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2013年3月の56件の記事

2013年3月31日 (日曜日)

重さと運動と天気03/31/13

 起床は6時。外は雪がちらついている。近所の屋根はうっすらと白くなっている。この時季にまだ雪が降るのか,...。正直,頭に来る。朝の体重は 74.7kg と横這い。減り出すまで,もう少しの辛抱だ。今週も職場の呑み会があったが,酒が呑めないので欠席。そして,今週は検査入院の細胞診の結果が出る。さてさて,鬼が出るか蛇が出るか。

 今日は長男業務で実家に移動。幸い,天気が悪く,自転車に対する未練はない(笑)。

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 朝の散歩の時の斜平山。またしても,うっすらと雪が積ってた。

 昼頃に実家に着き,昼飯を食ってから,昨日の諸々を報告して,両親の買い出しに付き合って,帰ってきて,四方山話してたら,棚の引き出しからン十年前の写真が出てきて,「おお〜〜,これは若かりし頃の***おじさん,おばさん〜〜!」とかで盛り上がり,写真は残しておくと面白いなという結論になった次第。しかし,説明文がないと,誰が誰やらわからんね〜〜という話にもなった。こういうバカ日記の存在意義はそんなところにあるのかも知れん。

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 白石市の丸秀酒店。近くで「田酒」の入手できる数少ない酒屋である。が,もう,酒は止めたので,今後用事はない,..はず(笑)。

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 大好きな「振袖地蔵」。じっと観ていると,なにかホッとする。

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 滑津大滝も雪解け水で水量多めである。

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 二井宿峠手前の様子。冬の景色に逆戻りの感じ。

 そんなこんなで4時近くになったので実家を辞去。米沢に戻って,随分と久しぶりに星輪店へ。ようやく,COLNAGO を OH に出すことができた。4/3の結果次第で,自転車など乗ることができなくなるかも知れないが,そこはそれ,気は心という奴である(意味不明)。

 以上

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 就寝前にローラー65分,30km。勾配負荷3%,ケイデンス 90rpm で。

 今日ローラー 30km,今月 538km,今年 2130km

 3月の総括:今月は,まあ,仕方がないかと,..。むしろ,よく 500km を越えたなと思ったり。月平均で 700km とは笑止千万なり。

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【書籍】三千枚の金貨

 昨日の東京往復のつばさの中で読了。

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 引き込まれて,時間を忘れるような面白さというのとはちょっと違う。ただ,いろいろと考えさせられる。取るに足らないことだと思われる事柄が,実は人生にとって,そして正しく生きる上で,極めて重要な要素だったりすること,あるいは,一時期,自分にとっても社会にとっても重要であると思って打ち込んだことが,長いスパンで見れば,己の人生にとっては実に些細なことだったというようなこと,...確かにそういったことはあるなぁと考えた次第。時間の経過というキーがなければ,決して見えない景色というものは確かにある。

2013年3月30日 (土曜日)

重さと運動と天気03/30/13【川崎で法事】

 起床は5時。ありゃま,4時に起きて30分ほど汗を流す積もりだったけど。今日は,6時32分発の臨時のつばさに乗る。川崎の伯父の三回忌に親父の代理出席である。今月,4回目のつばさ乗車。最多ではないけど,最近では大分多い。自宅を出るのは6時過ぎ。逆算すれば,5時半から食事。となると,最早汗を流し時間はなし(ガックシ)。朝の体重は 74.9kg とまずまず。

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 つばさ,来た〜〜〜!

 東京着は8時48分。大宮辺りは桜が満開。東京駅に降りると,えらく寒い。仙台からちょっと先に到着していた伯父夫婦と合流して,東海道線で川崎へ。駅からタクシーで伯父の家へ。着替えさせてもらって準備完了。伯母は最近すっかりぼけてしまい,自分の妹や弟も甥もわからなくなってしまった様子。従姉妹夫婦が面倒を診ているが,かなり大変そうだ。

 11時から法事。親戚,身内だけでこじんまりと。寺は,天台宗で,告別式,一周忌のときにも来ているが,何度見ても金の掛かった本堂だ。

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 始まるまでに,この本堂建設時の寄進の金額やら芳名を記載した額を眺めていたが,最高金額は,なんと,7億円である。宗教法人,丸儲け。これなら,どこぞの坊主がどこぞの国のなんとかいう建物を47億ほどで買えるのも頷ける。が,こうした坊主どもは,総じて顔が悪い。この寺の坊主も,訳のわからない講話もどきを好む。今日聞いた話(覚えているものだけ。もう少しあった)は,己の父親の五十回忌の話(関係ないだろ),マルコポールの東方見聞録(社会の授業か),太平洋戦争(無関係),震災での復興(関係なし),自分のNPOでの福祉活動(聴きたくもなし),..。法要の読経時間25分,その前のワケワカ講話30分。これでいくら貰っているのか,..。オレも坊主になればよかったかな〜〜〜・・。そして,底冷えのする本堂ですっかり身体が冷えてしまった。金があるんだったら,暖房くらい入れろ!っつ〜〜〜の!!

