【星景写真】北天グルグルとホタルの乱舞
雲が多いものの,切れ間から星々が見える。8時半頃に機材を載せて出かけてみた。15分後に現着。先日ほどのホタルの個体数は確認できないものの,そこそこの数が飛び回っている。北の方角には丘越えの道路があって,時折車が通るが,まあ,遠くの車の灯も星景写真にとっては「味」の一つだろう。東から北に向けての空が明るいのも少々気になるが,これもまあ「味」だと思えば,...。で,日周運動の場合には,多少明るい空でもあまり問題はない。
農道に三脚とカメラをセットして軽くテスト。35mm では手前のホタルの活動エリアと北極星付近を入れるのは,縦構図でも少々難しい。
手前がホタルの飛翔活動エリアで,向いの山の遥か上に北極星が見える。
仕方なく対角魚眼レンズにチェンジ。構図と露光時間などを決めるために何枚か試し撮りをして,F2.8(開放),ISO1250, 40sec x 40枚でスタート。その中の一枚。
北斗七星と北東から昇ったカシオペア,ほぼ中心に北極星が入っている。
これが,北天グルグルとホタルの乱舞。1600秒間,約30分間のホタルと星の軌跡を全て盛り込んだ一枚。ようやく,考えていたものを,取り合えず画像にすることが出来た。でも,雲の量が少々多いし,手前を大きく横切るホタルの輝跡がちょっとだけ煩く感じたので,少し間引いて再び比較明合成。
ちょっとスッキリしたかも知れない(笑)。空の色合いが今一つに思えるが,..まあ,形になったので由とするか。
ホタルが多かったので,草に停まって明滅する様子を撮りたかったが,こっちの方が難易度が遥かに高く,次回の課題に(笑)。
カシオペアとホタルたち
最後に,雲多め,ホタル少なめの銀河とさそり座を撮影して終了。お疲れさまでした。
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