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カテゴリー「旅行・地域」の記事

2021年10月24日 (日曜日)

二千段の石段を登ってみた!

 起床は5時過ぎ。外はまずまずの天気。なでら女房はすでに活動開始している。なんでも,今日は羽黒山神社の石段登りに出かけるとか。GPV の気象予報では,午前11時ごろから午後まで庄内地方には雨雲が掛かるらしい。一抹の不安を残しつつ7時少し前に出発。

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 途中,月山に近づいてきた辺りの景色。日がさせば結構綺麗な紅葉だとは思うんだが,雲が掛かって景色は今一つ。さらに,月山道に入ると雨が降ってきた。マジかよ〜・・勘弁してくれ。

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 「庄内あさひ」で高速を降りて,農免道路のような道を走って,大鳥居を潜り,羽黒山の隋神門近くの駐車場に着いたのは9時ごろ。幸い,青空が広がって来た。ここでなでら次女と待ち合わせである。なでら次女,20分以上の遅刻で到着。近くの記念館のようなところから場外へのアナウンスが流れていて,雨が降ってぬかるんで滑りやすいいので足元の拵えを十分に!と。駐車場の車は関東,関西,北東北など様々。隣に駐車した一家は,この記念館みたいなところで長くつを借りていた。まあ,多分ベストの選択だろうね。なでら男は以前にワークマンで買った安いシューズの性能チェック(笑。なでら女房となでら次女は舐めきってスニーカーとかジョギングシューズ。でも,結果的には無問題だった。

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 ここが入り口(とは言わないんだろうけど)の隋神門。鳥居脇の社務所で御朱印を頂いたり,メール登録してスタートとゴールのタイムを記録したり。白装束の代わりの注連(しめ:小さな注連縄の輪っかのようなもの)を首に掛けて,さて行きましょう!

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 この隋神門を潜ってスタートだ(で,いいのかな?)

 まず,石段(継子坂というらしい。由来は不明)を下っていくと様々な小さな祠(神社の分祀?)が沢山ある。先に進むと川に架かる橋と滝が見えてくる。昔,農学部の先生と共同研究みたいなことをやっていた時,鶴岡での打ち合わせの後で五重塔だけみて帰ったことがあった。この橋と滝は記憶にある。

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 須賀の滝と秡川神社

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 白黒の方が雰囲気出そうだったので。羽黒山五重塔。なぜか,平将門とかの名前が出てくるんだよな(確か)。

 この先からがいよいよ修行の石段登りだ(笑。

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 こんな石段が続く。

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 夫婦杉。樹齢は千年に近いのではなかろうか?

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 石段よりもその脇の杉並がスゴイ。樹齢千年クラスの杉が次々に現れる。この杉並を見るだけで価値があると思う。きっと,松尾芭蕉がここを登った時にも同じ杉の木が芭蕉と曾良を見つめていたに違いない。

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 芭蕉塚がある

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 これも白黒で。これは句碑なんだろうか?「五月」で始まる句は,羽黒山に関して検索しても出て来ないのだが?

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 いや,本当にすごい!

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 圧巻!

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 スゲ〜〜!!

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 到着!もっと辛いかと思ったけど,なんということもなかったな。汗まみれになったけど。今一つ欲求不満ぢゃ(笑。なんでも石段の石に色々な絵が彫り込まれているというのだが,気が付かなかった。そういうのは結構気がつくなでら男なのだが,..。

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 いや,石段よりもこの杉並!!本当に凄かった。この杉並を見るだけでも,この石段を登った価値があると思う。隋神門を潜ってから1時間とちょっと。なでら女房となでら次女は二ノ坂の茶屋で抹茶と団子だかを食って来たとか。登り始めなのに,ものを食うとは何事か!(笑

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 三神合祭殿

 御守りとか御朱印も頂いて,さて降りよう!下りの方が石段の幅の狭さもあり,登りよりも歩き辛い感じ。下山後は,なでら次女と,久しぶりに鶴岡の「金太郎ずし」へ。少々並んだものの鱈腹食った。昨日は時化で漁船が出られなかったようで,地元の白身がほとんどなかったのが残念。ここで,なでら次女と別れて帰途に。

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 鶴岡の高い山。母狩山(ほかりやま)だと思うんだけど,..。

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 R112 を走り,最近のお気に入りの「道の駅にしかわ」へ。右端にある町営の温泉が安くていいんだ。風呂上がりに売店で買い物できるのもグッド。以前に,月山の協力金徴収処のおじさんに教えてもらって以来,贔屓にしている。

 今日は高速使わずに帰ってみようと,3時過ぎに道の駅をスタート。道路標識に従って走っていたら,見覚えのある道に出た。へ〜,ここに出るのか!?後は,嫌になる程自転車で走った道をトレース。途中で,先日テレビで観た,長井の生麩を食わせる店に行けと,なでら女房のリクエストが。閉店少し前に入店。

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 金沢で修行されたという若いご夫妻のやっているお店。なでら女房は生麩三味とか。付いてきた,加賀棒茶の香りが良くて美味しい。

 なでら男は生麩善哉。これも食感が楽しく,美味しゅうございました。生物なので他の店などになかなか出せないとか。なかなか難しいようだ。御繁盛を祈念しております。最後の客だったせいか,出る時にご夫妻揃って見送っていただいた。善良を絵に描いたようなご夫婦だった。

 本屋やスーパーを経由して6時ごろに帰宅。なかなか面白かったな。

 これで出羽三山コンプリート。まあ,イワシの頭のようなものかもしれんけど。

 多分,ココログは,この投稿で容量一杯かと思う。生麩の画像とかはアップできなかった。次回からは FC2 に移行すると思う。今後とも適度にご贔屓にお願いします。

2021年10月16日 (土曜日)

実家へ!

