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2020年12月27日 (日曜日)

【過去記録】2011 宇都宮山岳ブルベ三連戦の初日

BRM716宇都宮200km塩原【山岳】 完走記

愛称:「踏猿 フミザル」ブルベ

2011年7月16日 am 6:55 Start ~ pm 6:01 Finish (11 h 6 m)

 世の自転車好きの中には,好んで山に登る,いわゆる「坂バカ」と呼ばれる人たちがいる。とにかく,登りが好きで,自転車に跨がれば,山にばかり向って行く。そうした,「坂バカ」と呼ばれる人たちの中でも,とりわけ朝から晩まで飽くことなく登坂を繰り返す人達を,宇都宮の人々は,タマネギの皮を剥き続ける猿になぞらえて,畏敬の念を込めて「踏猿(フミザル)」と呼んだ,....のか?

夏の風物詩:AJ 宇都宮の山岳ブルベ ~踏猿達の祭典~

 初っぱなから狂った,今年のブルベスケジュールだが,日程を調整してどうしても出たいものがあった。それは,一昨年から始まった AJ 宇都宮の夏の名物ともなりつつある山岳ブルベ。一昨年は,ハードな1day の 200km ブルベ(前日の 300km との連続開催)。昨年は,二日連続での 200km の山岳ブルベ。そして,今年はさらにエスカレートした,三日連続の 200km 山岳ブルベである。公表されたルートラボのコースをみれば,これでもかと繰り返される標高 1000m オーバーへの登坂。三日間の累積獲得標高は 13,000m を超えている。「こんなルートは馬鹿げている」という感想は不思議と抱かなかったし,完走できないかも,..とも思わなかった。ただ,単純に「この三日間を走り切るんだ!!」とだけ思った。

 ブルベの開催週になると,何をやっていても週末のブルベのことが頭のどこかを占めているような状態になった。帰宅後は自転車を整備し,いろいろな状況を想定して細々した装備やら,走行後に摂取するサプリメントなどを準備。いよいよ,当日を迎えた。

 起床は0時過ぎ。少し寝足りないが,まあ,いつもの深夜発のブルベに比べたらまだマシだ。さて,いざ,修業の旅路に!(笑)いつものように,pokky 氏と一緒に午前1時半頃に宇都宮に向って出発。今回も会津から日光経由。5時半頃にスタート地点の宇都宮市森林公園に到着。既に,多くの「踏猿」達が集まってきていた。

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踏猿達の祭りの始まりだ!!

 数あるブルベの中で、わずか70%のみが完走できる<山岳ブルベ>。100名の熱き<ランドヌール>たちが、今 山岳ルートに挑む!参加者は200kmに及ぶブルベの走行で、八方平ともみじラインを走らされる。土平よりも先に進めない塩那も登らされる参加者。しかし、一部の会員はAJ宇都宮の企画に理解を示さず、辛口のコメントを寄せる。(AJ 宇都宮 HP より引用)

キャッチコピー:  「八方越えなきゃ 塩那へ進めない。」

距離 206km,獲得標高 3659m

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Brm716 prpfile


ポストへばな氏(ニューママチャリマスター)現る!

 受付をして,ブラブラしていると,おお,これか!?というものを発見。山形の K関さんの「ママチャリ(内装三段)」である。でも,よく観れば,どうもどこかに正面からぶつかったらしく,フロントフォークがフレーム側(ダウンチューブ側)に曲がっていて,オフセットが小さくなっているようだ。これで下りとか大丈夫なのか?と要らん心配までしたくなるほどの,年季の入ったママチャリだった。約 18kg とのこと。かなり重いが,でも,ライダーの体重と合わせた重量が,ナデラ男の体重と同じって,..(苦笑。

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予備チューブの取り付け方がマニアック

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フロントホイールは,デュラエースの36穴のハブを使ってラジアル組してある。これで以前よりも少し軽量化したとのこと。

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ブリーフィング

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@gak_t12さん(奥のでかい人)ともお会いできた

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 今回は宿に着いて,少しでもゆっくりできるようにと,3日間共に早いスタート時間をチョイス。初日は 7:00 スタートの組の第2ウェーブ(6:55スタート)。

いよいよスタート,まずは平坦基調で PC1 へ

 そんな積りは全くなかったのだが,R293 に入って,集団の先頭になってしまった。後ろを見ると,結構な人数が繋がっている。車の追い越しの邪魔になることもあって,気の短い運転手は無理に追い越したりするので,事故回避と言った安全面からも少人数に分断したい。なので,スピードを上げて分断しようとしても,さすがに好き好んでこの山岳ブルベにエントリーしてくる方々だけあって,ちょっとやそっとでは切れそうもない。結局,それなりのスピードを維持したまま PC1 のセブンイレブン南那須大金店に集団で到着(am 8:17)。が,結果的に,ここまでの平地区間でそこそこの時間貯金が稼げることになった訳だが。

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PC1 セブンイレブン南那須大金店に到着(am 8:17)

