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2020年7月11日 (土曜日)

お袋連れて,ン十年振りの瑞巌寺

 起床は3時。今日も一縷の望みをかけて,北東の空を眺るも,..。見えるのは分厚い雲ばかりなり。溜息一斗。

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 朝の一時。父ちゃんと息子の挨拶(笑

 どうにも天気が今一つだが,今日は実家に行って,お袋連れて,松島の瑞巌寺に行ってみようと思う。実は,なでら男の妹が,今年から瑞巌寺の宝物館で学芸員のようなお手伝いを始めた。で,前の職場(美術館)のときにもお袋を連れて行ったので,今回も連れて行こうかと思った次第。訊けば,お袋は瑞巌寺には行ったことがないとか。なでら男も多分,小学校の遠足以来だろう。何度か松島に来てはいるが,仕事絡みの一泊なので自由になる時間がほとんどなかった。まあ,そんなこんなで梅雨の合間の松島訪問になった。

 7時過ぎに実家に向かう。幸い,曇ってはいるものの雨は落ちてこない。9時過ぎに実家着。お袋を乗せて,直ぐに松島へ向かう。以前だと,松島までのルートは仙台を経由して国道 45 号線をいくものだったが,これだと2時間以上掛かりそうだ。で,検索すると常磐自動車道から仙台東とかいう高速を繋ぐと1時間ほどで行けるようだ。へ〜〜・・。松島に向かうのに先ず角田の街中に向かうというのはかなりの違和感があるけど,..。「道の駅かくだ」で妹の職場へのお土産買ってから,その先から高速に乗る。名取辺りから片側二車線になって走りやすくなる。仙台港辺りは,いろいろな高速が立体交差になっていて,なかなか壮観だった。

 10時半頃に松島の瑞巌寺近くの有料駐車場に到着。ガラガラだ。いつもなら,この時間だと駐車場の空きを探すのも大変ではないのかと思われるが,..。

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 この入り口も全く記憶にない(苦笑。連絡して,妹が出てくるのを待つ。職員に年間何枚か割り当てられているチケットを頂き入場。そのとき目に入る「御朱印」の文字。ああ,御朱印帳,忘れたよ(泣。ま,次の機会でもいいか。

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 なでら男にとっては,こんな岩窟みたいな記憶のみの「瑞巌寺」

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 奇麗に苔が植えられて,これは維持管理は大変だろうな。正面が本堂である。

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 右側に庫裏がある

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 庫裏からの見学コースに入る。ここから先は撮影禁止だ。玄関ではいきなり高村光雲作の観音像が出迎えてくれる。

 本堂には十間ほどの大小の座敷があり,それぞれに金やら極彩色の絵の具で彩られた襖絵が描かれており,いや,見事なものだ。お袋もひたすら感心。圧巻なのは伊達家の藩主が座る上段の間と皇族(天皇陛下?)の御座所の上々段の間。ここに「梅竹図」,「紅白梅図」,「牡丹図」などなどの見事な障壁画。もっとも,これらは複製画。本物は現在,宝物館で保管されているそうだ。複製画は当時の材料を使い,完璧に模写されたものである。記憶にはないが,多分,小学生だったなでら男が観たのは年代的に本物の方だろう(と思う)。上々段の間には明治天皇が宿泊されたらしい。そこの畳は厚さ9センチだとか(驚。この畳,現在作れるのは一人だけで一畳300万とか。ちなみに,藩主の上段の間は厚さ6センチらしい。

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 本殿からは枯山水も見える。中は撮影禁止だけど,こっちはいいらしい。

 ところで,上々段の間の障子の装飾金具が先月末に盗難に遭ったとか。皇族をお迎えする専用の部屋で,菊の紋が彫られた銅製。金と水銀で加工されているとか(よく判らんけど)。もっとも,本物は別のところに保管されていて,レプリカらしい。一個当り,20万もするらしい。どうやったら,外して盗めるんだ?ここに,関連記事

 そういや,展示物の一つに藩主が乗る駕籠があった。駕籠の重量は60キロほどだとか。で,そこに藩主が乗れば重量は100キロオーバー。それを4人で担ぎ,松島〜仙台間の32キロを4時間で走破したらしい。ビックリポンだ!