 起床は6時半頃。明け方は雨だったようだが,ほぼ上がっている?今日は久しぶりに実家に行く。

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 昨日朝の一枚を!(笑

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 そして,今朝の一枚!今朝も元気に草喰っちょります!(笑

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 以前に注文していて,昨夜届いた「俺,つしま」Tシャツ。コロナだとか,県境跨ぐな!とか,クッソ面倒なことを散々言われていた頃にストレス発散でポチったもの(笑。クロスケが興味深げに,..(笑。

ーーー

 ローラーの余裕はなかったので,バランスボールで腹筋,背筋,片足かかと上げ,片足スクワット,スロースクワットなどを2セットだけ。

ーーー

 9時半過ぎに実家に向かって出発。雨は上がっている。途中,高畠の愛菜館で花やら土産を買う。いつも通る国道 113 号線は何やらかなりの箇所で工事中で片側交互通行。さらに,両車線とも舗装を剥がしての工事でドロドロ状態の箇所も。そういや,東北自動車道も白石インターから国見インターまで補修工事とか。なんだか,至る所で工事中だな。11時半過ぎに実家着。宮城県は冷たい小雨状態で気温 13℃程度。実家にはすでに炬燵がセットされていた(笑

 お袋を乗せてまずは昼飯に。いつものように中華料理の「かずき」へ。何しろ,一人前の量がハンパない店で,しかも料理が出てくるのが早い(中華の基本か?)。

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 お袋のオーダーの海鮮あんかけカタ焼きそば。以前に甥っ子が注文して食い切れずに四苦八苦したことを忘れているのか?

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 なでら男のオーダーの広東チャーハン。うん?以前よりも少し量が少ないかな?それでも普通の店の1.5倍は優にある。これをなでら女房と3人で食す。最終的に3人とも腹一杯。で,この二品に餃子とエビチリも加えて,全部で2700円ほど。コスパ最高!

 スーパーで買い出しして実家に戻り,お茶を飲みつつ炬燵に入っていると猛烈な眠気が,..。まさに炬燵は魔界だ(笑。20分ほど寝落ち。スッキリした。3時半過ぎに実家を辞去。帰り道は例の舗装を剥がしてダートになっている泥道区間を時速 10km ほどでノロノロ走る前走の軽乗用車に何をやってるんだ!とブチ切れモードになる。その後の走り方から,どうやら車に泥が付くのを嫌っていた様子。車が泥に汚れるのが嫌なら乗らずにガレージにでも入れおけばいいのに(苦笑。この手の人間とは基本的に絶対に合わないと思うなでら男だ。七ヶ宿辺りから道が乾いていた。

 5時半過ぎに帰宅。米沢も降ってはおらず,所々雲が切れているような天気。車は泥汚れがひどいので,砂つぶなどの流して落ちる部分だけは水をかけて流しておいた。ま,暗いのでよくわからんのだが(笑。

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 なでら女房と「一心太助」へ。今日は土曜日恒例の海鮮丼。マグロの中トロ入りでウニ乗せの豪華版。2年ほど前に定年退職された先生がご家族で食事されていた。お元気そうで何よりです。

2021年10月12日 (火曜日)

あ〜〜めがフル〜〜!

 起床は5時半少し前。腰が猛烈に痛い。先週辺りは結構いい状態だったのに,ここ2日ほどとても調子が悪い。動き始めると少し緩和するんだけどね。やっぱり,一度診てもらった方がいいかなぁ。置賜総合病院の整形外科の主治医だった林先生は今や院長だからなぁ(苦笑。前回の脊柱管狭窄症の手術後,経過観察終了となったときに,以降も何か調子が悪ければ連絡下さいとか言われたけど,額面通りに受け取っていいものかどうか(苦笑。

 降り出しは遅かったものの,明け方から予報通りの雨。そして,予報によれば明日一杯まで二日間降り続くらしい。ったく,気が滅入る。朝のお務めを済ませて,外に出てみるとシロスケが来ていた。ったく,最近よく来るな(苦笑。シロスケが来るからと別皿に少し餌を入れておくのだが,クロパパは自分のエサがなくなっても,シロスケの皿には手を出さない律儀ネコだ。一方で,シロスケはクロパパのエサにまで手を出すので,その時にはクロパパが怒る。面白いものだな,ネコ社会も。

 雨の写真を撮ろうと思った。一目見て「雨だ!」とわかる写真である。コンクリート面に打ち付ける雨粒。薄い水の膜に雨滴が落ちて小さな波紋を作る。これを見えるように撮れるかと,色々条件を変えて撮影してみたが,見えているようにはなかなか写せない。スローシャッターにしてみると,当たり前だけど水の膜は平滑に写る。では,高速シャッターか?と 1/1000 秒ほどで撮ってみると,写っている雨滴の痕が少ない。ならばと,4枚を比較明合成。

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 それっぽくはなったけど,まだ目で見た感じとは微妙に異なる。これはなかなか難しいぞ!目からの情報は,脳内で補間されたり,合成されたりしているのかな?でも,写真ってのはよく「真を写す」とか言われてるけど,それは本当の物理現象を写しているものか,目で見える(脳内補間も含めた)景色を写すものか,..。う〜ん,深い話,..なのか?(笑

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 ネコは比較的撮りやすい(笑。岩合さんには到底及ばないけど(当たり前だ:笑

ーーー

 なんだかローラーという気分でもなかったので,バランスボールで腹筋,背筋,さらにスクワット,片足立ち,片足スクワットなどを3セットほど。軽く汗をかいた程度。

ーーー

 そこそこの雨足の中を職場まで。朝一講義は物質移動である。まだ,20分以上あるのに,もう zoom に繋いでいる学生がいる。今日は一番わかりづらそうな箇所で,結構丁寧に説明したつもり。70分ほどで終了。使ったスライドは 26 枚。まあ,普通はこんなもんだろうな。さて,明後日の講義の準備をしなければ。

 昼に雨の中を帰宅して自宅飯。いやはや,腰の痛さよ(泣。

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 セブンイレブンで見つけた,この商品。面白そうなので買ってみた。で,結論から言えば,美味い!そして,残ったスープに冷や飯を入れたら,極上のリゾット完成!これは買い溜めしたいぞ!!