八方ヶ原から伝説の塩那道路へ

 補給食を購入して,急いで口に放り込み,残りはポケットに詰めて,さっさとスタート。PC1 を出てからは,出来るだけ一人旅に。PC1 を出て,しばらくすると次第に気温が上がって暑くなってきた。スタート時点で,2本のボトルの一方に CCD を,一方に BCAA&クエン酸を入れていたのだが,一本は真水にすべきだった。交互に飲んでいると,次第に口の中がベタベタして,気持ちが悪くなってくる。

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 一本のボトルが空になったので,八方ヶ原の登りに掛かる前に自販機から水を一本追加しておく(全然足らなかったんだけど)。前方に見えるお二方は女性二人組。自販機ストップで少しだけ言葉を交わしたが,三日間連続参加とか。お一方(右の方)は,結局三日間とも完走され,見事にシュペールグランペールを獲得されていた。淡々と走る姿に一種の迫力を感じる。

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 八方ヶ原の登りは,8~9% くらいが続く。プロフィールマップと走行距離を眺めて,ピークまでのペースを作る。垂直方向速度 10m/min を下回らないことを心掛ける。それなりに辛いんだけど。なにしろ,今日も先は長いし,さらに明日も明後日もある。今日くらいは走り終えて(比較的)楽だったと感じるくらいでないと,先が思いやられる。

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八方ヶ原の第1ピーク(am 10:54)#汗でレンズが濡れてボケボケである

 ピーク手前で,先行していたちゃりけん氏に追いつき,二人で最初のピークに到着。少しして,masa さんも到着。今日はアウター縛りではなくて,インナーでくるくる廻して登ってきたとか。いくらインナー使っても,ナデラ男のクランクはクルクルとは廻らんのだけど,..。

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第1ピーク(この後登り返しがある)にて(撮影:masa さん)

 何人かは降り始めて直ぐの右手にあった,レストハウスだか,道の駅だかに入っていったようだ。しばらく降って行くと,..

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 水場があった。地元のオジサンが水汲みをしていた。ボトル2本はほとんど空だったので,たっぷり飲んで,たっぷり詰めた。顔やら腕やら首筋やらに水を掛けて一息付いた。ジリジリと暑くなってきており,これから先が思いやられる。

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 ガボガボと水を飲んで,ザバザバ被っていたら,ちゃりけん氏も停車して補給。水汲みのオジサンに,どっからどこまで?と訊ねられたが,答えるのが難しかった(笑)。この後で,1キロちょっとくらいの登り返しがあって,ようやく本格的な下りが始まるものの,道は狭いし,路面は結構荒れているし,意外と対向車なども多く,あまり下りでの時間稼ぎにはならなかった。降りて来たところで,コマ図にはない分岐に出て,ちょいとオロオロする。後ろから来た人も,あれ,こっちでいいんだよね?という感じ。川を渡って塩原病院を見て正規ルートだと確認できた。

 ここの道は昨年も走ったところ。真っすぐに進めば日塩もみじラインに入る。今回は,伝説の塩那道路の,触りの部分がコースに組み込まれている。この伝説の道路,ちょいと興味があるが,完全なバリケードを突破して突入するほどではない(笑)。橋を渡ると登りが始まる。いよいよだ。暑さはかなりのもので,多分気温は 30℃に近いんじゃないのかな?

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 これが第1ゲートの看板。なんでも,夜(午後6時から翌朝の8時まで)になると閉鎖されるらしい。

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それにしても,これだけきちんとした舗装路が造りっ放しで利用されていないのは残念だ。総距離は 50km 以上あって,最高標高は 1700m を超える道路なんて,考えただけでワクワクする。

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 次第に高度を上げて行く。ここでも, 垂直方向速度 10m/minは維持。

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7~9%,所々(主に九十九折りのコーナー部分)10% オーバーの九十九折りが延々と続く。そして,恐らくは自転車が走行することなど端から想定外だとでも言わんばかりに,コーナーで急激に勾配が上がって,標高を上げて行く造りだ。

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 日陰が全くなく,直射日光は容赦なく照りつける。Garmin の高度計とプロフィールマップを頼りに「忍」の一字なり。ここは PC2 のある第2ゲート手前の土平で折り返しのピストンコースなので,PC2 に近づくに連れて,一人また一人とブルベ人が降ってくる。それにしても,先行している pokky 氏と出会わない。まさか,登りに掛かる以前にもみじラインに向ってしまっているのか?

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PC2 土平,塩那道路第2ゲート前(pm 0:38)

 PC2 の土平に到着。AJ 宇都宮のS藤さんがおられた。で,pokky 氏もいた。どうしたのかと訊けば,脚が攣ってダメだとか。ここで,masa さん,ちゃりけん氏と一緒になる。

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撮影:masa さん

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 水を貰い,一息付く。女性の参加者が登ってきた。それにしても,強い。決して速いようには見えないのだが,ペースが変わらない様子。

塩那道路を降り日塩もみじラインを経て,PC3 大笹牧場へ

 降り始めると,多くの参加者とすれ違う。1時間後にスタートしたグループの速い方々も登ってきている。@HEIZOSUN とも擦れ違った。K関くんとも擦れ違った。それにしても,ママチャリで,ここを登ろうとは,オレは決して思わない(笑)。

