で,結果は,..

 昼間あるいは気温が15℃以上の場合:半袖アンダーに半袖ジャージ,アームウォーマーにレッグウォーマー,指切りグローブ
 夜間あるいは気温が10℃以下の場合:ウィンドブレーカ,指付きグローブ(XCスキー用の奴),長袖アンダー,裏起毛の長袖ジャージ
 雨の場合:ゴアの雨具の上だけ(下はコンビニで購入),足元はビニールの買い物袋+ビニールテープによる簡易シューズカバーで対処

 これらを適宜組み合わせる。これらのウェア類に加えて,携行するものは,乾電池(単3×6,単4×2),塗り薬,痛み止め(ロキソニン),予備チューブ2本,携帯工具,携帯工具とは別のアーレンキー数本(4, 5, 6mm),携帯ポンプ,パンク修理用のパッチ,ガムテープ(2m ほど他のものに巻き付けたもの),ビニールテープ,レジ袋数枚,タオル,補給食などである。特に,今回は補給食調達不可能区間がかなりあるので,そこそこの量の補給食を携帯する必要もある。そうなると,シートピラーバッグでは流石に容量不足なので,ザックを背負うことにした。上記の荷物を詰めてみれば,約3キロ程度だろうか。背負っていてもギリギリ負担にならない重さである。

 さて,出来れば9月24日の金曜日は仕事をお休みして,午後からたっぷりと睡眠を取るのがベストだったが,世間はなかなかそれを許してくれない。が,せめてもの抵抗として4時頃に退出して(裁量労働制万歳!),最後の準備を済ませてから,軽く食事をして6時頃に少し横になってみた。こんな時間にはなかなか寝付けないが,それでも30分程眠ったらしい。その後はウトウトしては覚醒を繰り返し,結局7時半頃には起き出した。今回も出走前の仮眠は失敗。実質的な睡眠時間としては,いいところ40分くらいか。400km 以上のブルベでは,出走前の仮眠が十分に取れるかどうかは,走行時の後半のパフォーマンスに大きく影響する。これまで何回か同じ経験をしている訳だが,夜スタートのブルベで出走前の睡眠をうまく取れたことは2回くらいしかない。で,経験的に,「ああ,どっかでスイマの猛攻撃がくるんだろうなぁ,..」と,コースのきつさや天気の崩れよりも,そのことの方が憂鬱の種になる。眠くさえならなければ,雨が降ろうが坂ばかりだろうが,なんとかなる(はずだ)。

 8時半頃に,例によって市内で pokky 氏をピックアップして,東北自動車道を一路宇都宮へ。今日は平日だが,高速料金は千円だ。これは助かる。バカ話に華を咲かせつつ,今度はちゃんと宇都宮 IC で降りた。が,出口を間違えてまた余計な距離を走ることに。どうも,車の運転は(も?)苦手だ。今度からちゃんとナビを機能させておこう。

 途中のコンビニで補給食を買い出しして,スタート地点の宇都宮森林公園に到着したのは11時40分頃。既に,かなりの数の参加者が集まってきている。@HEIZOSUN,楽山さん,masa(茨城)さん,S@石巻さん,K田さんなどとご挨拶。へばなさん,K関さんは少し遅れて来た。そして,今回初めて言葉を交わした方が,@atkamano さん。今月初めの千葉ブルベで落車して親指の靭帯を傷められたものの,先だっては恵庭 600km に参加して完走された強者。もう,指の方はほとんど大丈夫らしい。同じように5月に落車して右手親指靭帯を傷めたナデラ男の方は,いまだに長い距離の後は痛む。

Start 9/25 am 1:30 ~ PC1(ココストア会津高原店)76.2km, 9/25, am 4:53

 スタートは午前1時半の予定。このスタート時間は,樹海ラインと六十里越を明るい時間帯に通過してもらうためらしい。

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 1時頃からブリーフィング

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ここら辺はとても一緒には走ることの出来ない特急強者グループ。リクイガスジャージが HEIZOSUN

 上空には雲が掛っているものの,幸い,まだ雨は落ちてきていない。気温は14℃程度とウェア選択が難しい状況。上は,半袖インナーと半袖ジャージにアームウォーマにして,レッグウォーマをどうするか悩む。HEIZOSUN はしっかり着用。現状ではなくても走行可能ではあるが,.。迷った揚げ句に途中で着ける面倒さを回避するために着用する。結果的に正解だった。出走者は40名前後なので,今回は一斉スタートらしい。1時半になって一斉にスタート。

 もう,最初からゆったりペース。速い方々は鶴 CC の丘を跳ぶように駆け上がって,テールランプの幻想的な赤い光の筋を残し,あっという間に見えなくなった。

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 R293 から県道22に入り,鞍掛トンネルを越えて集団は進む。県道279から,やがて R121 へ。台風の影響で結構強い向かい風が吹いている。時折,風が巻いて,ひどい場合にはホイールがあおられる。前方には赤いテールランプがいくつか見え,後方確認で,後ろを振り返ると何台もの自転車の強烈な前照灯の光が揺れていて,一種独特の雰囲気を醸し出している。夜中の2時過ぎである。時折抜いていく車の運転手に,「一体,なんの宗教団体だ?」と思われても仕方あるまい(苦笑)。