 また,雨の中を職場まで戻る。それにしても,腰の痛さよ。一応,痛み止めは飲んでおいた。脊柱管狭窄症で入院する前の状態,..とまでは言わないけど,それに近いようなものがあるな。再発かな?切って治るものなら迷わず切ることを選ぶぞ。一月弱の休暇も取れるしな。積み上がった書籍も捗るだろうし。でも,病院で診てもらうまでが逆に面倒臭い。

 午後からは新たに仮配属になる3年生がやって来た。今年は多くて5人。で,これから年末までやるべきことを説明して,部屋の AirMac に接続してある HDD にアクセスしてもらったのだが,誰も繋がらず。過去の卒研のデータとか色々と格納してある HDD なので繋がらないと色々と困る(あまり困らないか?)。だから,Windows は嫌いなんだ。しかも,ここ数年,毎年同じトラブルを経験しているのに,誰一人メモの類を残していないとは,..。まあ,来週またやろうということで散会。

 その後は,また面倒な学務関連雑務。また,レベル 1.5 とか言い出した。一般にレベルって整数じゃないのかなぁと思うのだが,..。

 6時ごろに帰宅。帰り道のなでら女房に拾ってもらう。帰宅してしばらくすると,..。

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 届いた。なでら次女からの贈り物。知り合いの木戸銭のマスターの上のお嬢さんの嫁ぎ先の農家から送ってもらったもの。一個食ったけど,いや〜,美味い!!ご馳走さま!

2021年10月10日 (日曜日)

引き篭もってばかりでもなんなので,..

 起床は6時過ぎ。雲多めの朝。今日は天気が良さそうなら安達太良に行ってみようかという話になっていた。が,山の天気予報のサイトを見てみると,B とか C とかの予報。蔵王の南屏風とか磐梯山なども似たような天気。一切経山も同様だ。そして,なぜか西吾妻だけは A である。なんぞ?

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 晴れてくるらしいが,..

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 クロネコ2匹

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 「所さんの目がテン!」のフクロウの映像をガン見するチョビ(笑

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 クロスケは窓に張り付いたカエルをガン見(笑

 めちゃくちゃいい天気になってきた。こんないい天気の時に引き篭もっていると次第にイライラしてくる。

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 あまりにも天気がいいので,太陽を撮ってみた。でかい黒点が見えているようだ。

 そういや,チビが家出してから,何だかシロスケが頻繁に訪れるようになったような,..。

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 口の周りが汚いんじゃ〜〜!(苦笑

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 しかも,草むらの木陰で寛いで寝てるんじゃねぇ〜!ここはお前の家じゃねぇ〜!!

 こんなことをやっているとどんどん時間は過ぎていく。人生は短い。では,ちょいと白布峠の上でランチでもしに行こうかと,セブンイレブンで弁当買って車を走らせる。天気がいいし,緊急事態宣言は解除されたし,紅葉シーズンだし,..やたらに車が多い。しかも,クラシックカーみたいな車列も見られる。

 でも,最近の紅葉って,何だか今一つなんだよねぇ。「ギョッ!」とするほどの赤が足りない気がする。

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 錦平の紅葉もまだ少し早いような,..

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 錦平からの米沢市

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 白布峠でランチ。木々の隙間から見える磐梯山の山頂はガスっているようだ。さて,降って風呂にでも入るか。先週,東大顚に行った時の,天元台の「紅葉トレッキング」のチケットに付いていた米沢八湯の入浴券を使おうと白布温泉西屋へ。

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 さて,風呂だ,風呂だ!

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 いい湯である(笑

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 打たせ湯で腰と肩を入念に。まあ,結果なんの効果もなかったが,..。いい湯だったな。

 船坂まで降りてきて,ふと思いついた。西向沼に行ってみるかと。

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 随分と久しぶりに来たな。考えてみれば,ここ何年かは,冬に雪のある時にしか来たことがない。

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 小鮒のような魚も沢山いた。

 散策路のような広い道が切ってあって,それを栃窪山の展望台まで行ってみた。

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 これが噂の窓枠か。なんでも,南原アートなんとかいうイベントで誰かが設置したとか。アイディアとしてはなかなか秀逸ではないかと。「今朝の蔵王連峰は綺麗だ!」なんてことを言うんだろうか?(笑

 帰宅して大分埃まみれになっていた車を洗う。以前の車に比べて面積が小さいし,車高も低いので,洗車が続いている感じ(苦笑。

 夕方に西の空を見ると,月と金星とアンタレスの競演!