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 もう,伯父伯母,全て,あちらの世界との紙一重の状態になりつつある。移動速度は極めて遅い。だが,多分,己の行く道を先に見せてもらっているようで,いろいろと考えさせられる。元気にはつらつと老いて,あるとき眠るように逝くというのは,誰もが思うところだが,なかなか思うようにならないものだ。

 その後の会食では温かいウーロン茶で料理を平らげて,さらにご飯は2/3を残す。腹ぺこ状態でアルコール抜きで終了。完璧だ。

 伯父の家に戻って,伯父伯母と四方山話。どこも老老介護になりつつある。一番上の従兄弟もあと数年で還暦である。昔,中学生くらいのときに,何かの機会に集まった際の,元気な伯父伯母,やんちゃな従兄弟たちの様子をどうしても思い浮かべてしまうのは,老境に足を踏み入れつつある証拠かも知れん。

 帰りは,なんやかやで伯父宅を出るのが遅くなるとまずいなと思って,6時のつばさを取っておいたのだが,少し早めに伯父宅を出られたので,一本早いつばさで帰ろうと思ったのだが,生憎満席。1時間待っているのも苦痛だったので,仕方なくグリーンに換えてもらった。つばさのグリーン車は二度目だ。

 久しぶりに乗ったが,前の剥げ親父の断りなしのフルリクライニング攻撃やら,後ろの爺のでかい声での携帯電話通話とか,人間としてダメな連中と一緒であまり快適ではなかった。7時半頃に帰米&帰宅。

 今日は女房と子供たちは女房の両親と女房の兄夫婦と上山温泉泊まり。考えてみれば,少し早めに帰ってきて,夕方から参加できた。まあ,酒呑めないから温泉も魅力半減であるから,いいか〜。

 帰宅後はローラーを踏む気にもなれずに,星の写真撮りに出かけたり,親父お袋に見せる親父の姉弟の写真を印刷したり,「SP」を観たりしてダラダラと過ごした。

2013年3月29日 (金曜日)

重さと運動と天気03/29/13

 起床は5時半過ぎ。外はどんよりとした曇り空。舗装路が濡れているところを見ると,少し雨も落ちたらしい。アメダスによれば,4℃もある。暖かい朝だ。朝の体重は 74.8kg と横這い。あと一週間くらいの辛抱かな。

 ワン公連れて田んぼに出る。既に田んぼの土が見えている箇所もあり,雪の上でのボール拾いもいよいよ最後かも知れん。

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 今朝の斜平山。雪が汚くなってきたし,畦道もわかるようになってきた(クリックで拡大)

 適当にワン公を走らせるが,どうも,本当にボケが入っているような行動が目立つようになってきた。まあ,おばあちゃんだから多少は仕方ないか。

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 米坂線の上り列車。二両ともに,この色ってあまりない。思わず撮影(笑)。

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 この層状の汚れの理由がよくわからない(クリックで拡大)。

 帰宅して,朝飯食って,...

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 朝飯後のローラー53分,25km。勾配負荷3%,ケイデンス 90rpm 前後で。昨夜から晩飯だけ糖質制限することにした。あと2週間くらいすれば効果が見えてくるかも知れん。八代さんに頂いたMサイズのジャージが着れるようになるまでガンバロ!(笑)

 今日ローラー 25km,今月 508km,今年 2100km

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キーホルダー

 20年以上使っていた革製のキーホルダー(内側にキーをぶら下げて,一枚の革で包むようにホックが付いているもの。わかるかな?)がとうとう壊れてしまった。金属の留め具部分の革が切れてしまっている。

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 同じようなものを探そうかと思ったけど,ふと見れば,先日大阪城の天守閣に行ったときにお土産で買ったキーホルダーが目に付いた。当分,これを使おう。秀吉の辞世の句入りである(笑)。

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 iPhone で撮ったにしては,結構よく撮れているように思った(クリックで拡大)。日常使うキーはこれだけ。自宅,車庫,オフィス,デスクの4つだけ。これ以上キーを持つと,人生が複雑になるような気がする。

雪の本

 本好きは子供の頃からだが,いつからか「雪」に関する本が目に付くと仕入れるようになった。米沢に住むようになってからは,まさに生活に密着したテーマとなった(苦笑)。

 雪といえば,まずは,この方。中谷ダイヤグラムや人工雪の研究で世界的に有名な中谷宇吉郎博士。「雪は天からの手紙である」という文言は,あまりにも有名。随分前になるが,岩波書店から「中谷宇吉郎集」が出るというので,新しい巻が出るたびに買い足して行ったもの。流石にまとめてとなると,少々きつい。隣には,同様に一月に一冊くらいの割りで出た,中谷博士の師匠の寺田寅彦博士の「寺田寅彦全集」もある。これも30巻まであり,まとめて購入など不可能である。一巻ずつ間隔を置いて発刊してもらえて幸運だった。

