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2019年8月16日 (金曜日)

尾瀬周遊初日

 結婚30周年記念イベントとして,なでら女房企画の尾瀬ハイキングに今日から三日間の予定で出かける。当初予定では深夜スタートして,早朝から燧ケ岳に登り,尾瀬沼に下山,二日目と三日目で尾瀬ヶ原とか尾瀬沼周辺を歩こうというものだったが,厄介者の台風10号のせいで予定変更。今日は,昼前に御池に到着して,シャトルバスで沼山峠に移動して,そこから歩き始めて,尾瀬沼の宿泊予定の尾瀬沼ヒュッテまで歩き,そこで荷物をデポして尾瀬沼を一周することにした。明日のメインイベントの燧ケ岳登山に備えた足慣らしである。

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 檜枝岐村に突入。ただし,これは帰りに撮影したもの(笑

 昔,ブルベで走った懐かしいコースを辿り,米沢から3時間半ほどで御池に到着。檜枝岐の辺りも変わらんなぁ。なんだか,懐かしい場所に帰ってきた感じ。御池までの九十九折りの登りも,ああ,ここ自転車で登ったなぁと(苦笑。雨も小降りになり,空も明るくなってきた。まだ,雨が残っているので,一応雨具の上だけを羽織り,山の駅を偵察しつつ,シャトルバスの発車時刻をチェック。

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 中に,モンベルショップがあるので,夏用のウェアを一枚追加して買おうと思ったのだが,いいのがなくて断念。結局,水洗いしつつ,3日間同じものを着ることに(苦笑。

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 11時20分発のバスに乗る。料金は大人片道 590 円なり。

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 バスの車窓からは広大なブナ林が見渡せる。見渡す限り,ブロッコリーみたいなブナの木がモコモコと,..。これだけの規模のブナ林はなかなか見ることが出来ない。バスの運ちゃんがいろいろと解説してくれる。晴れていれば,この方向に燧ケ岳が,..などなど。

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 20 分ほどで沼山峠休憩所に到着。ここで,軽くパンなど食して,雨も上がったので雨具はしまって,さて歩き出しますか。これから明後日の午後までは移動手段は二本足による歩行のみとなる。

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 こんな木道を歩いていく。雨は上がったが,標高 1700m とは思えない暑さ。すぐに汗まみれ。

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 地図によれば,沼山峠展望台なるものがあるが,ここのことだろうか?ベンチみたいなものが造られており,かすかに,尾瀬沼が見える。

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 下り基調で進み,大江湿原(でいいのかな?)に出る。もっと時季が早いとニッコウキスゲとかコバイケイソウとか見られるのだろうが,..。

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 こんな花が目立った。

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 尾瀬沼が見えてきた。

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 なんだったかな?2枚目はギボウシかな?

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 なんとかユリ(笑

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 前方の三本落葉松は,なんとか中納言だか大納言だかの墓らしい。そして,この右手の方に尾瀬の自然の維持に尽力した平野家三代(平野長蔵,平野長靖,平野長英氏ら)の墓がある(らしい)。お墓参りはしなかった。

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 トリカブトの花が咲いていた。

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 1時間半ほどで今夜のお宿の尾瀬沼ヒュッテに到着。午後1時過ぎに受付を済ませる。

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 フジノンのでかい双眼鏡があった。で,手前のベンチでは既に生ビールをしばいている方々が,..(笑。荷物を部屋において,カメラと水を持って,尾瀬沼一周に出かける。

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 これが長蔵小屋

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 雲が切れて,燧ケ岳が見え出した。

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 尾瀬沼に流れ込む小沢に泳ぐイワナ

 ドンドン歩いていくと向こうからのハイカーと沢山すれ違う。我々は時計回りに回っているのだが,もしや,反時計回りが正式なのか?