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 月齢 3.9 の月と金星(右下の明るい星)とアンタレス(月の左下)

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 参考まで

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 月と地球照

 夜は,今シーズンの最終戦のパリ〜ツールを観戦。そして,悲しい知らせが,.。。今年の3月から1シーズン撮り貯めたプロロードレースの録画データの入った HDD がお釈迦になったようだ。一時復旧したように思えたが,やっぱりダメなようだ。今日はどうやっても認識してくれない(泣。ほぼ2テラバイト分の動画データがパァ〜〜! ったく,4テラバイトとかはダメだな。

 さ〜て,明日は先だっての人間ドックでの後半,胃カメラである。ここ数日,憂鬱である。

2021年10月 3日 (日曜日)

東大顚へ

 起床は5時過ぎ。今日は何やら西吾妻方面に遊びに行くらしい。西吾妻山は日本百名山の一つだが,山頂は樹木が茂り,眺望は全くない。西大顚は開けた山頂で,天候に恵まれさえすれば磐梯山から安達太良,飯豊連峰など周辺の主要な山々が望める。さて,まだ行ったことがないのは東の方向,東大顚である。あまり,話を聞かないが,西吾妻山から家形山,一切経山への縦走路の途中のポイントという印象である。「紅葉トレッキング(というにはまだ少々早いが)」とやらの企画で,天元台のロープウェーとリフトの往復券が格安で販売されるというので,じゃ,行ってみるかという話になった。

 7時に家を出て,途中のコンビニで食料を仕入れて,天元台のロープウェー駅の駐車場に着いたのは7時35分頃。既にかなりの台数の車が駐車していた。さらに,ロープウェー乗り場にも長蛇の列。訊けば,チケットを買うために並んでいるとか。いや,参ったな。幸い,我々が着いたのはまだ早い方だったらしく,我々が並んだ後は行列はさらに凄いことになっていた。バスで到着された方も多かった様子。我々は,なんとか第2便のゴンドラに乗れた。一便当たりの乗客数は大分減らしている様子。ザックを背負ったままでも乗車は問題なかった。8時に出発。

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 これである。何しろ半額で,芋煮,入浴料,手拭いまで付いている。だが,山から戻って来てみて,この企画が,細かいところまできちんと練られていない部分がある企画らしいことがわかってちょいと「ん?」と思った。

 

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2021年9月26日 (日曜日)

月山へ

 起床は5時少し前。今日はなでら女房と月山に登る予定。が,予報では晴れだったのに,どうも朝からドン曇りでテンションが下がりがち。

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 早朝も朝焼けだし,..。朝焼けって,あまりいい兆候ではなかったような。

 山の天気のサイトを見れば「A 」。それだけを信じて,今日帰るなでら次女に戸締りを頼んで6時半に家を出る。が,高速を走って庄内に近づくに従って厚くなる雲。山など全く見えない。挙句に,降ってはいないものの,高速道路の路面,濡れてるんじゃね?二人ともテンションだだ下がり。もう,加茂水族館でも観て,どっかで飯食って,温泉入って帰るかぁ〜なんて話も出てきた。でもなぁ,折角来たんだし,山の格好であちこち行くのもなんだかなぁ,天気が好転する可能性もあるし,..とかなんとかブツブツと。でも,GPV 予報では,南東北エリアには一日中,雲がかかっている予報なんだよなぁ。

 8時20分ごろに姥沢の駐車場に到着。凄まじい数の駐車台数にまず面食らう。ここも5回くらい来ているが,こんな車の数は見たことがない。誘導員が出ていて,奥の駐車スペースに誘導。感染症も少し落ち着いてきたし,ちょうど紅葉が見頃という時期でもあるし,..。

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 が,山はガスガス。正面に見えるリフト下駅より上はガス!まあ,登るだけ登ってみるかぁとリフト乗り場に向かって歩き出す。横目で見る駐車場には,群馬やら長野やら新潟やら千葉やら仙台やら湘南やら,そんなナンバーの車がやたらに目に付く。そういや,湘南ナンバーの車で「1173(いい波)」というのがあった。きっとサーフィンもやる人たちなんだろうな(笑。

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 環境美化協力金の関所前にあったバイク。まさか,ここまでバイクで来て,ここから月山山頂までの登山なのか?強者ぢゃ!!

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 リフト乗り場ですでにガスが,..。上の方はガスガスで何も見えない。

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 後ろの席のなでら女房。ガスっているものの風はないので寒さは感じない。気温は13℃くらいかなぁ。

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 リフト上駅に着くと,..当たり前だがガスガス。こりゃ,山頂までこの調子だと悲しいなぁと思いつつ,登り始めると,リフト小屋からの放送が「皆さん,今日の月山はガスに包まれた,まさにガスサンです。登山コースを間違えないように分岐に来たら地図などでよく確かめてください」と。以前は,こんな放送なかったけどなぁ。昨年は登っていないので,姥沢からは2年ぶりかな?

 ところで,今日はお子様連れの登山者がえらく目立った。親子三代で仲良く登山というグループも目に付いた。こんなに多くの小さな子供達を月山で見たのは初めてだ。圧巻だったのは,小さな子供を3人連れた若いご夫婦で,訊けば一番下が2歳半。その子をおんぶひものようなもので身体の前に抱えて,急斜面を軽々登るお父さん。いや,その山歩きの技量というか脚力というか,かなりのレベルに違いあるまい。下りも一緒になったが,同様にスイスイと降っていた。もし万が一バランスを崩して前方に転けたりしたら,..と考えると恐ろしいが,スムースに降りていく。いや,感服仕りました。

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 牛首下分岐の辺りは,晴れていれば,さぞかし素晴らしい草黄葉を楽しめることだろうが,..。

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 牛首の合流点を過ぎて,少しだけガスが薄くなったような気がした。薄いガス越しに見事な紅葉もチラホラと見えてくる。この辺りでなでら女房と「もう,やめて帰ろうか?」なんて話もしていた。が,下山してきたおじさんの「頂上はガスの上で晴れて素晴らしい景色が見えてるよ」という一言に俄然やる気が復活(笑

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 確かに,山頂に近づくに従ってガスが薄くなってきている。

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 ついに見えてきた。登山路の脇で立ち止まり,写真撮影する方多数(苦笑。

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 ついに,あの忌々しいガスを抜けたようだ。鶴岡の市街が見える。それにしても,登山者の多さよ(苦笑。

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 頂上直下からの景色

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 左の山並みのさらに奥に影が浮かぶようにあるのが粟島である。

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 なんていうんだっけ?雲雪崩?(違うな)

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 頂上到達。雲海の上に顔を出しているのは大朝日岳(らしい)

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 山頂神社付近もすごい数の登山者が,..