 鬼怒川温泉,新藤原,川治温泉を経由して,やがて五十里ダムへの登りに掛かる。この辺りまではS@石巻さんとご一緒した。山王トンネルへの登りで離れたような,..中三衣辺りで先行していたK田さん,K関さんをパスしたような,...地理に関しては定かではないけれども。

 途中,かなり多くの車に抜かされる。こんな夜中にこいつらどこに行くんだと自分のことを棚に上げてブツブツとつぶやいていたが,PC1 でその理由判明。釣りだ。渓流釣りのシーズンは9月一杯まで。そんな訳で,まだ真っ暗な早朝ならぬ真夜中に現場に急ぐ車が多かったというのが理由らしい。

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国道だんご3兄弟の県境の山王トンネル(生憎,トンネルは写らず)

 五十里ダム付近から,時折水滴が顔に当たっていた。山王トンネルまでの登りに掛かった頃からはっきりした霧雨状になり,トンネル手前辺りから,次第に小雨になり,トンネルを越えたら激しくはないものの本降りになった。トンネル出口から眺める先の道はハードウェットで,よほど停車して雨具を着けようかと思ったが,まあ,直ぐに PC1 だからと,そのままで降りに入る。が,雨足が本格的になり,路面からの跳ね上げでシューズも濡れてきた。結局,結構濡れた状態で PC1 のココストアに到着。途中の電光掲示板の温度計の表示は9℃だった。冷えきる前に辿り着いたのだが,かなり寒い。先行きが案じられる展開である。

 PC1 には椅子とテーブルのある休憩スペースが設置してあり,テーブルでは参加者が食事をしたり,食事を終えた参加者は,これからの低温&雨中走行に備えて,ウェアを着込んだりしていた。こちらもパック寿司,カップラーメンなどでいつもに比べれば多めの補給を済ませて,上にゴアの雨具を羽織る。グローブは指付きの初冬や春先に使用するものに換える。そして,レジ袋+ビニールテープという最強コラボの簡易シューズカバーを作成。さらに,PC2 の御池からの降りでの冷え込み対策に雨具のズボンをコンビニで購入しておく。が,これから中山峠までの登りに掛かるので,ペダリングの抵抗になるカッパの下はまだ履かない。結局,PC1 で30分以上ウダウダと過してしまった。

PC1 ~ PC2(山の家 御池)140.1km, 9/25, am 8:50(?)

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雨ですよ,...シトシトピッチャン

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9℃ですよ,..ブルブル

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これが最強コラボの簡易シューズカバーだ!(笑)

 スタートして少し降り,会津鉄道(野岩鉄道?)の線路を潜り,左折して,R352 に入る。降りは猛烈に寒い。半泣きになるほど。震えながらの走り出し。R352 を中山峠を越えて桧枝岐に至るルートは昨年も走ったところ。まずは,標高 1000m ほどの中山峠を目指す。前の方に,K関さん,K田さん,女性の参加者が走っている。峠への登りの途中でパスした。トンネルまでの登りは一部少しだけきついところもあったが,まあ,登りの偏差値50くらいかな(笑)。ただ,雨具を付けてのヒルクライムは,...暑い。登っているときは,雨具,ジャージの前面をフルオープン状態。吐く息が白い。

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中山峠(トンネル)。旧道は今もかろうじて通れるのかな?

 どのトンネルも中は暖かい。トンネルというのは夏涼しく冬暖かいところだ。トンネルを抜けて降りに入る。この辺りで雨は小降りになり,なにやら気分もマッタリしてきて,少々眠くもなってきて,唄を歌いつつノンビリと降る。降りにも係わらず,速度は 20km/h 台。降り切ったところで,R401 との合流点に到達。伊南川の写真を撮っていると,K田さんが追い付いてきた。左折して桧枝岐方向に向う。PC1 を先に出発して先行していたS@石巻さんを,ここでパスする。

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伊南川の流れは今年も変わらず清冽だ

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屏風岩

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 桧枝岐の集落に入る。集落に入る手前辺りで携帯が鳴った。おおえ,ねもと,オヤジから次々と熱烈ガンバレのTELを貰い,真っ白な息を吐きつつ感涙にむせぶ。メーターの距離数が涙でぼやけた(ウソだよ)。この辺りは,昨年からで3回目。自転車で2回,車で1回来た。もうマッタリ気分で,周囲をキョロキョロしつつ走る。前にも後ろにもブルベライダーは見えない。墓地が家々の間の空き地スペースに納まっている。山の斜面とかでは,雪が深くて墓参りもお墓の維持管理も難しいからだろう。そして,墓標に刻まれた姓は,ほとんどが「星家」,「平野家」,そして「橘家」だった。

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桧枝岐地区の住人の姓は,星,平野,橘でほぼ9割くらい?

