月山へ
起床は5時少し前。今日はなでら女房と月山に登る予定。が,予報では晴れだったのに,どうも朝からドン曇りでテンションが下がりがち。
早朝も朝焼けだし,..。朝焼けって,あまりいい兆候ではなかったような。
山の天気のサイトを見れば「A 」。それだけを信じて,今日帰るなでら次女に戸締りを頼んで6時半に家を出る。が,高速を走って庄内に近づくに従って厚くなる雲。山など全く見えない。挙句に,降ってはいないものの,高速道路の路面,濡れてるんじゃね?二人ともテンションだだ下がり。もう,加茂水族館でも観て,どっかで飯食って,温泉入って帰るかぁ〜なんて話も出てきた。でもなぁ,折角来たんだし,山の格好であちこち行くのもなんだかなぁ,天気が好転する可能性もあるし,..とかなんとかブツブツと。でも,GPV 予報では,南東北エリアには一日中,雲がかかっている予報なんだよなぁ。
8時20分ごろに姥沢の駐車場に到着。凄まじい数の駐車台数にまず面食らう。ここも5回くらい来ているが,こんな車の数は見たことがない。誘導員が出ていて,奥の駐車スペースに誘導。感染症も少し落ち着いてきたし,ちょうど紅葉が見頃という時期でもあるし,..。
が,山はガスガス。正面に見えるリフト下駅より上はガス!まあ,登るだけ登ってみるかぁとリフト乗り場に向かって歩き出す。横目で見る駐車場には,群馬やら長野やら新潟やら千葉やら仙台やら湘南やら,そんなナンバーの車がやたらに目に付く。そういや,湘南ナンバーの車で「1173(いい波)」というのがあった。きっとサーフィンもやる人たちなんだろうな(笑。
環境美化協力金の関所前にあったバイク。まさか,ここまでバイクで来て,ここから月山山頂までの登山なのか?強者ぢゃ!!
リフト乗り場ですでにガスが,..。上の方はガスガスで何も見えない。
後ろの席のなでら女房。ガスっているものの風はないので寒さは感じない。気温は13℃くらいかなぁ。
リフト上駅に着くと,..当たり前だがガスガス。こりゃ,山頂までこの調子だと悲しいなぁと思いつつ,登り始めると,リフト小屋からの放送が「皆さん,今日の月山はガスに包まれた,まさにガスサンです。登山コースを間違えないように分岐に来たら地図などでよく確かめてください」と。以前は,こんな放送なかったけどなぁ。昨年は登っていないので,姥沢からは2年ぶりかな?
ところで,今日はお子様連れの登山者がえらく目立った。親子三代で仲良く登山というグループも目に付いた。こんなに多くの小さな子供達を月山で見たのは初めてだ。圧巻だったのは,小さな子供を3人連れた若いご夫婦で,訊けば一番下が2歳半。その子をおんぶひものようなもので身体の前に抱えて,急斜面を軽々登るお父さん。いや,その山歩きの技量というか脚力というか,かなりのレベルに違いあるまい。下りも一緒になったが,同様にスイスイと降っていた。もし万が一バランスを崩して前方に転けたりしたら,..と考えると恐ろしいが,スムースに降りていく。いや,感服仕りました。
牛首下分岐の辺りは,晴れていれば,さぞかし素晴らしい草黄葉を楽しめることだろうが,..。
牛首の合流点を過ぎて,少しだけガスが薄くなったような気がした。薄いガス越しに見事な紅葉もチラホラと見えてくる。この辺りでなでら女房と「もう,やめて帰ろうか?」なんて話もしていた。が,下山してきたおじさんの「頂上はガスの上で晴れて素晴らしい景色が見えてるよ」という一言に俄然やる気が復活(笑
確かに,山頂に近づくに従ってガスが薄くなってきている。
ついに見えてきた。登山路の脇で立ち止まり,写真撮影する方多数(苦笑。
ついに,あの忌々しいガスを抜けたようだ。鶴岡の市街が見える。それにしても,登山者の多さよ(苦笑。
頂上直下からの景色
左の山並みのさらに奥に影が浮かぶようにあるのが粟島である。
なんていうんだっけ?雲雪崩?(違うな)
頂上到達。雲海の上に顔を出しているのは大朝日岳(らしい)
山頂神社付近もすごい数の登山者が,..
