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2016年12月 3日 (土曜日)

ようやく新赤道儀のテストなどを行うの巻

 まずは,夕暮れ時に月と金星が接近する様子などを撮影すべく,5時半過ぎに線路向こうの田んぼ脇に三脚とカメラを設置。

DSC6675

 三日月と金星

DSCF7173 2

DSCF7175 1

20161203moon

 地上風景と一緒に地球照の月と金星を写すのは難しいなぁ。

 晩飯食って7時半頃にいつもの関の田んぼの農道に陣取る。ポータブル赤道儀をセットして,さてと機材を確かめると,..アチャ〜,ROKKOR のマウントアダプター忘れてきた。仕方ないので,Sigma 35mm, F1.4 を X-T1 に取付けて,カシオペア周辺を撮影。

20161203Cassiopeia

 アンドロメダからカシオペア銀河周辺,X-T1, Sigma 35mm, F1.4 -> F4(推定),ISO1600, 150sec x 27 枚,Skymemo RS で自動追尾。やはり処理技術が未熟。アンドロメダ周辺の暗さとカシオペア周辺の銀河の明るさの対比が被りなのか,本当にこんなに差があるのかよくわからない。上手な人がやればハート星雲などももっとクッキリと出るだろう。さらに,やはり,極軸にカメラやウェイトを付けると僅かに極軸が撓むらしく,極軸望遠鏡の光軸と極軸の回転軸がズレているような感じ。1時間もすると北極星が目印からズレている。以前だとこんなことがなかったので,もしかして,転倒させた衝撃で極軸が曲がった?もう一度,光軸と極軸の軸合わせをやってみようか。

20161203orion2

 思い切り光害被りの出たオリオン座。東の空はダメだなぁ(苦笑。飛行機もがっつり横切ってくれた。

 そんなことをしつつ,もう一台の赤道儀(Sky Watcher EQ5 GOTO)を脇に設置。で,試行錯誤的に使ってみる。玄関先に出しておいたマニュアルを忘れるというもう一つの失態のせいで,ネット上の説明書を検索したりと大変面倒だ(苦笑。以前に作った明視野照明装置も明る過ぎて調整しなければならず,ちっとも作業が進まない。やはり機材の新規導入はいろいろと難しい。スカイメモのポータブル機でも,まともに使えるようになるまでかなり掛かったしね。まあ,焦らずにじっくりとやろう。

 大雑把に極軸を合わせてから,2スターアラインメントを実施。ベガとデネブを使用する。二つの星を選んでファインダーの中央に導入して,セットすることで,現在の極軸の設定がどれだけズレているかがわかるらしい。その状態で,ポーラーアラインメント(極軸合わせ)をすると,現在の極軸の向いている方向と実際の天の北極との仰角と方位のズレを自動的に計算してくれる。そして,仰角と方位をいじって,再び基準星をファインダーの中央に入るようにすることで極軸合わせがほぼ完璧に行える(らしい)。

 同じ作業を二度やってみると,コントローラに表示される,真の天の北極との誤差が0と表示された。で,自動追尾精度と自動導入精度をチェックするために,架台にカメラを直に取付けて,まずはアンドロメダ星雲を自動導入してみる。ウィーーンというステッピングモータの作動音を響かせて,赤経軸と赤緯軸が回転して,ほぼ天頂を向いて止まった。そのままで3分ほど露光してみる。

DSC6679

 それがこの画像。画面のほぼ中央にアンドロメダが位置している。自動導入はほぼ完璧な様子。さらに,もっと焦点距離の長いレンズで確かめる必要があるが,赤道儀の追尾の精度も問題ないように思える。左に写っているのは架台に載せているファインダーの先の部分。対角魚眼故に写り込んだ。D600, Sigma 15mm, F2.8 -> F4, ISO1600, 3 min, Sky-Watcher EQ5 GOTO で自動追尾

20161203Pleiades

 次いで,M45 のプレアデスを自動導入。これも画面ほぼ中央にプレアデスが写り込んでいる。これは 150sec を4枚ほど加算平均したもの。

 ここまでやって,9時過ぎていたので,明日も出かける必要があるし,機材のセットの仕方などいろいろも工夫の余地があって,細工なども必要なようなので,今日はこれまでと後ろ髪引かれる思いで撤収。

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