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 全て雪に関するものではないものの,1〜3巻辺りに雪の話が多く,読んでいて楽しい。

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 そして,同じ北大の低温科学研究所で活躍された,小林禎作先生の著作なども,...。

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 実は今日買い物に生協に行った際に見つけてしまったのが,左の本。「雪に魅せられた人びと」を著した小林禎作先生の著作である。素通りできずに購入(笑)。あとがきなどを読んでいると,小林先生は北大教授として在職中に亡くなられてしまったらしい。北大の低温科学研究所の「低温科学・物理篇」の46巻(1988)に追悼文があった。

 ところで,この追悼文にある,黒田助教授だが,フルネームでは黒田登志雄,結晶成長学の理論的研究で多くの成果を挙げた新進気鋭の科学者だったが,1991年に46歳の若さで亡くなっている。黒田先生の著書に「結晶は生きている」があり,私自身も反応晶析などの関連で大いに勉強させていただいた。

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 左のが私の蔵書で,右は学生が昨年買い求めたもの(笑)。黒田先生は,雪の結晶形態を理論的に研究されてた。手元に,研究成果をまとめた論文の一つ「雪の形態形成及び氷の表面融解現象」があるが,綺麗にまとめ上げられていて見事である。

 それにしても,上記の書物の中に掲載されている「雪の結晶」の写真を観ていると,酸素1原子,水素2原子から構成される,実に単純な構造の「水分子」が織り成す,複雑巧妙な世界に溜め息が出る。神というのが,もしもいたとしたならば,なんとも面白い物質を世に送出したものである。

2013年3月28日 (木曜日)

【書籍】「成吉思汗の秘密」,「邪馬台国の秘密」

 ききょうやさんのブログでちょいと触発されて,本棚から発掘した。もう30年以上前の文庫である。

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 作者の高木彬光氏が創り出した魅力的な主人公である,名探偵・神津恭介が入院加療中のベッドの上での退屈な生活の無聊を慰めるために,ワトソン役の推理作家・松下研三の助けを借りて,邪馬台国の場所,成吉思汗と源義経との係わり合いを,それぞれ解き明かして行くもの。これが滅法面白かった記憶が残っている。折角の機会なので,もう一度読んでみようかと思った次第。

 ところで,今はこの本,手に入るんだろうか?検索してみると,光文社文庫「高木彬光コレクション」として出ているようだ。神津恭介シリーズもあるので,そのうち何冊かポチッてやろうっと(笑)。

重さと運動と天気03/28/13

 起床は5時過ぎ。今日は曇時々晴れで,気温は14℃くらいまで上がるらしい。5時頃の気温は 1℃前後。朝の体重は 74.7kg と横這い。でも,昨夜のローラーはスキップしたので,数値横這いは実質減っているのかも知れない。とにかく,ここ数日の,空腹感,指先の冷え,夕方辺りのハンガーノック感はかなりのもの。経験上,この状態を維持すれば,やがてジワジワと落ち始める(はず)。

 田んぼに出てみれば,雪も大分少なくなってきている。場所によっては,もうじき,田んぼの土が見えそうなところもある。が,雪は比較的締まっていて,まだまだ問題なく歩くことができる。

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 このおじいちゃんが歩いているところは,画面の左右に走る農道である(クリックで拡大)。

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 もはや,見る影もない。純白の神々しい姿は来年まで見ることはない。

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 今朝も走ったワン公。お疲れモードである。

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 農道の道端(というか田んぼの縁)に除けられた雪が地層のような模様になっている。この山のようなものは重機で除けられただけで,その除けられた雪に層があったとは思えない。なんで?

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 朝飯後にローラー(というよりも,スピニング?)45分,21km。勾配負荷3%,ケイデンス 90rpm 程度で淡々と,..。

 今日ローラー 21km,今月 483km,今年 2075km

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【習作】月

 満月らしい。なので,またまた練習撮影。ISO 感度を変えたり,絞りとシャッタースピードの組み合わせを変えたり,..。でも,正直,違いがわからない。現有機材では限界かも知れないな。天体望遠鏡への物欲がひしひしと,...(笑)。

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200mm, f = 9, 1/1000 s, ISO200(クリックで拡大)

2013年3月27日 (水曜日)