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 月山神社の周囲の石垣によじ登って眺めた景色。いや,素晴らしい。東側から湧き出した雲が稜線を超えて西側に流れ込んでくる。遠く粟島も見えていた。石垣の上にいた若者は昨日は鳥海山を登ってきたとか。そして今日は月山。若いって素晴らしい。

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 遠く雲の上に頭を出しているのは鳥海山。鳥海山も頂上まで行かないと眺望は効かないだろうね。

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 月山神社からの2枚繋ぎ。右手に鶴岡市街が見える。

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 さて,お参りも済んだので次は頂上に行こうか,..。それにしても,すごい登山者の数だ。鶴岡側の月山八合目からと思える登山者もかなりの数だ。

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 月山山頂からの鳥海山

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 恥ずかしいのでごく小さめに(笑。あと 10kg ほど落とせればなぁ(苦笑。

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 さて飯にするかと,頂上から降りてきたら,月山八合目からの団体さんが,..。山頂に立ち寄ると時間オーバーになるとかで,ここまで来たのに山頂をスルーするとか,..。団体登山はこれがあるから悲しいな。

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 いつものようにランチ。30分ほどのんびりと昼飯を食う。ちょうど,目の前で休憩していたのが,2歳半のお子様を抱えてスイスイ登っていたご一家。いや,この年頃の子は可愛いな(笑。この後,このご一家とは下りで何度か前後する。

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 アマチュア無線の愛好家の方が無線機とアンテナを持ってきて会話を楽しんでいた。コールサイン(?)が「JA***」とのことだったので,年季の入った方らしい。色々な楽しみ方があるものだなぁと感心。

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 さて,帰るか。帰りの姥ヶ岳はどうしようかと思ったけど,またすっかりガスに包まれていたので,ちょっと残念だけど,登ってきた道をピストンで帰ることに,..。

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 下山は,先ほどの団体さんと一緒になって大渋滞。一人の怪我人も出せないガイド役の方も神経使って大変だろうな。下ってしばらくするとまたしてもガスの中へ。メガネに水滴が付いて時折指ワイパー発動。被っているキャップからは水滴が落ちるほど。下りでも,多くの子連れの方々と一緒になる。子供達は元気一杯である。いや,羨ましい。

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 霧の中の木道。この辺り,後ろを歩いている親子連れの母親と子供の「しりとり」遊びをずっと聞かされることに。親子のしりとりを聞きながら,内心で「おい,そこは++じゃなくて,***だろうに!」とか突っ込んでみたり(笑。

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 無事下山。一発,この鐘を鳴らしたのはなでら男!お疲れ様!

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 往きも帰りも電力とモーターとワイヤーの恩恵に預かり楽をするのである(笑

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 帰りのリフトからは少しガスが晴れて紅葉が見えた。

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 リフト下駅の降り場

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 2時半ごろに下山。5時間半というところか。腰が痛い(苦笑。ガスで途中はダメだったけど,頂上ではいいものを見られたので由とするか。

 車を走らせて「道の駅にしかわ」の温泉で汗を流す。ここは 300 円で入れるのでお得。上がってぶらぶら歩いていると,先ほどの団体の登山者がやってきた。なるほど,この温泉もツアーに入っているのか。4時ごろに帰途に着き,高速をひたすら走り,5時過ぎに自宅着。

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 今日もご苦労さん!

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 晩飯は帰宅途中で電話注文しておいた寿司海道(だっけ?)の寿司を頂く。シャリの握りが強過ぎて刺身の乗ったおにぎりという感じ(苦笑。でも,美味しゅうございました。ビールも殊の外美味しゅうございました。

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 月が昇ってきたので撮影。

 そして,ロード世界選手権を観戦。残り 70 km ほどをゴールまで観戦。アラフィリップの積極性が2年連続の逃げ切り勝利をもたらした。ファンアールトは残念ながら最終盤は積極性に欠けるレース運びだった。

2021年9月25日 (土曜日)

なでら次女とドライブ

 起床は5時半過ぎ。昨夜,またしても,なでら次女が帰ってきた。よほど,暇なんだろうか?早く,彼氏(死語?)でも作ればいいのに!(笑

 なでら女房は仕事で,かつ早番とかで活動開始時間が早い。なので,朝のお務めは半減。

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 8キローズを外に出すと,クロパパも現れて,三猫三様で朝の空気を楽しむ(笑。Tシャツ,短パンだと肌寒さを感じるようになってきた。なでら男の好きな季節。やっぱり,朝の空気はこうでなければいかん!

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 月が残っていた

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 今日の YKK ap. である。お分りいただけただろうか?(笑

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 今朝の斜平山。今週くらいに稲刈りかなぁ。

 10時になでら次女の車で高畠へ。向かったのは「山喜」。随分と久しぶりに来たら食券制になっていた。

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 美味し!藻塩ラーメンの大盛り。

 その後,なでら次女と小国までドライブ,小国の道の駅まで

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 鮎の塩焼きを食って,ビール飲んで,タンの塩焼き食って,日本酒飲んで,...

