【星景写真】最早,病気と言っていいレベルかも知れん
起床は1時半。なにしろ,昨夜は眠くて眠くて10時前には就寝。そして,アルゼンチンの試合を観ようかと思い,この時間に起床したのだが,折角なので星の撮影もしてみた。自転車に三脚やらレンズやら小道具を積んで遊水池脇へ。自転車で3分ほど走れば,そこそこの星空の下に立てるということは,人生にとって,少なくともマイナスであるはずがないと思う今日この頃。あ,物欲という点では,あまり喜ばしくない要素もあるかも知れない(笑)。星空の下に三脚を立てたのは,午前2時頃だった。
毎日毎日,天の川ばかり撮影してるのも些か芸が無かろうと思われたのではあるけれど,...
やっぱり,天の川(笑)。星景写真にとっての天の川は,釣り師にとってのヘラブナのようなものであるから,..。
そろそろ七夕も近いので,天の川を挟んで,織姫星と彦星にもご登場願おう。もうこの時刻では,夏の大三角はほぼ天頂にある。上の写真は大三角を強調するために,先日入手した LEE の拡散フィルタをレンズの前面に置いて撮影したもの。No. 1 のものなんだが(数が小さい方が効果が少ない。なので,最低限の拡散効果),充分でいい感じである。これが拡散フィルタを使わないと,...
こんな感じになる。どれが織姫だか彦星だか,..(苦笑)。
今日は,この時間に外に出たのは,東から昇ってくる秋の星座を撮ろうと思ったのも一つの理由。
ペガススの大四辺形とアンドロメダ座である。小さく,アンドロメダ銀河(M31)が写っている。東の空は街の光害がひどいのだが,この時刻だとある程度高度を上げているので,光害被りはひどいものの,なんとか撮影できた。
アンドロメダからカシオペアまで。これを上の奴とモザイク合成してみた。
秋の星座もなかなか風情があるなぁ。梅雨も明けてないのに,明け方の薄明前の空には秋の星座だ。沈む行く春の星座と今が旬の夏の星座,季節先取りの秋の星座と言うところ。
対角魚眼レンズによる斜平山から立ち昇り東に延びる天の川。斜平山のテレビ塔辺りから立ち昇る。さそり座は沈んでしまっているが,いて座から,天頂付近の夏の大三角,東から昇ってきた(天の川に対して,左側の上半分くらい)ペガススの大四辺形,アンドロメダ銀河,カシオペア付近まで一度に写し込める。でも,これを同じようなものをモザイクで撮るべく「天の川絵巻プロジェクト」は静かに進行中(笑)。
西の斜平山方面を観る。麓の光の海に浮かぶ斜平山から天の川がほぼ垂直に立ち昇っているのがわかる。
南の方角はこんな感じである。
それにしても,昨日の午後の雷雨のせいか,やたらに湿度が高く,機材があっという間に濡れてくるのは困ったもんだ。今度は,もう少し透明度の高い夜に,暗い空で撮ってみたい。樽口峠の展望駐車場での星空なんて,どんなものだろうか?今度是非遠征してみたい。
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コメント
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・午前2時に、走ってる人も居れば、星の写真を撮ってる人もいるんですね~(^_^;)
・天の川が綺麗に写ってますけど、肉眼でも見えるんですか?
投稿: へばな | 2014年6月26日 (木曜日) 22時04分
へばなさん
夜の峠を一人で走っているときも,夜中の1〜2時頃に星の写真を撮っているときも,なんというのか,似たような精神状態です。無我の境地と言うか,..。^^;
天の川は,さすがに肉眼では,こんな風には見えないのですが,透明度がよければかなりクッキリと見えます。田舎のいいところです。^^;
投稿: なでら男 | 2014年6月27日 (金曜日) 05時07分