重さと運動と天気03/27/13

 起床は5時半過ぎ。アメダスによれば,米沢のこの時点での気温は -6℃ほど。昨夜の予報である -8℃よりは気温が高い。朝の体重は 74.6kgと横這い状態。なにしろ,目覚めた瞬間から腹ぺこである。今日で禁酒10日である。テレビなどでビールの宣伝を見ると,呑みたくなる,..そんな程度の飢餓感。

拙ブログの読者だと名乗られて大いにうろたえるの巻:

 ワン公連れて,カンカン渡りに出かける。と,踏み切りの手前で,ザックを背負っていたご年配の男性に声を掛けられた。「なでらさんですか?」(ちょっと違うが)と。「え?」「ブログ拝見してます」「あっ,ああ,左様ですか。お恥ずかしい限りで」,..。

 自転車イベントなどでも,極く稀に,こういったことがある。こういう場合,こっそりとやっていた悪戯を見つけられた子供のような気持ちになり,大いににうろたえてしまうのが常だ。二言三言,言葉を交わし,その方がやっておられるブログのタイトルもお聴きしたのだが,うろたえてしまっていて,正確なタイトルを失念してしまった。「米沢散策デジ録」,これだったでしょうか?#コメントなど頂ければ,幸いです。

カンカン渡り:

 田んぼ雪原は固く締まって,これなら MTB で十分走り回れる。準備が面倒なので,走り出す気にはならなかったけど。

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 老犬@今日も沢山走らされた(笑)。どうも,最近,ボールを拾いに行ったのに,ボールそっちのけで別方向に歩いて行くなど,訳のわからない行動も目立つようになってきた。いわゆる,ボケ老犬?(笑)

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 祝瓶山,...今年こそは,..(と言い続けて,既に*年)

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 大朝日岳と米坂線下り列車。この列車,前後二両ともに黄色の車体。結構珍しい。

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 「白馬の騎士」とか,...

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 薄化粧の雪もあっという間に消えた,「なでこけた」斜平山とか,...そんなものを眺めつつ,帰途に就く。

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 朝飯後にローラー44分,20km。勾配負荷2,3%をケイデンス 95 - 98rpm で行ったり来たり。帰宅後は,ちょっと疲労が溜まっているような感じだったので,夕食後のローラーは休みにした。

 今日ローラー 20km,今月 462km,今年 2054km

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【習作】月

 サッカーを観戦しつつ,カーテンの隙間から外を伺うと,月が煌々と輝いていた。

 ということで,今夜も習作として「月」(多分,月齢14日くらい?)を撮影してみた。

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 Nikon D3200, 200mm, f = 9, 1/800 s, ISO 400(クリックで拡大)

RAW データをいじるのだが,一体,どこまでいじっていいのか,..。自然を写すというからには,対象を忠実に再現するのが「科学」の立場なんだろうけど,面映ゆいが一方で,「作品」としての立場なら,コントラスト,エッジの明瞭化とかいじるべきところは沢山ある。はてさて,..。

2013年3月26日 (火曜日)

【書籍】ヒッグス粒子の発見

 今日,昼頃に生協に出向いて,オフィスで使う AirMac Extream を発注(現在使っている AirMac Basestation が頻繁に落ちるようになってきた)。その際に,書籍コーナーをブラブラしてると,ふと目に付いた本。ほほ〜っと手に取ってみれば,なにやら歴史的な話やら,研究者のエピソードなどが満載されていて,かなり面白そう。で,思わず,...

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 たまには,小説以外のものも読まないと(笑)。その前に,「三千枚の金貨」の下巻を片付けないと,..。

重さと運動と天気03/26/13

 起床は5時半。雪である。近所の屋根が白くなっている。2011, 2012 年と2年続きで3月26日前後に雪が降っているのだが,今年もまた雪が降った。「春の淡雪の特異日」と名付けよう。朝の体重は 74.5kg と入院前のー3キロを維持。酒を呑まなかったら増えることはないだろうと思う。このままジワジワと1キロ/月で落として,7月には 70.*kg という数値にしてやるぜ。できれば,ー1.2キロ/月にしたいところ。

 6時過ぎにはワン公連れて外へ。ほんの少しだけ雪が舞っている。

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 うっすらと積った農道の雪の上には,足跡,自転車のタイヤの跡など,.。ここを通過した人の人生の痕跡のようなものか(オーバーな)。

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 今朝も沢山走った。一回毎に休憩入れつつ(笑)。ワン公を遊ばせていると,農道を同僚が朝のジョギング。毎日よく走るなぁ。

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 黒々(茶々?)とした地肌を見せていた「なでこけた」斜平山は,またうっすらと雪化粧。「しみ・そばかすを隠す」というフレーズがなんとなく頭に浮かぶ(笑)。

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 朝飯後にローラー48分,23km。勾配負荷3%,ケイデンス 85 - 95rpm で。

 晩飯後(就寝前?)にローラー45分,22km。勾配負荷2%,ケイデンス 85 - 97rpm で。

 今日ローラー 45km,今月 442km,今年 2034km

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やたらに眠い:

 夕方,4時過ぎになって,なぜか眠くて仕方がない。論文を読んでいると,いつのまにか目を閉じている。睡眠時間は6時間弱は取っているし,春眠なんとやらって奴かな? 春だからなぁ〜〜・・なんて考えていたが,頭に糖分足りてないのかも?と思い当たった。

 300km とかの長距離サイクリングをしていると,ときに猛烈な眠気に襲われることがある。そうしたときはかなりの高確率で低血糖状態になっており,甘いものを補給することで眠気が覚めることを何度か経験している。

 早速,コンビニでチョコレートを買ってきて,少しだけ食べてみる。ブラックチョコが染み入るように美味い。しばらくすると,少し頭がはっきりして来たように感じた。多分,気のせいだろうけど(笑)。ちょっと,カロリー押さえ過ぎかな〜・・正直,空腹感が半端ない(苦笑)。

 でも,まあ,今週は比較的ゆったりと過ごしている。今月は公私共にかなりバタバタしたので,最後の一週間くらい,こんなペースでもバチは当たらんだろ。いつもこんな感じで過ごせれば最高なんだけど(爆

2013年3月25日 (月曜日)

重さと運動と天気03/25/13

 起床は5時半。朝の体重は 75.0kg と徐々に戻りつつあるような感じ。それに連れて,退院後,1%ほど増えていた体脂肪率が,入院前の数値まで落ちてきた。不思議なものだな,人体は,..。今朝はどんよりとした曇り空。予報では雪マークも出ている。車のタイヤ交換はこの週末辺りか,..。

 来週には4月で新年度のスタート。また,慌ただしい日々が始まる。ちょっとマッタリできるのは,今週一杯なので,天気のいい日を狙って休暇を取って,200km くらいを走る日を一日入れたいのだが,..。でも,ちょっと今月中にやらなければいけないこともあって悩ましいところ。

 ワン公を連れて田んぼ雪原へ行く。朝が氷点下になっていなかったので,雪の上はどうかな?と思ったが,なんとか踏み抜かずに歩くことができる程度には締まっていた。ボールを転がしてやると,嬉々として,ヨタヨタと追いかけて行く。以前なら,足下まで運んできて,ボールを置いて,「はよ,次,投げれ!!」みたいな顔したものだったが,今は1〜2回毎に腹ばいになってゼーゼーと,..(苦笑)。

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 今朝も沢山走って,少々疲れ気味(笑)。今のうちに体力付けて,夏を乗り切ろう。

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 朝飯後のローラー42分,20km。勾配負荷3%,ケイデンス 85 - 95 rpm で。

 晩飯後にローラー45分,22km。勾配負荷2%,ケイデンス 85 - 98rpm で。

 今日ローラー 42km,今月 397km,今年 1989km

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2013年3月24日 (日曜日)

置賜地方で初ロード

 雪解け水は流れているだろうが,ボチボチ走れるだろうと,9時半頃に川西方面に出撃。

 いつものように喜多方方面に向って R121 を走り,田沢から逆沢を通り,東沢(大舟っていうのかな?)経由で小松まで。なんか,脚が一杯になる前に呼吸が苦しくなるとか,脚が張った感じが下りに入ってもしばらく抜けないとか,劣化の自覚症状頻り(苦笑)。

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 R121 は雪解け水もほとんどなく快適。一度,雨がザンザン降って,道端の砂などが流れれば,さらに快適になる。

 小松からは諏訪峠を越えて R113 を越えて飯豊へ。小白川で戻って手ノ子方面へ。

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 スキー場付近も快適。

 白川ダムへのトンネルの手前辺りで脚が軽くなって,あらら,劣化は気のせいか?なんて思ったら,軽い追い風だった。人生って,勘違いに満ちている(笑)。それにしても,気持ちがいい。春の訪れを待つ山の木々だったり,雪解け水が流れる川だったり,そんなものを眺めながら走れることに何とも言えない喜びを感じる。こういうときにこういうところを走るのは一人に限る。

 目に入る景色を創り出しているのは,なんでもない単純な物理現象の組み合わせなんだけど,そうした物理現象の組み合わせが織り成す「景色」になんとも言えない安らぎのようなものを感じたり,どうしようもない嫌悪を感じたりするのは,DNA レベルで刷り込まれた特質なのかねぇ,..。

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 白川ダムはまだ雪に覆われていた。湖水の縁の部分では水面に厚く積った雪が崩れ始めている(クリックで拡大)。

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 いつものビューポイントで。まだ,雪の壁が高くて,近付くと飯豊山が見えない。

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 今年初めての飯豊山(クリックで拡大)

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 菅沼峠の手前には,ロータリーで積み上げた雪の壁があった。4〜5mほどあるかも知れない(クリックで拡大)。

