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2016年6月11日 (土曜日)

生涯に何度観られるかというほどの天の川を堪能するの巻

 樽口峠には10時前に到着。てっきり誰かがいると思ったのだが,誰もいない。それにしても,ここまでの道のり,道を横切るタヌキやらテンやら野ネズミやら多数。まだまだ豊かな自然のようだ。

 西の空には月齢5ほどの月が輝いている。まだ,月があるのに,東南の空には火星と土星を従えてさそり座が威張っていて,その東の方には肉眼ではっきりと天の川が認識できる。こりゃ,月が沈めば凄い星空が拝めそうだとワクワクしつつ見上げていると,小玉川側から一台の車が登ってきた(こちらは南の空を撮っている人がいると迷惑だろうと,わざわざ樽口側から登った)。どうやら,同業者らしい。声を掛ければ,新潟からとか。他の仲間は明日の朝が早いとか用事があるとかですべて断られ,一人で来たとか。四方山話をしつつ月の沈むのを待つ。

 撮影は月が沈むのを待ってからと思って居いたけど,まだ月が残っていても,天の川が肉眼ではっきり見えてきたので撮影開始。

Scorpius20160611

 さそり座からの天の川。え〜っと,データは D3200(IR改造)に Sigma 15mm, F2.8, 対角魚眼を付けて,F3.2 に絞って, ISO1600 で 3 min スカイメモRS でノータッチガイドで6枚撮影。撮影した6枚を加算合成したもの。山際の緑色は大気光らしい。

Cygnus20160610

 東の方の大三角とはくちょう座付近。条件は上の奴とほぼ一緒。

 月が沈んだ後は,暗くて,いくらでも露出が掛けられそうな空だ。FUJIFILM X−T1 で JPEG 撮って出しを観て頂こう。

DSCF3987

 これは,X-T1 で撮影した JPEG 画像。何も手を加えていない1枚もの。カメラの中からの文字通り「撮って出し」である。撮影条件は,18mm, F2.8, ISO800, 5 min, スカイメモRS でノータッチガイド。フィルムシミュレーションはベルビアである。これを少しだけPhotoshopで強調して調整すれば,..

DSCF3987 2

 こんな感じになる。色合いは,Nikon の改造よりも自然な感じだし,ノーマルの割に赤が比較的良く出る。やはり,暗くて透明度の高い星空があってこその星空写真ということか。逆に言えば,暗くて透明度の高い空がないからこその,機材やら処理技術談義なのかも知れん(そんなことはない:苦笑)。大気光が盛大に出て,緑の縞とか出てるけど。で,これを加算合計してみると,..

Taruguchi milkyway20160611 2

 こうなる。一枚ものとあまり変わりない感じ。大気光のざらつきが平均化されたくらいかな。このレンズで出目金とか,H12 とかが出てくるとは思わなかった。別の一枚ものを紹介しよう。

DSCF3961

 月がほぼ沈んだあたりか。ノーマル X-T1 での JPEG 一枚ものをフォトショップで強調したもの。18mm, F2.8, ISO1000, 3min, ノータッチガイド。

 ここからは次第に天の川が立ってくる。

DSC5005

 おっさんの夜遊びは,こんな感じで進行する。M8 撮影中かな。

DSC5009

 北の方角。これは,北アメリカ辺りを撮影中かな。こちらも盛大に大気光が出ている。奥の車が新潟の方。ベテランらしく,年季の入った定番機材で楽しそうに撮影していた。カメラ2台を同架できるシステムっていいな。

Antares20160611

 空が暗ければ,こんな写真も撮れる。さそり座付近は写真で見ると,本当に美しい。D3200(IR), Sigma 35mm, F1.4 -> 3.2, ISO 1600, 4 min x 6枚を加算合成。

M8 M20 20160611

 三裂星雲(M20) と干潟星雲(M8)である。これも 4 min x 6 くらいだったかと。150mm なので, APS-C では,220mm くらい。

North america20160611

 北アメリカ星雲とペリカン星雲。条件は上とほぼ同じ。5 min x 3 枚で。

 そして,別口でこんなものも,..

Iide grgr20160611 1

 暗くて飯豊の残雪がなかなか出てこない。

 で,午前1時半を過ぎていよいよ天の川が飯豊から立ち上がった。

DSC5004

 これは一枚撮り。

DSC5015

 これが撮りたかった。残雪の飯豊山から立ち上がる天の川。そして,天頂を通り,北のカシオペアに続く。その近くにはアンドロメダ星雲まで見える。微細な星々を写したくて,いつも Sigama の対角魚眼に付けている Lee ソフトフィルターを今回は外したのだが,やはり,星座がわかりにくい。あ,これは,山も入れたかったので,F3.2, ISO3200, 50sec, スカイメモRS でノータッチ追尾した。

DSC5016

 170秒露光したのがこれ。全天全く白飛び無し。光害無し。いや〜,素晴らしい。やはり,Lee フィルターは外すべきではなかったか。新潟のオジサンも,こんな星空は年に数回観られるかどうかだなぁと。

 最後に立ち昇った天の川を撮影して,試合終了である。機材を片づけて,新潟のオジサン(新潟天文研究会とか仰っていた),お世話になりました。ありがとうございました。帰りは,途中で眠くなって,路肩でちょっとだけ仮眠取ったりして,5時過ぎに帰宅。いや〜,満足した。

 帰宅して,朝飯食いながらビール呑んで,そのまま朝寝というか昼寝というか,..。いい休日だ。

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天体写真」カテゴリの記事

コメント

すごい!これはうれしかったですね。
天の川独り占めというか、同業者がいたというのがいいですね。

koji さん

まさに眼福でした。星道楽を再開して,これほどの天の川は初めてでした。
たしかに,あの場所で独りぼっちは心細いかも。新潟のオジサンも同じこと言ってました。ここ,一人だと気味が悪いんだよねぇと。
実は,新潟のオジサンに背中を向けた形で撮影してたんですが,左前方の駐車場の東側の丘の方に生き物の気配を感じて,びくっとしたのが2度ほどありました。^^;

こんばんわ、ももで~す。
やっぱり別世界の星空ですね!
いいな~樽口峠。
また行きたいなあ~
やはり対角魚眼の天の川が一番いいですね!

ももさん

まさに別世界でした。
とにかく,ISO800 くらいにすると,F3.5 くらいなら平気で6分とか掛けられます。今度,またチャンスがあれば,ISO400, F4, 10分とかで撮影してみようかと。まさにフィルム時代の感覚です。是非,来てください!
もし来られて,飯豊山から立ち上る天の川を撮影するなら,駐車場の北側に陣取った方がいいようです。^^;

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