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本当に,この辺りは面白い。セイロウ作り板倉だそうだ。

 渓流釣りのシーズンが直に終わりとあって,桧枝岐の民宿には渓流釣り目当ての客が多数泊まっていたようだ。早朝にも係わらずに,何人ものオッサンたちが玄関前で活動を始めている。川にも,カッパ姿で水辺に佇む釣り人多数。ミニ尾瀬公園の辺りで,結構大きなサイズのイワナとみられる魚を釣り上げる場面を見た。

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昨年はこの辺りから正面に燧ケ岳が見えたように思うんだけど,今日はちょっと残念

 キリンテを過ぎて,人家も途絶えると,やがて七入から本格的な登りが始まる。桧枝岐の七入オートキャンプ場から標高差440m,距離 6.7km のヒルクライム。平均勾配で 7% 弱というところか。先は長いので,ギヤを軽めにしてあまりしんどくない状態で進む。それでも,九十九折りのコーナーなどは 10% オーバーの箇所もあり,楽に登っていけるものではない。それなりに消耗した状態で,なんとか PC2 の,今日のチマコッピ(最高標高)の御池(1500m)到着。

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登りの途中にある「ブナ坂の清水」。ここで水を補給。美味い!

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AJ 宇都宮の飯塚さん。寒い中,有人PC お疲れさまです。

 コマ図による指定では,ちょっと奥に入ったところの「山の家 御池」が PC2 だったが,実際には駐車場への分岐のところにスタッフの車があり,そこが有人 PC だった。AJ 宇都宮の飯塚さんがおられた。寒い中,お疲れさまです。

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山の家 御池

 下の桧枝岐で気温 8 ~ 9℃だったので,御池での気温は5~6℃。ヒルクライム中は暑くて,大分汗をかいたが,あっという間に汗が冷えて震えが来るほどの気温。あんパンを一つ補給する。ザックには,まだ菓子パン,おにぎり2コ,羊羹などがわんさと入っている(笑)。スタッフの鈴木さんが山の家の方から来られて「モンベルショップがあるので,お金さえあれば防寒装備とか,なんでも揃いますよ」と。雨にも風にも負けずにガンガン走る折れない心は,やっぱり,プライスレスでしょうね(笑)。

 結局,山の家には立ち寄らずに,コンビニで購入しておいた雨具のズボンを着けて,いよいよ今回のブルベの核心部分の奥只見の樹海ラインへと向う。これだけの台数の自転車が一度にここを通過するのは多分有史以来初のこと(と思う。笑)。

PC2 ~ シークレット PC(銀山平),9/25, am 11:30 (?)

 最初にほんのちょっと(1km 弱)だけ登る。そして降る。降りに入れば,寒い,寒い,さむ~~~い。指付きのグローブでさえ指先の感覚があっという間に無くなった。顔が強張って,頬が,耳が痛い。寒さにガタガタ震えながらのダウンヒル。しかも,激しくはならないものの雨は降り続く。時折対向車が来るし,道は濡れているので滑りそうで,そうそう飛ばすことも出来ない。さっさと降って標高を下げて少しでも体感気温を上げたいところなんだが。

 こうした状況で走っているときに頭に浮かぶのは,過去に同じような経験したときとの比較。あの時よりは,まだマシだと思えると心に余裕が生まれる。最悪を経験すべしということか。それにしても,関東付近は三日前には猛暑日だったというのに,..気温差 30℃ってのは考えてみれば凄い。

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 何とかいう蕎麦屋が営業中だった。この隣に別荘風のログハウスがあり,おじさん数人が釣支度をしていた。蕎麦屋の写真を撮っていたら,おじさんの一人が「撮ってあげようか」というが,自分の写真って嫌いなので,丁寧にお断りした。「何台か自転車が通ったけど,なにか大会でもやってるの?どこから来たの?どこまで行くの?」という質問には,「長距離サイクリングのイベントです。宇都宮を夜出て,これから魚沼を通り,六十里越で只見に抜けて,そこから南会津を経由して宇都宮に帰ります。大体 400km くらいです」と応える。おじさんたちが,人間でないものを見る目になるのが面白い。「釣れますか?」と訊くと,「以前ほどには釣れないね」という返事。なにしろ,ここから先の道端のスペースの至るところに釣り目的とみられる関東ナンバーの車が停まっていた。流石の只見川もあれだけ釣り人が入渓したら魚影も薄くなるだろう。おじさんの一人が,「ここから先,小さめのを入れて峠は3つかな。じゃ,気を付けて」という言葉を背に先を急ぐ。うん?3つ?峠って,枝折峠だけじゃないの?#甘かったY

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 ここが福島県と新潟県との県境も金泉橋。御池から約 12km の距離。

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 橋から只見川上流を望む。昔なら,尺を越えるイワナなど,腐るほどいたんだろう。

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 これが噂の洗い越しである。樹海ラインには,こうした洗い越しと呼ばれる,道路上を沢が流れている箇所が無数にある。道路に橋を作り,沢が道路下を流れるようにするのではなくて,沢水をそのまま道路上を流すのが「洗い越し仕様」である。土石流や流木で橋の下の空間が閉鎖されることが多いためだろう。ここのところ結構雨が降っていた割りには,水量は少ないように思う。ザーザー流れていて,ホイールが流れに押されて転倒したらどうしようなんて考えていたが杞憂だった。これ以降,うんざりするほどお目に掛かるが,最初に見た時はもの珍しさが優先して,写真を撮る。

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洗い越しは全て沢で,そのほとんど全てに名前が付いていた

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人家なし,人影なしというが,所々にこうした家がある

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既に廃屋になっている家も多数

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ここは人が住んでいる感じ。この辺りの雪の量を偲ばせる構造だ。

