エクストリームなわらび採りで始まる一日

　起床は４時過ぎ。う〜む，眠い。天気を確認すると雨は上がっているようだ。今日は阿波屋さんにわらび採りに誘われている。５時集合である。GPV で雲の動きを見ると，これから以降は回復傾向らしいので出発することにする。

　５時に阿波屋さんの運転するジムニーで出発。なんでも，すごい悪路の林道を走行するとのこと。一体どんなところかと半分ワクワクしていると，あれ？この道かぁ！昔，マウンテンバイクで走り回っていた頃に何度も通った林道。その途中からの分岐に入るのだった。へ〜，こんな道があったのか。

　昨日と先だっての雨のせいでぬかるんで水溜まりのある林道を水飛沫を上げながら，まるで遊園地のジェットコースターのアトラクションの如く走るジムニー。これはすごい。が，無敵の走破性を誇るジムニーも急勾配と粘土質の滑る道路にとうとうギブアップ。そこから先は徒歩で目的地に向かうことに。

　急勾配のぬかるんだ道を息を弾ませながら歩くこと10分（？）ほどで到着した場所は，開いた巨大コゴミとウバユリに覆われた，急斜面の原始の林だった（笑。入り込んでみると，誰かが入ったような跡がある。こりゃ，やられたかなと思ったが，太いわらびがそこかしこに見えている。まあ，これだけコゴミとウバユリの背丈が高いと見付け残しもかなりのものだろう。

　まさに，コゴミとウバユリのジャングルのような状態の急斜面。この斜面を這い上がっていく。阿波屋さんは山菜採り用のエプロン（ドラえもんのポケットのような袋の付いた前掛け）をして，スパイク付きの長靴を履いているので，両手が自由で足場もしっかりしている。対して，なでら男は，片手にレジ袋，普通の長靴という出で立ちなので，どうしても斜面での安定感と移動速度が違ってくる。

　でも，まあ，２時間ほど斜面を上がったり下がったり，トラバースしたりで，レジ袋に３つほど，わらびとシオデが採れた。とにかく，太くて長い一級品のわらびばかり。こんな場所があったとは，．．。もっとも，熊もいるようだけど（笑。熊が通ったのかな？と思うような，草の倒れ方の跡があったし，．。。

　以前に調べたけど名前を思い出せない，．．。

　帰りの阿波屋さんのザックはパンパンに膨らんでいる。どんだけ採ったのか！？（笑

　２時間ちょっとの収穫物。わらびは５キロほどもあったような。シオデもホンシオデがかなり採れた。

　早速お浸しで頂く。

　それにしても，雨上がりの薮漕ぎのお陰で全身ずぶ濡れ。ズボンから染み込んだ水はそのまま長靴の中に流れ込み，帰るころには靴の中がガッポガッポいう始末。帰宅後見たら，足の指がすっかりシワシワになっていた（笑。急斜面をトラバースしつつ採っていたので，谷側の脚にばかり負担が掛かって，なんだか脚がガクガクする感じだ。足の裏の筋肉とかの鍛練にいいかも知れん（笑。かなりの運動量だったようだ。

　職場に行って，午前中は明日の講義の宿題チェック。普通はしないような，全く同じ単純な計算ミスが何件も見られる。問題の数値すら見ないで友人のプリントを写したんだろうか？だとしたら，ちょっと情けない。昔，偉い先生が私語をやめない学生に向かって講義中に発した言葉が忘れられない。「話はやめろ。真剣に勉強しろ。こんなことでは日本は観光国になってしまうぞ」。なんだか，懐かしい。

　昼は，今日夜勤のなでら女房のリクエストで「一心太助」へ。

　今日の日替わりランチは，庄内からのいろいろな魚の乗っけ丼 with カワハギ肝のトッピングだ。具体的な魚の名前はわからなかったが，コリコリした食感と白身の旨さを味わうことができた。ご馳走さまでした。明日の夜も懇親会でお邪魔する。よろしくお願いします（笑。

　昼の斜平山。風が強くて，水田が波立っている。

　午後からは明日配る解答例と宿題プリントを作成。そして，講義準備。

　今夜は晴れるみたいだけど，月が太いんだよねぇ。明日の朝一で講義もあるし，月を眺める程度かなぁ。

　徒然なるままに我が家のレディスを撮る（笑

　気のせいか，木星の縞模様が見えるような，．．

　木星と衛星たち

　月