 帰りは道の駅いいでに寄って,..

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 以前から自転車で通る度に気になっていた逆沢のパン屋に立ち寄った。で,パンを購入。明日の朝飯にでも。

 2時ごろに帰宅。昼寝してリフレッシュ。6時半ごろになでら女房と「一心太助」へ。海鮮丼だった。写真撮り忘れる(苦笑。

 さて,明日は山に行く。どこに行くか,..。

 夜は,鬼滅の刃劇場版を鑑賞!

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 全集中!ネコの呼吸!寝の型!!(笑

2021年9月23日 (木曜日)

実家で墓参り

 起床は5時半ごろ。いつものようにいつものことをこなす。その後,外出せ!とうるさいネコ2匹を外に出す。

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 この写真のタイトルは「三連単!」(爆:笑

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 お分かりいただけただろうか?> YKK ap.(笑

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 朝飯後にローラー50分,21km。勾配負荷3%,ケイデンス 75 - 80 rpm で。エシュボルンフランクフルトの続きを最後まで。結構な数のすプリンターが残ったが,ゴールスプリントで飛び出したのはフェニックスのフィリプセン。絶好調だな。プロチームだけど,ワールドチームとほぼ同格だもんなぁ。フィリプセンは,このレースの次のレースでも勝って,三連勝である。世界選手権は流石にベルギーはファンアールトが単独エース体制だけど,展開によってはエヴェネプールとかフィリプセンとかの活躍もあり得るぞ。今度の日曜日が放送日。今から楽しみだ。

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 9時過ぎに実家へ向かう。高畠の愛菜館でブドウと花を買った。今日もブドウを買い求める大勢の客で混雑していた。いつもなら並ぶのを放棄して出て行くレベルだけど,今日は仕方がない。いつもは10時開店なのだが,この時期は9時半に開店する。無事にブドウと墓前用の花を購入。道中,眠気で休憩したりしながら11時過ぎに実家着。暑い。真夏日のようだ。

 我が家のお墓のある場所は山主食の注文は五目焼きそばの一品だけ。そこに餃子とエビチリを付けた。それらをお袋とシェアして食べる。割合は,なでら男7割というところ(苦笑。でも,この量くらいでちょうどいい。その後,コメリとかベニマルでなんだかんだと買い出ししてから実家に戻る。いや〜,暑い,暑い。

 ちょっと一服して昼寝してから午後3時頃に墓参りに行く。車に乗り込んだお袋がお茶しか持ってなかったので「あれ?線香は?」と訊くと「あ,忘れた」と。う〜む,大丈夫かな?(苦笑 で,線香を持って戻ってきたお袋。墓前にお供えしようと,仏前に供えてあるお菓子を持ってきたとか。そして,このお菓子を墓参りの後に食うわけだが(今は獣やカラスによるお供え物の食い散らかしがあるので置いておけない),一口食ってみて,..「なんだ?酸っぱいぞ!」と。よく見れば,びっしりと青いカビ。カビているじゃないか。おいおい,勘弁してくれと(苦笑。いつまでもお供えしておくからこういうことに。お袋もお菓子などはほとんど食わないから,定期的にチェックしないといかんなぁ。ずいぶん前だが,長いこと置いておいたお供え物のスイカが中でガスでも発生したのか,バックリと割れて,水状の中身が流れ出したこともあったし(笑。

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 彼岸花はすでに終わっていた。

 午後4時少し前に実家を辞去。七ヶ宿の辺りでは小雨が降っていた。

 帰宅後になでら女房と「一心太助」へ。

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 本日は漁師丼だった。美味し!

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 さらに,バイトの賄い丼で人気ナンバー1というカツオの揚げ物(竜田揚げかな?)のミニ丼(三口丼?)が副菜(?)で付いた。これがピリ辛でバカうま!ご馳走様でした。

2021年9月22日 (水曜日)

定期的な検査で病院へ

 起床は5時半ごろ。太ももの筋肉痛は継続中。腰痛は登山前からの横這い状態。昨夜はなでら次女が帰ってきて,今日はなでら女房共々休みのようで,あちこちに出掛けるとか。ハイハイ。そら,よござんしたねぇ!

 朝のお務めの後ででかいネコ2匹を庭で遊ばせて,朝飯食って,さてローラーでも〜〜・・と思ったら,もう時間がないじゃないか。ということで回し始めたローラーから降りて,8時前には病院に向かう。小・中学生の登校時間&出勤時間にぶつかってしまい市内を抜けるのに結構掛かった。8時15分ごろに病院到着。

 幸い,採血処の混雑はそれほどでもなく20分ほどの待ち時間で終了。診察室の前で本を読みつつ待つ。

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 待ち時間に読了。う〜・・飯豊に登りたいなぁ。今日の天気(夕方から雨予報が出てるけど,午前中は快晴)を見れば,日曜日から三泊四日で縦走とか最高だったろうなぁ(笑。この手の遊びには,時間とお金と体力が必要だけど,それが人生で全ていい感じに揃うタイミングってなさそうだしねぇ(苦笑。今は,お金は少しだけなんとかなりそうだけど(高が知れているけど),時間が今ひとつ自由にならんし,さらに体力が大分急勾配でダメになって来ているし,..。あ,でも,自転車遊びに関しては,そこそこのレベルで3つのファクタが揃っていたかな?(笑

 予約時間通りに診察。数値はここ2ヶ月ほどで緩やかに悪化傾向。生活自体は変わらないので,その生活が徐々に身体を蝕んでいるという結論か(苦笑。根本的に生活を見直せということか。やはり,酒かなぁ。酒も量はだいぶん減って来ているけどなぁ。全て終わって自宅に帰り着いたのは11時半ごろだった。途中で買い出したコンビニ飯で昼食。

 なでら次女となでら女房は,なでら男が先日行って会えなかった,羽前小松駅のショコラ駅長に会えたらしい。グヌヌ,..