 この辺りで,途中で写真を撮っているときに先行されたK関さんに追い付いた。K関さんが洗い越しを突破する様子を後ろから撮影してみた。

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洗い越しを突破するK関さん

 しかし,こんな洗い越しよりも何よりも気を付けなければならないのが対向車。関東圏のナンバーの車が,結構頻繁に走っている。しかも,どれもかなりのスピードで道幅を目一杯使って走るものだから,対向車や後続車には結構気を遣う。

 しばらくK関さんの後ろに付いて進む。ふと脇をみれば,向い側の山の斜面にはこれから走るべき道が見える。こういう雰囲気は嫌いじゃない。いや,むしろ好きな方。で,停車して写真撮影。雨も上がって,雲も切れ始めてきたようなので,ここで雨具の上下を脱いで,上だけウィンドブレーカにして身軽になる。ついでに,道端で立ちションして軽量化。

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これから走る道が向こうの山の斜面に見える

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で,先ほど撮影した場所が対岸の斜面に見える

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これが二つ目の「越」のピーク。一つ目はたしか「恋ノ岐川越」だったような「恋ノ岐越」だったような。

 この辺りから,とても下り基調とは呼べない道になった。細かなアップダウンがこれでもかと繰り返される。例えてみれば,30m 降る前に,必ず 20m の登りがあって,ワンセットとして結果的に 10m降るという感じだ。さらに「プチ峠」と呼べそうな「越」と言われる小ピークがいくつかあって,かなり消耗させられた。結果的には降るのだが,こうしたアップダウンに次第に脚が削られていく。

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急峻な山の斜面は雪崩で削られるのか,山肌が露出しているところ多数

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奥只見ダム(銀山湖)

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雨池橋(多分)から見た上流の様子

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洗い越しの手前にある注意標識

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で,洗い越し。一体いくつあったのか?

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沢の名前の標識には県境からの距離と銀山平までの残り距離が表示されている

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 これが3つ目の「越」の神峰。ここで新潟ナンバーの車に乗った親子連れ(ご両親と娘さん)とちょっと会話。ここでも 400km という距離に目を丸くされる。

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電灯が一つもない真っ暗闇のグミ沢トンネル。もっとトンネルがあるかと思ったけど,これ一つだけ。
通り抜けた後で撮影。ダム湖側に塞がれた旧トンネルがあるらしい。

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銀山平の手前で見た,工事用の資材運搬用のヘリ。こりゃ,道路工事も高く付くわ。

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 銀山平のシークレットPC には,坂東さん,井坂さんが待機。みそ汁をご馳走になり,手持ちのおにぎりを2コ食べる。しばらくすると途中で抜いたK関さん,S@石巻さんが到着。他数人の参加者も到着。晴れて来たので,グローブを指切りにして,ウィンドブレーカを脱ぎ,さらにレジ袋の即席シューズカバーを外す。

シークレット PC ~ PC3(セーブオン湯之谷吉田店)216.5km, 9/25, pm 1:29

 S@石巻さんと一緒にスタート。しばらく降って,石抱橋を渡って,いよいよ枝折峠の登りに掛かる。S@石巻さん,他2名と一緒に登った。勾配は急ではないものの,標高差 300m,距離おおよそ5キロほどの登り。まあ,何ということもなく登り切った訳だけど。

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途中に長いスノーシェッド(ロックシェッド?)

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枝折峠頂上からの尾瀬方面(だったと思うけど)の山々の眺め

 枝折峠頂上には,駒ヶ岳の登山口があるそうで,かなり多くの登山者がいた。駐車場は満杯。で,降車して写真を撮って,後続を待っていると,同じ質問。ここでも,午前1時半出発,走ってきたコース,400km という距離に驚かれること頻り。一人のおじさんは「トライアスロンで自転車で 190km は走ったことあるけど,..」と。お,フルのアイアンマンディスタンスですね。そっちの方が凄いです。おじさんおばさんの「気を付けて!」の言葉を背中に受けて,なかなか来ないS@石巻さんを待たずに降り始める(ゴメン!)。

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降りの途中で見たナラ枯れの様子。かなりひどい状態だ。

 単調で長い降りを降っていると,次第に眠くなってきた。樹海ラインを降り終えて,街中を走行中にえらく眠くなってきた。コマ図では,湯之谷の市役所から脇道に入って PC3 に向うように指示されているが,眠くてボケーッとしてて,指示された曲がるポイントを通過してしまうこと数回。別段,入り組んだコースでもないのに,ウロウロしてしまった。正規ルートに復帰して,なんとか,PC3 の魚沼郡湯之谷に到着。

 プチミスコースでウロウロしているうちにS@石巻さんの方が先に PC に到着していた。K関さんも補給中。そろそろガッツリと補給を摂るべきだろうと,カレーの大盛りとおにぎりなどを食べる。