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 木々の根元にも,根回り穴(根開け)ができた。樹木の表面が温められて,その周囲の雪が解ける現象である。なので,平均気温が上がり,日照時間が長くなることで現れる。すなわち,春の訪れのサイン。

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 菅沼峠も問題なし。ただ,ちょっと舗装は荒れている。

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 玉庭辺りでは,ちょうど,「玉庭ひなめぐり」だったようだ。この辺りにある古いひな人形を巡るスタンプラリーである。自転車で回るのも面白いかも知れない。

 サンマリーナの丘を越えて,再び R121 に合流。市内に向って走っていると,ふと「森のパン屋」さんの,前日売れ残りのパンの無人売店が目に付いた。「あ,パンがある!」。すかさず,ストップしてゲット。

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 ここのところ,全くパンが置いてなかったので,もしかしたらパン作りを止めてしまったのかと思っていたのだが,まだ続いていたようだ。

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 3個入って200円である。綺麗な飯豊山も見ることができたし,パンも買えたし,今日は,いい日だ(笑)。ジャージの背中に入れて帰宅。

 71km で3時間のロードワークだった。3時間の平均出力は PowerCal によれば,約 200W だった。どうも,ローラーのときもロードのときも全く数値が変わらない。頑張ったら上がるんだろうか?どうも,今一つよくわからない機材である。でも,最初ということもあるし,この程度で勘弁してやるか(笑)。結構,脚が一杯になった。

重さと運動と天気03/24/13

 起床は6時。爽やかな目覚めである。やはり,人間,酒など呑まずに空腹で眠れば,深くて質の良い睡眠が取れるのである。朝の体重は 74.4kg とまあ変わらない。今朝はー5℃辺りまで冷え込んだようで,田んぼの上の散歩が楽しめる。

 ワン公を連れて,早速出かけた。

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 まずまずの締まり具合。MTB でも走れたな。

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 兜山をを撮ってみたが,いじり過ぎてしまって不自然な感じである(クリックで拡大)

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 ハクチョウの編隊飛行も撮ってみる。これまたいじり過ぎて不自然である(クリックで拡大)

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 今日も散々走って少々疲れ気味の老犬(笑)

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 さて,帰るか。

 9時半頃から今年初めての置賜地方のロードに出た。白川ダム方面を 71km, 3時間。実に気持ちがいいが,劣化はかなりのもので,以前なら丘越えのようなところで追い込んでも,降っている最中に乳酸は散らばって,サラ脚みたいになったが,今はダメージを引き摺る。まあ,徐々に,..。でも,来月 200km ブルベの二連チャンがあるし,それまでに少し刺激を与えておきたい。

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 白川ダム方面へのロード 71km,3時間,平均出力 200W で,いつもローラーに乗っているときと同様。なんか,これって何やってもこの数値になるように思えてきた(笑)。

 今日ロード 71km,今月 355km,今年 1947km

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 午後からは,最後の剣道イベントから帰ってきた下の子を連れて,宮城の実家へ。なにしろ,高校進学のお祝い金を頂戴しに行かねばならない。3時過ぎに実家到着。既に来ていた妹夫婦と久しぶりに会う。甥っ子(妹夫婦の長男)も今年から高校進学。義弟一家は3時過ぎに帰った。我々は,墓参りと,親父お袋と四方山話をして,5時過ぎに実家を辞去。

 米沢に戻って,駅に寄って,今度の土曜日の川崎行きの切符を買ってから帰宅。

2013年3月23日 (土曜日)

重さと運動と天気03/23/13

 起床は5時過ぎ。「戻ってきたぜ,いつもの生活に!」とガバッと起床。軽量化の後,体重計に乗る。朝の体重は,...

74.2 kg

と,入院前に比べて,ほぼ3キロ減。一週間という短期間に,これくらい落ちると,身体が軽くなったことは確実に感じられる。階段の上り下りが気持ちいいという感じ。なんとか,戻らぬように節制して,さらに落として行きたい。もちろん,無理はせずに。摂取カロリーがあまりにも少なかったせいか,朝から軽い倦怠感というか,脱力感のようなものを既に感じている始末なので,カロリーは上げずに,身体が馴染むまでに運動は低強度,時間長めくらいでやって行きたい。

 久しぶりにワン公を連れて田んぼ雪原へ。曇り空だし,雪は舞ってるし,正直あまりいいコンディションではない。

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 久しぶりに散々(ヨタヨタと)走ってご満悦なワン公(笑)。

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 三日どころか,五日見なかったら,黒い部分が優勢になりつつある斜平山。

 帰宅して,朝飯。腹は減っているが,なぜかちょっと食うと腹一杯になる。物理的に胃が小さくなると言うことはなかろうが,満腹中枢がちょっと変わったりするのかね?