 で,辿り着いた三平下の山小屋のところで,とんでもないミスコースをやらかす。右に折れていくべきところを真っ直ぐに進んでしまった。そもそも,時計方向に歩いてきた場合,全く見えないような形で標識が設置されていた。

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 で,結構登って辿り着いた三平峠。ここで,おかしいと思わなければいけない(苦笑。が,なでら夫婦は GPS を眺めつつ,先に進んでしまう。この先で,同じ尾瀬沼ヒュッテに宿泊すると思われるご一家とすれ違う。うん?あの方々が反時計回りで尾瀬沼一周したのか?それにしてはすごいスピードのようだが,..?で,その後,その一家のご主人に訊いてみれば,やはり,我々と全く同じミスコースをして引き返すところですれ違ったらしい。三平峠を越えて,大分降り,尾瀬沼が全く見えないことに,いよいよおかしいと思い,後方からの登山者に訊ねてようやくミスコース発覚(苦笑。仕方なく,戻る。時間的に尾瀬沼一周は無理だった。まあ,でも,対岸は山が見えないのであまり代り映えしないからいいやと負け惜しみを言うなど。

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 こんな道を引き返す。ああ,無情!(笑

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 これが問題の標識。我々は,この標識の向こう側の木道を左から右に通過した。木道からは陰になって,行き先は全く見えない。沼尻に向かうべきところを,大清水に向かってしまったというお粗末さ(苦笑。標識を見たら,必ず一周して確認すべし!(笑

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 三平下からの尾瀬沼と燧ケ岳

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 もう少しヒュッテサイドからの同上(笑

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 4時過ぎに尾瀬沼ヒュッテに帰着。早速風呂に入る。自然環境保護のためにシャンプーと石鹸は使用禁止。お湯をザブザブかけて,汗を流して暖まってお終い(笑。

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 5時半から夕食。マイタケご飯と味噌汁はお代り自由。イワナの開きの一夜干しは頭からバリバリといけて美味なり。

 その後は,夕方からビジターセンター主催のナイトハイクに7時から参加。月が太いので星空観賞には向かないし,さらに雲もあってほんの少ししか星は見えなかったけど,係の方の説明はなかなか面白かった。ここで,平野家の墓とか,中納言の墓とかの話を聴いた。

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 日没後の尾瀬沼と燧ケ岳

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 二つのお墓を望む

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 ミニ三脚を立てて,長秒露光で夜の燧ケ岳を捉えようとしたのだが,..。

 その後,春の大曲線や夏の大三角などをかろうじて眺めてビジターセンターに戻った。そこで,特殊な音響機械(バットディテクター)を使って,ヒメコウモリの鳴き声(2千キロヘルツ?)を捉えてみせてくれた。捉えられないかもという話だったが,見事にヒメコウモリの活発な捕食活動を捉えることが出来た。コウモリの発した音が虫とかに当って跳ね返った音を検知して,方向や距離を測っているときの音だとか。なかなか面白いものだなぁ。こういうところのビジターセンターなどで働くってのも面白そうだ。

 この日のナイトハイクの様子はビジターセンターのブログにも掲載されている。

 さ〜て,明日はいよいよ燧ケ岳登山。4時には起きて,頼んでおいた朝飯弁当を食べて5時前にはスタートしたい。ざっと診て,9時間近い行程になりそうだ。そんな訳で8時には就寝,...が,寝付けない。酒でも呑もうかと思ったが,まあ,横になっているだけでも,..と考えて辛抱強く眠ろうとしたが,眠りかけては覚醒すると繰り返し,10時過ぎにようやく寝付いたようだ。次の朝に訊けばなでら女房も同様だったとか。

 あ,なんとトイレは水洗でウォシュレット付きだった。その方がむしろペーパーの使用料が減って汚泥量が減るらしい。ビックリポン!

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コメント

尾瀬には会社時代に2度ほど一泊で行ったきりです。
しかも、いつも晩秋の尾瀬でした。
道標は近づいて一廻りして確認しないとダメですね。

koji さん

晩秋の尾瀬にも行ってみたいです。草紅葉とか綺麗でしょうね。道標は確かにそうです。
でも,..できればどっちから近づいてもわかるようにしてもらいたいなぁと。^^;

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