PC3 ~ PC4(只見ショッピングセンター)278.1km, 9/25, pm 5:27

 ここから県道 70 の細かいアプローチを経て,R252 へ。県道70って,R252 の川向こうとか線路向こうとか走っている道らしい。途中,えらく辺鄙なところを走るものだから,ちょっとばかりミスコースの心配をしてしまった。コマ図 No. 36 で「ショッピングセンター マルカ」というところで,R252 と合流するが,県道70を走っている時点では,「こんなところにショッピングセンターなんてあるのか?」と思っていた。が,実際には「これがショッピングセンター?」という規模の店だった。田舎の雑貨屋という表現がむしろ正しいと思われる。この辺りは入広瀬の手前。

 で,R252 を六十里越に向って走り始めた訳だが,どうにも眠いし,怠いので,ハンガーノック(さっき食ったばかりなんだが)を心配して,道の駅・いりひろせでコーラとクリームパンで小休憩。ここで午後3時である。まだ,走行距離は 240km 程。かなり,遅いペースだ。

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以前に木島平まで自走したときにも立ち寄ったことがある道の駅・いりひろせ。なんか,客が少ないようだった。

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補給ちう

 補給を終えたので出発。道の駅の先で橋の工事のための迂回路に入る。この道で大丈夫なのかと思いつつ道なりに走っていたら R252 に再び合流。

 これから先,いよいよ R252 の六十里越に掛かる。が,どうにもこうにも,やたらに眠くなってきた。あまりの眠さに足付き数回。ミンティアを放り込むも瞬間的な効果だけ。仮眠を取るような場所もないので,その後も眠さでスピードダウンしつつ,テレテレと走っていると,後ろから声を掛けられた。

 以前に匠光学のライトを知るきっかけになった千葉の方(ラルさん)だった。前に一度,一昨年の宇都宮 1000km のスタート直前にご挨拶頂いたことがあっただけなので,お顔を失念していて失礼しました。実は,今回(いつも?)使っている,匠光学 + Kingpower K2 ともにラルさんに教えて頂いたもの。今回ラルさんとは,ライトシステムは全く同じ。いわば,ブルベライトの師匠(笑)にお声掛け頂きました。改めて自己紹介などして,いろいろと,話をしながら登る。

 先だっての,宇都宮テイストの千葉 600km ブルベ(喜多方)はラルさんがコースクリエートですか?と訊けば,そうだとのこと。やっぱり(笑)。宇都宮テイストが濃いのでそうではないかと思っていました。さらに,ハブダイナモと匠光学のライトのこととか,一昨年の宇都宮 1000km で六十里を越えたときの豪雨のこととか,来年の PBP のこととか,いろいろと話すことが出来て,お陰で眠気も去って,退屈で長い登りをこなすことが出来た。感謝です。それにしても,ラルさん,400km という距離を走るとは思えないほどの軽装。ザックもバックも何もない状態。ロングライドの達人という雰囲気。

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こういったスノーシェッドとかロックシェッドとかが次々と現れる六十里越

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右側に只見線の線路が走っている

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只見線の線路。この先でラルさんに声を掛けられた(と思う)。

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ここが県境のトンネル(六十里越トンネル)で登りはほぼ終了。標高は 800m 弱

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福島側の長いスノーシェッド(田子倉駅の辺り?)

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向の山の斜面も雪(氷河?)に削り取られたような感じ

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田子倉ダムは夕暮れ時でなかなかの景観

 ライトの全くないトンネルが3本ほどあった。こうしたことが時々あるし,対向車への注意喚起にもなるので,今回は匠光学を常時点灯させている。なので,常にわずかの負荷が余計に掛かっている状態。気になるほどではないけど。

 田子倉湖の駐車場を過ぎれば,あとは只見の町まで降るだけ。夕暮れが近づいてきた。只見駅のところから R289 の沼田街道に入る。しばらく走れば PC4 の只見ショッピングセンターに到着。ラルさんと店内を物色するものの何も欲しいものがない。バナナか?でも,こんなに沢山いらないし,.。10分程店内をうろついて選んだものは,お総菜の揚物(笑)。ササミフライにソースをドバドバかけたものをもしゃもしゃと喰らった。これで蛋白質,脂質,塩分を一挙に摂取(笑)。

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PC4 の只見ショッピングセンター。写っているのがラルさん

 補給が終った頃に,4~5名のブルベライダー到着。S@石巻さんもいる。この中のどなたかがツイッターでつぶやいていた。その時の画像を頂いた。なんでも,同じ色の COPPI が他のブルベで目撃されていたとか。同じ COPPI に乗っている方にはお目に掛かったことがないので,一度お目に掛かりたい(笑)。

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PC4 でのマイ COPPI。奥はラルさんのスペシャ。

PC4 ~ PC5(セブンイレブン会津田島新町店)330.7km, 9/25, pm 8:46

 PC4 からは再びナイトランの準備。気温が下がってきたので,ジャージを裏起毛の冬物に換えて,グローブも指つきにするが,それでも寒い。しばらく進むが,いよいよ睡魔の攻撃に耐えられなくなり,トンネルの入口の道端で体育座り。ほんの一瞬意識が飛ぶと,その後の40分程が楽になる。で,これを繰り返すことでなんとか安全に走行できる。前の 600km のときに身に付けた「瞬間睡眠法」である(笑)。瞬間睡眠中に,ラルさんが先行していった(様子)。