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 羽前小松駅のショコラ駅長(撮影:なでら女房 iPhone)

 昼過ぎに遅めの出勤。えらく暑くなってきた。蒸し蒸しする暑さだ。最高気温は 30℃を超えたらしい。いつまで夏のつもりだ!8月はほとんど降っていたくせに!(怒

 6時ごろまで講義資料(苦笑。

2021年9月19日 (日曜日)

不忘山へ

 起床というか,なでら女房に叩き起こされたのが午前4時過ぎ。ったく,なんだよ!?「山行くぞぉ〜〜!」

 行き先はどうやら不忘山らしい。水引入道の周回コースはハードらしいので,宮城県の白石スキー場からの不忘山ピストン。が,登山口から山頂までの標高差は 850 m 弱。多分,これまでで最高レベル。はてさて,どうなるのか,..。

 6時ごろにスタート。七ヶ宿のファミマで食料の買い出しをして遠刈田方面県道 51 号線を走る。ここを走るのも久しぶりだ。小原温泉辺りで土砂崩れがあって,実家に行くのに,こちらを迂回していた頃以来かな。

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 あの山に登るんだなぁと長老湖の先で眺めてみる。天気は素晴らしい。

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 白石スキー場の駐車場に到着。7時半ごろ。白石スキー場に来るのは,チーム・ホシのツーリングで林道を遠刈田まで抜けた時以来かも。既に,かなりの台数が駐車している。準備して8時少し前に出発。

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 水引入道周回なら右だが,今日は左。

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 ここでトイレを済ませて入山届を記入。左の水道というか水場は戻ってきて大変助かった。靴まで洗えるようにブラシと椅子まで用意してあるという周到ぶり。白石市すごい!

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 ゲレンデを登っていくのだが,この花が目に付いた。ももさんからセンブリと教わった。よく観ると,花びらの数が4枚の奴と5枚の奴があるようだ。ちょいと不思議だ。

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 ゲレンデの上の方まで来た。

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 振り返れば絶景。この景色を眺めつつ滑るわけか,ここでは。左が牧場だな。右には白石の市街地が見える。標高 900m オーバーくらいか?

 ここから林道に入り,林道のどん詰まりが,昔,白石女子高の小屋があったところ。今は更地になって草茫々であるが。帰宅後,妹(白石女子高 OG)に訊いたら,高校1年の時に,その小屋に泊まってスキー合宿をしたことがあるとか。へ〜〜・・。

 ここから山の中の登山道に入る。ここで後ろから来た如何にも速く登れそうな男性に抜かれる。なんでも,刈田岳まで往復するとか。流石に,この時刻では無理かも知れないと思うも,まあ,スピードと体力次第だなと。軽快なスピードであっという間に見えなくなった。往復できたんだろうか?

 しばらく行くと,年配の登山者に追い付かれる。なんでも,久しぶりの登山だとかで不忘山までも怪しいとか仰っていたが,南屏風岳まで往復されたとのこと。脱帽でござる。往きで追い抜かれ,下りでも追い抜かれた。なでら女房曰く「登りで追い越され,下りでも追い越され,そして誰も居なくなった」と(爆笑。

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 この看板の先に沢が流れていた。てっきり,それが弘法清水かと思ったが違ったようだ。この先辺りまでは,先ほどの年配の登山者と似たようなペースで来たのだが,この後で置いていかれる(苦笑。ここから先は段差が大きくなり,昨日まで降った雨のせいか登山道はほぼ沢状態になっていた。

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 アザミが咲いていた。調べると,アザミではなくて,オヤマボクチというらしい。

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 この辺りが弘法清水だったかな?目指す頂上ははるかに遠い(苦笑。

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 ここが弘法清水らしい。確かに,水が染み出しているというか,斜面を水が膜状に流れている。雨上がりだからなのか,常にこうなのかはわからないが。例のおじいさん登山者をここで見送って,それっきり出会わず。

 残り 1.5km なので小一時間かと思ったが,この先の急勾配で失速。

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 この木ぐいの大きな段差がかなり堪える。

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 それでも,高度は上がり,樹林帯を抜け出しつつあり,後方の景色が見えてきた。風も涼しくなってきた。一息吐いて後方を眺めると七ヶ宿ダムの噴水が見えた。へ〜,こんな風に見えるんだ。

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 それでもまだ頂上は遠い(苦笑

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 この辺りから時折,がれ場が現れる。

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 そして,眺望も開ける

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 でも頂上は,..(苦笑。ナナカマドの赤い実が美しい。この辺りで,朝,駐車場を少し前に出発されたご夫婦が降りて来た。もう,不忘山の頂上まで行かれたらしい。結構,年配の方々だったが,下降も軽快そのもの。なんだか,この辺りの主のような雰囲気だ(笑 奥様から「あと,2/5 くらいかなぁ」と。この辺りからなでら女房の休憩頻度が上がった(苦笑。

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 そして,なでら女房,へたる(苦笑。ガンバレ!なでら男は,今日は比較的元気。汗の量は相変わらずだが(苦笑。先日の斜平山に比べれば標高が高いので吹く風が涼しく,暑さは遥かにマシ。

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 いや〜,本当に素晴らしい眺望だ。あとで気が付いたが,どうも太平洋まで見えているようだ。

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 ナナカマドの実

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 オヤマリンドウが沢山咲いていた。

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 ようやく,南蔵王縦走路との合流点の「不忘の碑」に到着。

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 ガンバレ!(笑

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 カエル岩だとか。確かに(笑。このカエル岩の後方に延びているのが南蔵王縦走路。先のガレ場に登山者がいる。今回は左下の標識の左手の方から登って来て合流。

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 B29 の墜落で亡くなったアメリカ空軍の搭乗員の慰霊碑。

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 少し読んでみたが,フォントが馴染みがなくて読み辛い(苦笑。この墜落事故の原因は今だに不明?