 いつもの日常が帰ってきたこともあり,なにか満ち足りた感じでマッタリする。走りに行こうかと思ったのだが,外に出てみると,晴れてはいるものの,気温は3℃程度で,北西の風がやたらに冷たい。なので,ちょっとへたれて,陽が差し始めた斜平山の写真などを撮ってみようと出かけた次第。

 今回は RAW データをいじるということをやってみべぇ〜というもの。で,撮影したデータをカメラ附属のソフトでチマチマといじってみた。

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 すっかり「なでこけた」斜平山のテレビ塔斜面(クリックで拡大)

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 七曲がりの斜面(クリックで拡大)

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 愛宕神社の南側斜面(クリックで拡大)

 画像ソフトでいじってやらないと,シャープな画像にはならない。やっぱり,そんなものなのかな?

 午後からは走れるかなと思ったが,気温3℃,風の強さと冷たさは相変わらず。体感温度は氷点下だな。己の軟弱さに凹みつつ,まあ,いいかと,久しぶりに自転車整備を始める。数ヶ月の間,車の後部に積みっ放しになっていた NAKAGAWA を降ろして,スプロケット,チェーン,フレームなどを掃除して,大分減っているリアのブレーキシューを交換して,下地が見えていたリアのタイヤを交換する。さらに,昨年の9月の 300km の山岳ブルベを走ったままになっていた COLNAGO からコマ図ホルダーやらライトを外して,OH に出せる状態にした。そんなこんなで3時頃。

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 今夜は,女房と下の子が送る会(?)とかで,宴会らしい。で,お酒を止めた亭主は送り迎えをすることになった。

 夜はダラダラと過ごす。自分たちばかり美味いもの食って,揚げ句に迎えに来いとか言われると理屈抜きでイラッとするのは酒を禁じられている故か(笑)。なんか,イライラしてローラーなんぞ踏みたくなくなったので,練習に月を撮影してみた。

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 200mm の望遠で撮った割りには,そして,初めてにしてはマズマズ?ちなみに f = 8, シャッターS = 1/600 s, ISO 400 くらい。

【書籍】三千枚の金貨

 昨夜から取り掛かった。まだ,上巻の中ほどだが,かなり面白い。

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AirMac Express

 入院する前にポチッとしておいた Air Mac Express を設置した。現在使っている Air Mac BaseStation が頻繁に落ちるようになってきており,さらに,OS 10.8 に附属している Air Mac 用のユーティリティは,昔の機材をサポートしてない。そんなこんなで機材を入れ替えることにした。

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 大きさの比較。旧の通称「スライム君」の,体積にすれば1/4程度だろうか(もっと小さいかな?)。で,早速,自宅のネットワーク機材置き場に設置。

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 ここから各部屋にケーブルが分配されている。もっとも,今では有線で繋がっているのは1〜2台であとは無線LANになっている。

 で,ここからがえらく苦労した。古い奴と同じ設定にしているのに,「二重NAT」とかいうアラートが出て,無線では繋がるものの有線では繋がらない。本体のインジケータもグリーンではなくオレンジの点滅。ネット情報もいろいろと漁ってみたが,ズバリ,これ!という解決法も見つからず,最終的に面倒臭くなって,「警告」を「無視」するところをクリックしたら,...あら?繋がった。大体,この分野,言葉の定義もよく知らないんだよな。

2013年3月22日 (金曜日)

検査入院・五日目(退院)

 また,4時半頃に目を覚ました。昨夜は2時半頃に物音で目を覚ますと,看護師が膵臓系の薬の点滴パックをさらに一本追加してくれていた。4時半に目を覚ましたら消えていたが。もう,眠くないので,Twitter でバカをつぶやいたり,FaceBook を覗いたり,本を読んだりしているうちに明るくなってきた。

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 東病棟というのは東を向いている病棟である。日の出である。退院の日は日本晴れのようだ。さすが,晴れ男(腫れ男ではない)。ヽ( ´ー`)丿

 そのままウダウダと過ごしていると8時に朝食が来た。また,全粥であるが,有り難く頂く。うめぇ〜〜〜〜・・ヽ( ´ー`)丿

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 これも15分ほど掛けて完食。大変,大変,美味しゅうございました。<(_ _)>

 10時頃になって,さしもの1リットルの点滴パックも空になった。で,置き針撤去。

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 チューブとの連結が切れて清々した。実に,72時間に渡って,約8リットルほどの薬液を注入された血管にご苦労さんと言いたい。

 さて,自由の身になったので,さっそくシャワー。ナースステーションで訊けば,空いているなら使っていいらしい。着替えやらシャンプーやらを持ってダッシュ。入院した日の昼にローラー踏んで,その後シャワーを浴びて以来なので,すこぶる気持ちがいい。着替えてサッパリ。