 しばらく走るとラルさんに追い付いた。そのまま先行する。R289 のきらら 289 を過ぎたところから,駒止トンネルまでの標高差 400m,距離 8km のヒルクライムにはいる。

 実は,PC4 を出て,この辺りまで 30km 近い距離があるのだが,どんなところを走ったとかいう記憶がほとんどない。コマ図 No.46 - 49 に相当する箇所だけど,こういったところを走ったような走らなかったような,..。それだけ眠くて夢現つ状態だったということか。それでも,ミスコースしていないのは,AJ 宇都宮のスタッフの作成するコマ図の秀逸さ故か。

 昨年の記憶を頼りに,駒止トンネルまで,真っ暗な中セッセと登るが,ここも眠くて倒れそうだった。3回ほど道端にへたり込んだ。道路工事の飯場の階段に腰掛けて瞬間睡眠&補給。ここでラルさんに追い付かれて,あとはランデブー走行。で,なんとかトンネルを通過。トンネルまでの道のりの記憶が,なぜか甲子トンネルの情報(記憶)と混同しており,あれ?こんなところだっけ?という感じ。ここも標高が 1000m 近いし,今度は晴れたせいで放射冷却でかなり冷え込んできた。一刻も早く下ろうとしていたところに,オヤジから着電。ラルさんに先行して頂く。今回のタイムロスのひとつの原因かも(笑)。

 降って,平地を PC5 に向っているときに,右車線にタヌキ発見。逃がすつもりで「こらこら!」なんて声を掛けた途端に,何を思ったかタヌキがこちらに突進。前後輪の間に入って,チェーンリングとクランク辺りがタヌキにハードヒット&後輪乗り上げ(?)。確認はしなかったけど,「タヌキ,轢いた~~!」ということに。あとで,PC5 に入ってきた参加者に訊いてみれば,「タヌキの死骸がありました」と。特定は出来ないが,ひき殺した可能性がある。まあ,pokky 氏のように「タンタン落車」に至らなかったのは不幸中の幸いだが,いくら狸とはいっても,少々寝覚めが悪い思いをした。

 PC5 のセブンイレブンでは,寒い戸外で補給して,ラルさんと一緒に出発。そういや,ラルさん,どこかの見ず知らずのおばあさんからお萩を頂いていた。コンビニの駐車場に座り込んで飯を食う我々がよほどひもじそうに見えたのかな?

PC5 ~ Goal(日光杉並木YH内コテージ)405.4km, 9/26, am 0:31

 一旦休むと走り出すのがイヤになるほど寒い。会津鉄道の線路を潜ってからは山王峠までの登り。朝(?)来た道をまた戻る。まあ,勾配も緩いので時間の問題。が,退屈だ。アニソンなどを歌いつつ進む。この辺りでようやく眠気は醒めた。後ろにいたはずのラルさんはいつの間にかいなくなっていた。後で訊けば,道の駅で寝ていたとのこと。全くの徹夜状態だったらしい。

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山王トンネル

 空には満月に近い月が煌々と輝いている。五十里ダム付近も雰囲気や由。ブルベでのナイトランを初めて経験した頃には,心細くてかなわなかったが,深夜にこういう場所を一人で走行することにもすっかり馴れてしまって,今では何にも感じなくなってきた。時折,わざとアップライトにする人間のクズのような運転者もいて,イラッとする。

 しばらく行くと前方に参加者発見。後輪が奇麗に光っている。K関さんだ。一旦パスされたK関さんに再び追い付くことは,これまであまりなかったことなので,今回は彼はちょっと調子が悪いのかも。川治温泉辺りからは,残りの距離がやたらに長く感じた。少々,自転車走行自体に飽きてきたのかも知れない(笑)。夜間は景色も見えないので基本的に退屈だし。

 そんなこんなで,東の空に上がってきたオリオン座を眺めつつ,日付が変わって30分でようやくゴール。23時間だった。実はゴール地点のユースホステルへの入り口でミスコースしたのはご愛嬌(笑)。ゴール場所がユースホステルのコテージだったので,そのまま明るくなるまで,そこで仮眠。

明けて,翌日

 起床は4時頃。畳みに雑魚寝の2時間半。正直疲れは取れない。部屋には,masa さん,K関さん,S@石巻さん他,多数の参加者が,ゴロゴロとマグロ状態(笑)。masa さんとコーヒーなど頂きながら,スタッフの方々とポツポツと会話。明るくなってきた5時頃に他の参加者,AJ 宇都宮のスタッフの皆さんに挨拶して,コテージを撤収して,スタート地点の宇都宮森林公園に向う。晴れた朝の放射冷却で気温は一桁。寒い。森林公園までは途中一つ丘越えのある約 15km だ。ま,短いが快復走代わり。脚は比較的よく回る。最後の鶴CC の 17% の激坂は汗をかきたくなかったので,34 x 27 のスーパーローでチンタラ登る。それでも呼吸は荒くなり,汗はじんわりと浮かんできたけど。

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masa(茨城)さんとS@石巻さん

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S@石巻さんとナデラ男(撮影:masa(茨城)さん)

 昨夜の9時半頃にはゴールした,スーパー速いグループの pokky 氏は,オイラの車で車中泊だったようだ。で,目覚めた pokky 氏と再会。昨日の PC1 で出て行くのを見送って以来である(笑)。寒くてよく眠れなかったとか。朝帰りしてしまって,すいません(笑)。コテージで仮眠を取ってもらっているのがベストでしたね。打ち合わせ不足でした。

