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2013年4月28日 (日曜日)

【モノクローム修行】モノクロチャレンジ

 モノクローム写真の魅力を再認識してみる試み。名付けて「モノクロチャレンジ」(「モモクロ」ではない)。被写体はやはり,これしかなかろうという神社仏閣。実家の近所の高蔵寺(開山は平安時代)に散歩がてら出かけた。画像は,全てクリックで拡大。

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 高蔵寺阿弥陀堂。両側に御神木の杉。御神木は県の天然記念物。

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 向って左の御神木。

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 向って右の御神木。ともに,樹齢は 600 - 700 年と言われている。

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 阿弥陀堂本堂

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 旧佐藤家住居。江戸時代の住居で,なでら男が小学生の頃は,別の場所にあって,実際に人が住んでいた。で,そこを建替える段になって,重要文化財になって,この場所に移築された。実は,ミノルタ SR-1 を購入して,白黒フィルムで初めて撮影したのが,この場所に移築されたばかりの,この建物だった(苦笑)。

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 内部の様子。昭和45年頃まで実際にここで生活していたと思うと,..。

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 天井

 さて,ブラブラと実家の近くに戻った。ふと見れば,昔の小学校跡地の校門が見える。なでら男の通った,小学校,中学校,さらには高校も,今では校舎はなくなってしまった。

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 今は別の場所に移った,なでら男が通った小学校跡にある正門。あの頃は,朝夕,子供たちの笑い声が絶えなかった場所である。当時はこの石段の一段一段が高く感じたものだったが,..。

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 校門脇には卒業製作のレンガ積み(なんというのかわからん)がある。

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 校舎は,敷地の北と西にあり,北西の角が全学年の昇降口になっていた。で,その昇降口の前にあったのが,この栴檀の大木。今では弱ってしまい,樹医の大手術を受けてなんとか生き長らえている。この栴檀の樹は,校歌の歌詞にも詠まれている。別の場所に移ってしまい,敷地に栴檀の樹がない今の小学校では,校歌の歌詞の由来がわからないことだろう。昭和は遠くなりにけりだ。

 とまあ,ノスタルジックなモノクロームの世界だが,やってみて思うのは,「色のないのは七難隠す」ということ。下手な色があるくらいなら,ない方がよほど秀逸な作品に思えてくる。構図の良し悪しのみに集中できると言い換えてもいいかも知れない。

 次の機会に,同じ画像をカラーで並べて比較してみよう。

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写真」カテゴリの記事

コメント

モノクロ写真、良いですねえ。特に3枚目の御神木の写真に打たれました。まさに「横綱」という量感、迫力が感じられます。

yama さん

酒が呑めない代わりに始めた写真修行ですが,なにやら期せずして嵌まってしまい,自分でもやや持て余しております。自転車は,天候やら長男業務などでなかなか乗れませんが,まあ,ボチボチ程度で今年はいいかなぁと思います。2年ほど前の,来る日も来る日もローラー回していたのは,やはり,何かにとり憑かれていたとしか。^^;

あ,過分なコメント恐れ入ります。やはり,700年という年月は伊達ではないですね。圧倒的な存在感です。それがある程度表現できていたら嬉しいですね。

モノクロの仏像はどこか土門になってしまいますけど、やっぱり古民家はモノクロに限りますね。
うんうん。陰影礼賛。

ききょうやさん

やはり歴史は,白黒つけないと,..。^^; この手の写真は,自分自身も,写真を観る他の方でも,土門拳の影響が意識下にあるようで,そこから逃れられないですね。まあ,それだけ偉大ということでしょうか。

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