 降り切って R400 と県道19 とのT字路にあるコンビニの Coco で補給。暑いが,食欲は旺盛で,脂っこくて塩辛いものが無性に美味い。暑熱馴化に取り組んだ成果か?(笑)補給後,日塩もみじラインに向う。昨年の半ベソ登坂を思い出す(苦笑)。

 ここは料金所までが比較的長い。登っているうちに,なにやら暗雲垂れ込め,ゴロゴロと雷鳴まで,..。パラパラと降り出した雨は,ザーザー降りになった。この雨は,身体が冷えてむしろ幸いだったけど,あっという間に止んでしまった。勾配は急ではないものの,次第に飽きが来る登りである。

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 昨年も一息付いた湧水ポイントで顔やら腕やら脚やらを冷やす。気持ちがいい。昨年飲んで大丈夫だったので,ボトルにも詰めた。さて,ピークを超えて降り始める。昨年は観光バスによるブロックを食らって,大分イライラさせられたが,今年はスムースだ。出口の料金所の手前で何台かの車の後ろに付いてしまったが。出口ではオジサンが,別ゲートで対応してくれたので,待つことなく出ることが出来た。何だかんだ訊かれたが,適当に答えておいた。コースを聞いて,「今日中に走れるのかい?」と驚かれる。実は,明日も明後日も今日以上に厳しいコースが待っているんだが,..。

 さて,ここから先は昨年と同じコース。昨年は大笹牧場までの登りで力尽きたっけ。R121 の三ツ岩トンネルを抜けて,県道23に入る。ここからまた登りが始まる。いくつめだかのトンネルで,プロックパターンのタイヤのロードノイズと共に,ふぃりっぷさんにパスされた。とても,付いて行けないスピードだ。羨ましい脚力である。

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県道23から望むどこぞの線路(地理に疎い)

 しばらく走っていたが,どうにも咽も渇いてきたし,エネルギー不足のような気もしたので,自販機休憩。コーラとポカリスウェットと水,3本を一気に大人買い(笑)。それにしても,ペットボトルの購入代がとてつもない。三日間で一体いくら使うのか?まあ,飲まないと走れないのだから,仕方がないが。

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 ちゃりけん氏も自販機ストップ。ここからはほぼ同じペースで進む。栗山村に入って,いよいよ昨年半泣き状態になった大笹牧場への登りが始まる。これが本日最後の本格的な登坂。約30分ほどで大笹牧場に到着。時刻は午後4時半頃。よかった,ソフトクリームに間に合った(笑)。

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昨年も食べたソフトクリーム(pm 4:31)

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PC3 の大笹牧場でのチェック風景(撮影:ちゃりけん氏)

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PC3 での AJ 宇都宮のS木さん

ゴールのろまんちっく村へ

 ここからは,降りばかりなり。ちゃりけん氏と共にゴンゴン降る,ガンガン降る。最後の平地区間もゴンゴン引いて,ゴールのろまんちっく村に6時過ぎに到着。11時間6分で完走。大した疲労感はなし。

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AJ 宇都宮の S 藤さん。お世話になりました。

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AJ 宇都宮の I 塚さん。ありがとうございました。

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ナデラ男の後ろ姿(撮影:masa さん)

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pokky 氏を待つ手持無沙汰のナデラ男(撮影:masa さん)

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今日もトラブルなく走ってくれた愛車(撮影:masa さん)

 pokky 氏と,どちらか早くゴールした方が,森林公園まで行って,車を持ってくるという話にしてあった。すまん,pokky 氏。君が早く到着するのは走る前から決まっていたようなもんだった。ろまんちっく村に運んでもらった車から荷物を下ろして,自転車積んで,風呂入って,...。

 食事はどうしようかと思っていたが,HEIZOSUN がラーメン屋に誘ってくれたので,話のタネに行ってみた。ちょいと時間が掛かってしまったが,なかなか面白い趣向のラーメンだった。

 熱した石焼き用のどんぶりに入れた麺やら具やらにスープを注げば,たちまち沸騰して,さながら火山から噴き出す間欠泉の如くグツグツと煮えたぎったラーメンになった。ライスも付いて,なかなか美味しゅうございました。その後,森林公園から HEIZOSUN の車を回収して,明日の朝の食料を調達して宿に戻ると,直ぐに明日のブリーフィング。もう,眠いんだけど(笑)。

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宿舎の部屋の様子(撮影:ちゃりけん氏)

 宿は幸い貸し切りになったらしい。宿の部屋の組み合わせは,なにやら,Twitter のオフ会の様相を呈していた。@atkamano さん,pokky 氏,ちゃりけん氏,@gak_t12 さん,@eijitom さん,そしてオレ(@naderaman)である。どうも,AJ宇都宮のスタッフに Twitter 上での今回の山岳ブルベ三連戦への参戦の下りをウォッチされてたような感じだ(苦笑)。それにしても,皆,オッサンだ(失礼!)。みんなで,ワイワイ言いながら,ほんのちょっとだけビールを頂いて11時半頃に就寝。合宿みたいでなかなか楽しい。さて,明日もがんばるぜ。

二日目に続く

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