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 ここから不忘山頂上までは 300m ほど。が,なでら女房がへたれた。ここで待つと言う。なんちゅう,根性のないことを!一人で登ることにする。そういや,今年の安達太良山も乳首には登らなかったな(苦笑。

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 山頂付近は少し色付いて来ている。

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 山頂到着。なでら男の出身校の(旧)白石高校の校歌(今は女子校と合併して,校歌も変わってしまった)の歌詞にも入っていた不忘山の頂上をようやく踏めた。あの校歌を歌っていたのは45年ほど前になる(シミジミ)。

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 三角点にタッチ

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 南屏風岳と屏風岳と水引入道方面。一応,南蔵王縦走路にある頂は,これで全部踏めたのかな?

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 南屏風岳方面に進行する登山者たち。山頂の先に小さな祠が建っている。

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 山際のはるか向こうに見えるのが大朝日岳かな?

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 手前が白石市の市街地で丘陵地帯を越えた先が角田市の市街地(多分)。その先は,山地を越えて太平洋だと思う。

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 屏風岳(左)と水引入道。手前の右下の方に見える白い筋は沢沿いの滝かな?

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 これは仙台方面じゃないかなぁ。そして海に浮かぶように見える山脈状のものは,牡鹿半島ではないかと思うのだが,..違うかな?

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 山頂からのなでら女房。不忘の碑のところの赤い点がなでら女房(笑

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 これは頂上から下山中のなでら男(撮影:なでら女房。

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 降っていって,なでら女房と昼飯を食べる。カップ麺とおにぎりが美味い。さて,ボチボチ下山しますか。

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 無事に帰ろう!カエル岩だけに(笑。12時過ぎには下山開始。

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 あと2週間もすれば全山紅葉かなぁ?

 下りの途中で,所在無げに登山道脇に佇んでいる男性がいた。我々を先に降らせてくれるのかな?と思ったが,どうも様子が違う感じで,何か不機嫌そうだ。場所はロープが設置してある段差のある急斜面の終点。なんだろう?と思いつつしばらく降ると,女性が登って来た。しんどそうなので,「もうちょっとで急斜面終わりですよ」と,少しだけ言葉を交わすと,「疲れたぁ〜。もう,帰りたい。旦那はさっさと先に登ってしまうし,..」と。この言葉で様々な状況が理解できた。先ほどの登山道脇で所在無げに立っていた男性は,この女性の旦那さんで,奥方が登ってくるのを待っていたと思われる(苦笑。なでら女房が,「どこの旦那も一緒だなぁ」と。「おいおい,オレはちゃんと待っていただろうが。この間の月山のとき,置いてきぼりにしたのはお前だろうに!」と。「え〜,あんたが後ろから消えるから,私は様子を診に降ったし」と。しょうもない,ジジババの会話である(笑。

 で,下りも結構苦労した。雨上がりで滑りやすいし,段差が大きいので太ももと膝へのダメージが結構でかい。こういう時に細身の人が心底羨ましい(体重落とせよ!という提案は,..前向きに善処:笑)。しんどいなぁと思いつつ降っていると,もうすぐ白石女子高小屋跡というところでうっかりと足を滑らせてしまい,派手に転倒。左足首を軽くひねったような感じだが,大事なさそうだ。幸いあちこちに泥汚れを付けた程度で済んだ。

 登山届けを出したところまで来て,2時半過ぎ。水道(沢水かな?)で泥を落とす。飲み物の自販機もあって実に助かる。帰りも2時間以上かかったな。なんだかんだ後始末が終わったのは午後3時近かった。この時刻なら南屏風まで往復できないとなぁ(苦笑。

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 なでら女房,この看板の下部の文章に頷くこと頻り(笑。さて,帰ろう。そういや,南蔵王縦走路の芝草平付近,登山道の工事中とか。木道を修理しているのかな?通行は可能らしい。

 県道51号線を七ヶ宿方面に戻る。

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 先ほどまで居た山頂を麓から眺める。

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 別の角度からも。天気が最高だったな。いい山だった。今度は紅葉の時期に水引入道の周回に挑戦したいな。

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 どこかで風呂に入ってからということで,七ヶ宿のファミマの向かいに出来た「Wood&Spa. や・すまっしぇ」に立ち寄る。なんでも,炭酸風呂とか。炭酸ガスをお湯に溶かし込んでいるらしい。でも,36℃くらいのお湯にそんなに炭酸ガスが溶けるものか?でも,まあ,汗を流してサッパリした。町民なら 350 円くらいで入れるらしい。外部の人間は 500 円。サウナもあってお得かも。チラシなどをいろいろ眺めていると,七ヶ宿,町興しを色々と頑張っている様子。

 5時半ごろに帰宅。

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 靴やらスパッツやらポールやらを綺麗にして山遊び終了。今日もご苦労さん!

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