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2013年9月16日 (月曜日)

術後5日目辺りから13日目辺りまで(回想編)

 さて,ICU を出て個室に移され,そこでなんとか自力歩行するまでを前回は書いた。そして,主治医からは,明日(要するに5日目辺りから)から水分を解禁しようということになった。そして,5日目になって,ようやく尿道カテーテルの抜去。男性看護師に抜いてもらったが,あの痛みともつかない独特の感覚は忘れられない。その後,自力で小便をしたが,カテーテルの影響か,軽い血尿状態。そして,その後,しばらく尿が出ずに苦労した。いつまでも出ないと,また尿道にカテーテルを入れると看護師に脅かされたので,必死におしっこのトレーニング。やはり,何日もカテーテルを設置された患者は,自力での放尿が一時的に困難になることもあるとか。幸い,午前中に抜去して,夕方には自力での放尿が出来た。やれやれ,..。で,水分も解禁になったので,早速水を買ってきて呑んだのだが,点滴で充分な水分量が確保されているらしく,甘露という訳でもなく,些か拍子抜けだった。

 順調に回復しているというので,その翌日(術後6日目?)に大部屋に移送される。で,さらにその翌日から食事解禁ということで,なにやら腸を刺激するための,粉末ジュースらしきものを昼と夜に飲まされた。が,この辺りから,どうにもお腹の具合が悪くなってきた,..。

 なにか,胃の辺りに重く留まったものがあるような感覚。それが始終感じられる。そして,6日目の夜辺りから徹底的に具合が悪くなってきた。

 この辺りからの経過は,入院生活:22日目(術後13日目)をご参照下さい。洒落にならないストレスの数日間を過ごした。食事が出るとの話も当然消えて,長目の点滴生活になるので,末梢静脈では持たないとのことで,鎖骨下静脈への中心動脈への高カロリー輸液の供給が始まる。

IMG_3146.JPG

 処置室で,鎖骨辺りを消毒され,キシロカインの麻酔注射をされて,その上で太い針がズブズブと7〜8センチほども差し込まれ,そこからカテーテルを鎖骨下静脈内に設置。きちんと,心臓に向う静脈にカテーテルが設置されたことをレントゲンで確認して後,運用開始。以前,山形大学病院で,このカテーテルの設置ミスで死亡事故を起こしてから,やたらに厳しくなったらしい。

IMG_3147.jpg

 高カロリー輸液の成分表を見ると,その物凄い成分量にドン引きする。この点滴だけで1年くらいは生きて行けるらしい。脱水気味で腎機能が若干低下しているとのことで,生食なども追加。この状態で,手術前日からの絶飲食(飲む方は1日だけ解禁になったので厳密ではないけど)は16日になるまで,点滴生活は続く。

 8日目だかに,胆管ー空腸の吻合部に設置されたドレインが抜去された。ただ,この部分からは,まだ滲出液が一日 400cc ほども出ており,この状態で抜いても大丈夫だろうかと不安になったのだが,..。案の定,滲出液が腹腔内に溜まり,ドレインの抜きだし部分辺りから皮下に漏れたようで,右のお腹部分がブヨブヨに膨らみ始めたのは,抜去後2日くらいから。歩いていたら,なにか重いなと感じて,確認したら,とんでもない状態になっていた。やがて,金○袋辺りまでブヨブヨが下がって来る始末。医師に言えば,「多分,吸収されるから大丈夫」ということで経過観察。完全に吸収されるまで,退院頃まで掛かることになるが。

 これ以降は,ほぼ日記に書いたような経過を辿った。医師に言わせれば,大分順調ということだったが,自分的には,細々したトラブルはあったなぁという感じ。

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