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2013年4月26日 (金曜日)

【銀塩カメラ】ミノルタ SR-1

 昔々のこと,星野写真を撮りたかった,一人の少年が,お年玉と小遣いを貯めて,中古の一眼レフカメラを買った。機種名は「ミノルタ SR-1」。完全マニュアルのカメラだった。当時支払った金額は1万5千円。今となっては高かったのか安かったのかよくわからない。少年は,天文雑誌の別冊特集記事を参考に,自分で旋盤を回したり,ボール盤で穴を空けたり,板を切ったり,削ったりして,小型の赤道儀を自作した。学研の雑誌の付録の小さな望遠鏡を極軸望遠鏡代わりにして,10分程度の露出時間で星座の写真を楽しんでいた。使っていたフィルムは,トライXで,ASA感度は 400 。それを撮影後,パンドールで4倍増感して,ネガフィルムに写った星座を確認し,焼き付けまでやった。そんな少年と一時期を過ごした「ミノルタ SR-1」。製造年は昭和34年辺り(かなり初期のモデルだと思う)。実に半世紀以上前のものである。使わなくなって,20年以上経過して,とうとうシャッターが切れなくなってしまった。さらに,どうもレンズにはカビも生えているようだ。

sr1.jpg

 で,ふとしたことから思い出して,これを使えるようにしてみるかと思い始めている。カビの生えたレンズは,ヤフオク辺りで格安で手に入るようだ。必要な部品もヤフオク辺りでジャンク品を購入すれば賄えそうである。参考になる,こんなページもあった。さて,この後,このカメラはどうなるのか?

 自転車で走れなくなったら,こんな楽しみもありかも,..。

 こんなことを考え出したのは,最近眺めている,宮本常一の「宮本常一が撮った昭和の情景(上・下巻)」の影響かも知れない。彼は,昭和35年辺りからの20年間(だったかな?)に1600本,10万枚の写真を撮影(ハーフサイズのオリンパスペンSを愛用していたので,36枚撮りフィルムで72枚撮れる)したらしい。上記の「昭和の情景」の中に,こんな記述がある。

 昭和42年刊行の、『私の日本地図1』のあとがきに自らの写真についての考え方と方法を次のように記す。「昭和30年だったか(中略、一眼レフ)のアサヒフレックスを買ってからできるだけたくさんとるようにしたが,目につき心にとまるものを思うにまかせて撮り始めたのは昭和35年オリンパスペンSを買ってからである。(中略)まったくメモがわりのつもりでとってあるくことにした。(中略)忘れてはいけないというものをとっただけである。だが3万枚も撮ると1人の人間が自然や人文の中から何を見、何を感じようとしたかはわかるであろう。そしてそれは記録としても残るものだと思う。

 なるほどなぁ。確かに,連綿と続く作品の中に流れるひとつの考え方を感じ取るというのは,自分自身を含めて,その人間の本質を理解する一つの方法かも知れない。今の時代,同じようなことはデジタルカメラで手軽にできることは重々承知してはいるが,ここは一つ,懐古趣味でもって,手間暇のかかる完全マニュアルの銀塩カメラで,モノクロームの写真を撮影しつつ,なにかを考えてみたいなと思う今日この頃ではある。あ,Nikon F3 用の広角レンズも欲しかった。う〜む,写真道楽は泥沼ぢゃの〜〜〜・・・。

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