月山神社の周囲の石垣によじ登って眺めた景色。いや,素晴らしい。東側から湧き出した雲が稜線を超えて西側に流れ込んでくる。遠く粟島も見えていた。石垣の上にいた若者は昨日は鳥海山を登ってきたとか。そして今日は月山。若いって素晴らしい。
遠く雲の上に頭を出しているのは鳥海山。鳥海山も頂上まで行かないと眺望は効かないだろうね。
月山神社からの2枚繋ぎ。右手に鶴岡市街が見える。
さて,お参りも済んだので次は頂上に行こうか,..。それにしても,すごい登山者の数だ。鶴岡側の月山八合目からと思える登山者もかなりの数だ。
月山山頂からの鳥海山
恥ずかしいのでごく小さめに(笑。あと 10kg ほど落とせればなぁ(苦笑。
さて飯にするかと,頂上から降りてきたら,月山八合目からの団体さんが,..。山頂に立ち寄ると時間オーバーになるとかで,ここまで来たのに山頂をスルーするとか,..。団体登山はこれがあるから悲しいな。
いつものようにランチ。30分ほどのんびりと昼飯を食う。ちょうど,目の前で休憩していたのが,2歳半のお子様を抱えてスイスイ登っていたご一家。いや,この年頃の子は可愛いな(笑。この後,このご一家とは下りで何度か前後する。
アマチュア無線の愛好家の方が無線機とアンテナを持ってきて会話を楽しんでいた。コールサイン(?)が「JA***」とのことだったので,年季の入った方らしい。色々な楽しみ方があるものだなぁと感心。
さて,帰るか。帰りの姥ヶ岳はどうしようかと思ったけど,またすっかりガスに包まれていたので,ちょっと残念だけど,登ってきた道をピストンで帰ることに,..。
下山は,先ほどの団体さんと一緒になって大渋滞。一人の怪我人も出せないガイド役の方も神経使って大変だろうな。下ってしばらくするとまたしてもガスの中へ。メガネに水滴が付いて時折指ワイパー発動。被っているキャップからは水滴が落ちるほど。下りでも,多くの子連れの方々と一緒になる。子供達は元気一杯である。いや,羨ましい。
霧の中の木道。この辺り,後ろを歩いている親子連れの母親と子供の「しりとり」遊びをずっと聞かされることに。親子のしりとりを聞きながら,内心で「おい,そこは++じゃなくて,***だろうに!」とか突っ込んでみたり(笑。
無事下山。一発,この鐘を鳴らしたのはなでら男!お疲れ様!
往きも帰りも電力とモーターとワイヤーの恩恵に預かり楽をするのである(笑
帰りのリフトからは少しガスが晴れて紅葉が見えた。
リフト下駅の降り場
2時半ごろに下山。5時間半というところか。腰が痛い(苦笑。ガスで途中はダメだったけど,頂上ではいいものを見られたので由とするか。
車を走らせて「道の駅にしかわ」の温泉で汗を流す。ここは 300 円で入れるのでお得。上がってぶらぶら歩いていると,先ほどの団体の登山者がやってきた。なるほど,この温泉もツアーに入っているのか。4時ごろに帰途に着き,高速をひたすら走り,5時過ぎに自宅着。
今日もご苦労さん!
晩飯は帰宅途中で電話注文しておいた寿司海道(だっけ?)の寿司を頂く。シャリの握りが強過ぎて刺身の乗ったおにぎりという感じ(苦笑。でも,美味しゅうございました。ビールも殊の外美味しゅうございました。
月が昇ってきたので撮影。
そして,ロード世界選手権を観戦。残り 70 km ほどをゴールまで観戦。アラフィリップの積極性が2年連続の逃げ切り勝利をもたらした。ファンアールトは残念ながら最終盤は積極性に欠けるレース運びだった。
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