 本殿を見学したあと,妹の職場である宝物館に行く。いろいろと興味深いものが沢山あった。政宗の甲冑姿の等身大座像などもあり,小柄なことに驚いた。全部観終えて帰ろうと思ったところで,スタッフの方にご挨拶。そしたら,現在は期間限定で公開している上段上々段の障壁画の本物を見せてくれるとか。ガラスで囲われた特別な空間(温度,湿度,紫外線などが管理)で保存されている障壁画。簡単な解説付きで見せて頂いた。いや〜,凄い。多分,小学生のなでら男が観たのはこれだったんだろうな(覚えてないけど)。ありがとうございました。

 その後,昼飯にしようと松島の街をブラブラ歩く。

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 そういや,ここから遊覧船に乗ったのは何年前だったかなぁ。20年くらいになるかな?松島水族館に来たときだったような,..

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 さかな市場なるところに行ってみる。牡蛎小屋も併設。多くの客が野外のテーブルで焼ガキやイカ焼や海鮮丼などを楽しみつつ,ビールや缶チューハイをしばいておった。羨ましいぞ!うちの場合,お袋が海鮮系がダメなのだ。メニューを見ても,お袋が食えそうなものはない。仕方ないので適当に土産ものを買って,別の店へ。

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 展望台?閉鎖されていたようだけど,..。

 折角だから五大堂を観ていこうと。

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 ここも一体何十年ぶりかな?ところで,津波は大丈夫だったんだろうか?

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 長雨のせいか,海が少し濁っているような,..。

 さて,飯にしよう。近場の適当な店に入った。

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 窓から五大堂と遊覧船が見える店。

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 松島は,冬が牡蛎,夏は穴子だとか。で,頂いた。フワフワで歯がいらない感じ。これは美味かった。

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 本来の入り口がここだね。

 午後1時過ぎに松島を後にした。また,来てもいいな(笑。帰りも高速使ったが,降りるところを間違えて一つ先の「山元南」まで行ってしまう。お陰で実家に帰り着いたのは2時半頃。そこから軽く昼寝して4時少し前に実家を辞去。お袋も喜んでくれたし,雨にも降られずにいい休日だった。

 一杯やっていると荷物が届いた。実は,給付金の10万円にボーナスの一部を足して,新たな機材を導入したのである。当初,超広角のレンズと思っていたが,レンズでは今一つ(星野写真系の)やる気が起らないかと,新たなポータブル赤道儀にターゲットを変えたのだ。情報収集しつつ,悩むこと4週間ほど。で,将来的な拡張性も考えて選択したのは,..

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 SWAT-310 である。少し予算オーバーではあったのだが,チョイスの決めては,こんな記事である。電源の追加工作やら,自由雲台部分の構成やらいろいろと検討項目はあるので,ボチボチ使い込んでいこうかと。でも,頭の中で考えたよりもサイズは3割増しくらい大きく,想像の4割増しほどの重量があった(苦笑。ギリギリポータブルか,.。テストしたいなぁと外に出ると,なんということか,たまたま晴れ間が出たていた。早速テストしてみる。

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 35mm 換算で 80mm 程の焦点距離でこと座を撮ってみた。三脚の足元には付かず離れずクロパパが,..(笑。極軸合わせ用の覗き孔が今一つ使い辛い。極軸合わせには,今回は,Poalr 3 を使ってみた。将来的には SS-One Polar3 を常駐させようかと思う。将来的に,もう一台導入してもいいかも。PoleMaster だと PC 使うのが面倒なんだよね。例えば,改良版 PoleMaster とか出て,スマホで操作できるとかいうと便利だろうけど。

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 こんな感じで。SWAT は極軸がクランプでリリースして回転できるので Polar 3 が使いやすい。

 しばらく振りで使ったので,Polar 3 の使い勝手がよくわからん。でも,なんとか極軸を合わせた。ノータッチで4分露光で10枚ほど撮ってみた。星はほぼ点像である。まあ,でも,この程度の焦点距離ではスカイメモ RS でも同様に星は点像になる。焦点距離 250 mm ではどうかと RedCat 51 をテストしようとしたが,使った自由雲台の固定力が弱すぎてダメだった。またテストは次回。

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 JPEG 画像だけを使って7枚スタックした,こと座。まあまあかな。

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