 着替えて,荷物の整理をし,帰り支度が済んだ後で,駐車場で,AJ 宇都宮のスタッフのS藤さん,masa さん,S@石巻さん,pokky 氏と小1時間程駄弁って,アフターブルベを愉しむ。来年の BRM 予定などについて少しだけ情報を聴き出す(笑)。まだ詳細不明だが,雰囲気的に厳しいコース変更になるような予感も,..。実に面辛ろそうだ(面辛ろい:おもつろい)。ではでは,家に帰るまでがブルベですので,道中お気を付けてと7時過ぎに別れる。

 途中,スイマの攻撃を高速の SA での仮眠でかわしつつ,最後にかわし切れなくなった部分は pokky 氏に運転を代わってもらったりしつつ,11時前に無事に帰米。これでナデラ男の,今年のブルベは終了である。

最後に

 AJ 宇都宮のスタッフの皆さまには,今年1年,本当にお世話になりました。いくら感謝しても感謝し切れません。もう,来年のブルベカレンダーは提出済みとのことで,そのコースについて,ほんのちょっとだけ教えてもらいました。今から楽しみです。来年も宇都宮中心になるかも知れません(宮城にももう少し参加しないといけないけど)。何卒,よろしくお願いいたします。

 また,この1年のブルベ参加を通して,知り合った方も大分増えました。ブルベでは単独走であっても,ああ,あの人は今頃コース上のどこを走っているのかな?あの人はもうゴールしてるだろうな,等と考えながら走るので,単独走の寂しさもありませんでした。皆さんとは来年もまたブルベ会場で笑顔でお会いできることを願っております。それでは皆さま,よいお年を迎え下さい!(笑)

FIN

2014年8月16日 (土曜日)

重さと運動と天気08/16/14

 起床は6時半。外は降ってはいないが,路面はわずかにウェット。空はどんより。朝の体重は 71.9kg と高値安定。というか,例年,蒸し暑い夏は身体が浮腫んだみたいな感じで寝起きは不快なのである。早く,秋になって欲しい。そんなことを思いつつ老犬介護をこなす。

 朝飯食う頃からずっと雨。午前中はウダウダと過ごす。今日は予定では実家に行き,お盆の後片づけをする積もりだったが,新盆だから20日頃までそのままにしておくとかいう話で,行く必要がなくなった。なので,ヒマでヒマで,..。あまりにヒマだから仕事でもするかと一瞬思ったほどにヒマだった。

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 昼頃から毒抜きローラー45分,20km。勾配負荷3%,ケイデンス 70 - 85rpm で。大量の汗が出る。大きめのスポーツタオルを汗拭きに使っているのだが,含水量が限界に達した。それほどの発汗量。扇風機なしで最初の 30 分を過ごすのだが,暑さで頭がボーッとしてくる。

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みちのく一人旅:

 宇都宮の yama さんが,お盆休みを利用して二泊三日で青森まで自転車で走ると言う。ならばと,大峠トンネル出口でお出迎えした。時刻は2時過ぎ。しばらく待っていると,トンネルを通過してくる車が何かを迂回しつつ走っているのを確認。ありゃ,自転車だ(笑)。

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 来た来た!yama さん,登場!(笑)。

 お久しぶりです。今日は寒河江まで走り(距離 271km, 獲得標高差 2600m),明日は能代まで(距離 268km, 獲得標高差 1400m),そして最終日に十和田,八甲田を走り(距離 186km, 獲得標高差 2100m),新青森駅から輪行で帰るらしい。ちょっと雑談して,荷物にならない程度の差し入れをして,無事の完走を祈念して見送った。

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 折角のツーリング。特に,ツーリングの「核心部」である,明後日の十和田,八甲田周辺は晴れますように!!db(_ _

久しぶりにカッペリーニ:

 夜は久しぶりに家族でカッペリーニへ。長女と長男が駐在地に戻ったので,経費が少なくなった・・・なんてことを考えた訳ではなかったが,...(笑)。

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 相変わらずの美味さ。

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 今日は米沢市の精霊流しだったらしい。流し始めはここからで,文殊堂のところで回収するらしい。流石に流しっ放しにはできない様子。

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 これがお盆のころの米沢の墓地の灯。

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 で,帰宅して,こんなのを食べつつ,...

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 こんなのを呑みつつ,...「ほん怖」を観賞。できは今一つか?(笑)

2013年9月24日 (火曜日)

BRM720宇都宮600のブルベカード

 先日,届いた。メダルとともに。

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 これで,SR(スーパーなランドヌール)に足りないのは 300km の認定だけだが,..。そして, BRM1012宮城300 にエントリーはしているのだが,..。

 コースも変更されて,平坦基調になったらしい。はてさて,どうなるのか,..。300km か〜・・今までは完走して当たり前の距離だったけど,今の状態では,かなりのハードルの高さ。で,このコース,DNF しても,撤退ポイントが限られているような感じがするし,..。誰か,サポートカーで付いてくれないかな(爆

 なんて,考えていたら,どうも,まさか,もしかしたら,...仕事が,...入りそうな悪寒。(´д`;)

2013年8月 5日 (月曜日)

【ブルベ】山岳ルートの走行タイムについて

 ブルベでは,平均時速 15km というスピードを基準にして,各 PC でのクローズ時間が決められる。山岳コースの場合,例えば,ピークに PC が設けられたとすると,そこまでの登りをひたすら 15km/h 前後(平均で 15km/h になるように)の速度で走る必要がある。これは,コースによっては,きわめて厳しい。例えば,宇都宮山岳ブルベの最初になった 2009BRM809宇都宮200 では,滝ケ原峠やいろは坂をひたすら登っての戦場ケ原での PC1 でタイムアップになった参加者が結構いたらしい。そのせいか,翌年(2010年)の夏の山岳二連戦では,金精峠を下った折り返し点に PC が設けられた。つまり,下りで平均スピードを上げることでタイムアウトを防ごうという趣旨である(と理解している)。なにしろ,下りは平均で 50km/h オーバーで下ることができた。

 と,まあ,前振りはこのくらいにして本題に入ろう。総距離は 200km,獲得標高差 4000m のコースを想定する。峠の数を4つとして,一つの登りは標高差 1000m で,平均 6% と考える。登り口からピークまでは 16.7km ほどになる。つまり,一つの峠を登って降れば,33.4km 進むことになる。峠は4つだから,133.6km で,平地部分は3ヶ所であるから,一つの平地区間は 22.1km となる。この状況で,平地部分の走行スピードを平均 24km/h ,下りのスピードは平均 40km/h として,登りのスピードをどの程度に維持できれば,平均速度で 17km/h(まあ,アクシデント対処などの余裕を考えて)を維持できるのか? 計算してみると,ほぼ 9.1km/h を維持できれば,平均時速 17km/h で完走タイムは 11.8 hr となる。峠を下り切ったところ,あるいは次の峠の登り口に PC があれば,ギリギリ制限時間には間に合う。

 次に,登り勾配だけを 8% にしてみよう。このとき各峠の登りの距離は 12.5km となる。したがって,平地部分は 27.73km である。このコースを平均時速 17km/h で走破するための峠までの登り区間で維持すべきスピードは,予想外の 7.5km/h である。これで完走タイムは 11.8 hr である。

 さらに,登りだけの勾配を 10% にしてみよう。勾配 10% で標高差 1000m を4本と言えば,拷問に近いヒルクライムである。が,この場合も平均 17km/h を維持するための登りのスピードは 6.4km/h まで低下する。10% 勾配を 10km のヒルクライムでも,この程度のスピードであればなんとかなるのではないか?もちろん問題は PC の場所である。平地区間の終り辺りにあって,下りと平地でそこそこ頑張らないとタイムアウトになる可能性は高いのだが。

 こんな感じでいろいろな場合を想定して計算してみると,よほどSに凝り固まった人間が引くルート以外であれば,(常識的な勾配の)登りで 8 〜10km/h 程度のスピードが維持できれば,如何に山岳ブルベとは言え,完走はそう難しくないということになる。もちろん,あくまで机上の空論の域を出ないし,何本登ってもスピードが落ちないタフさを持ち,PC の位置が良心的という前提に基づいた話だが。でも,こんな風に考えれば,走行計画なども立てやすくなるかも知れない。

 計算違いということもあるので,鵜呑みにはしないように(笑)。

BRM720宇都宮(宮城)600kmのコース

 先だって,宇都宮のスタッフとして PC3&7(宮城では,PC2&8?)のセブンイレブン猪苗代若宮店に詰めておられた,HEIZO さんのブログで,なにやら怪しげな内容が目に付いた。曰く「今回の 600km のコースの猪苗代以北のコースは,なでら男の発案,...」と宇都宮のS藤前代表が言ったとか,言わないとか。

 う〜む,たしかに,寒河江折り返しのコースになった一昨年(2011年)のコースやら,昨年のコースには,福島県から山形県に入ってからのルートについて,そこそこの意見具申をした覚えはある。しかし,宇都宮の「のどう(農道)様」に意見を申し上げるまでもなく,既にあらゆる広域農道は精査されて組み込まれていたので,コースの設計はあくまで「のどう様」である。そして,今回のスカイラインでの浄土平越えに関しては,言った覚えがないが..。

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 このコース,八の字を描くとさらに面白くなりそうではある,..。さらに,白布を越えずに桜峠を喜多方に下り,山都から新たに通った林道を中津川に抜けると,...

 と,ここまで書いて,うん?そういや,昨年の 600km が終わった時点で,twitterで,面白半分に(寒河江からの)帰りは大峠なんて通らずに,鳩峰峠,スカイライン,レークラインとか越えてPC7 の若宮店に入れば,累積標高で +1500m じゃね?なんてことを口走ったような記憶もないこともないことに気付いた。う〜ん,あれが「のどう様」をインスパイアしてしまって,オレがコース発案というコメントに至ったものか,..。

 もう,いっそのこと,獲得標高を1万メートルくらいにして,「SR600南東北」兼「BRM宇都宮600」とかどうですかね?長老湖から遠刈田,エコーラインとかを越えると直ぐに届きそうだけど,..。

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