 次は,いそいそと食堂の自販機に行って,ブラック缶コーヒーを一本。う〜ん,これまた入院した日以来なので美味い。ホッとする。食堂では,三角巾で腕を吊ったおばあちゃんが窓から見える山並みを写生していた。チラッと見たが,なかなかの腕前。

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 こんな景色が見える。手前の煙突が邪魔だけど。左手の方には飯豊山が見えるが,生憎建物の陰になってしまっている。西病棟の病室からは多分真正面に飯豊山が見えるものと思われる。

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 まあ,こんな景色が観られるなら,闘病生活もなんとか我慢できるかも知れない(笑)。闘病生活などしたくはないけどね。東と西の病棟をグルッと回って探検終了。非常にわかり難い構造で,あれ?こっちから来たっけ?という箇所が結構ある。誰が設計したものやら。中庭みたいなものがある分,構造を複雑にしているような。まあ,病院は治療に対しての利便的機能が一番重要なんだろうけど,居心地の良さってのも重要要素だろうからね。この構造が,そのまま居心地良さなのかと言われるとよくわからないけど。

 ナースステーションに会計をお願いしたら,既に全部出来ていた。診療明細を見ると,項目がやたらに多い。

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 こんなのが4ページに渡っている。点滴の多さはちょっと驚く。全部で20本近いような。さらに,血液検査項目に至っては,なんじゃ,こりゃ?というほど。聞いたこともない,タンパク質らしき名前が並んでいる。いやはや,すごいもんだなぁ,現代医学ってのは,..。よかった,医者になれなくて(「ならなくて」ではない)。:-D そして,食事は5日間で4回だけ(笑)。ほとんど,点滴で生きていた。

 ところで,部屋は4人部屋なんだが,入院した日には先客が一人だけで,その方は翌日他の部屋に移動した。これで一人になった。そして,3日目に一人入ってきて,二人になったが,夜中の一騒動(詳しくは書くまい)があって,その方は他の部屋に移った。なので,3日ほどは4人用の広い部屋で一人で過ごした。掃除のおばさんに訊かれた。「寂しくないかぁ〜〜?」と。元々,自転車などもソロが圧倒的に多く,一人でいることに寂しさとか苦痛を感じたことはない。なので,「いや〜,かえって静かでいいよ」と応えた。

 で,夜中にふと,「ん?この部屋とかで亡くなった方ってのはいるんだろうか?う〜ん,霊とか見たことないけど,夜中に目覚めたら,怖い顔した女性が天井から睨んでいたなんてことないだろうな〜・・」なんてことをチラッと考えた。が,次の瞬間には眠りに落ちていたようだ(笑)。多分,臨終間近のときには,別の器械満載の部屋(個室?)に移されて延命措置されるのだろうから,一般の大部屋で亡くなるってのは滅多にないんだろうと思うけど。

 ということで(?),ナースステーションで挨拶して,看護師に,入院患者が入院中付けておく,名前と生年月日と ID とバーコードが記されたリストバンドを切ってもらって,絶食&点滴連続72時間という耐久レースをようやく終えたのだった。

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 世話になった。また来る(笑)。

退院後のこと:

 退院後,入院保険金を一日分だけ貰うために女房と一緒に郵便局に行った。ベンチで待っていると,胸部に,締めつけられるような,嫌な痛みが走った。なんというか,オロオロと不安になる類いの痛みである。不整脈のような心臓系のものが原因だと思うが,本気で AED の置き場所を目で探してしまった。以前に,何かで聞いたのだが,摂取カロリーを極端に絞ると,血中に脂肪が分解された脂肪酸が多くなり,そのことが心疾患の原因になるとか,..。全く,間違えて覚えていることなのかも知れないけど,そんなことが頭の片隅をチラッとよぎった。それとも,今までは連日心拍を上げていたのに,ここ数日ほとんど心拍が上がらない状態で過ごしていて,ノッキングみたない現象を起こしたのか?などなど,オロオロすると人間訳のわからないことばかり考えるものだ。

 幸い,その後症状はなくなった。いったん帰宅して職場へ。メールを処理したり,生協に定期購読の雑誌を取りに行ったり,..。と,階段を上がっていると,突然脚が重くなり,何か,妙な脱力感を感じる。とにかく,この五日間,低カロリーで生活したので,普通に生活して,ちょっと動くとハンガーノック状態になってしまうようだった。夕食前には,脱力感はかなりのものに,..。食った後は落ち着いたが,..

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 夕食後ローラー45分,21km。勾配負荷3%(30分),2%(15分),ケイデンス 85 - 100rpm で。

 今日ローラー 21km,今月 284km,今年 1876km

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 夕食後,お茶を2杯ほど飲んだ後で,体重を量ってみたら,75.8kg という数値。食事後にこれだと食事前には確実に 74kg 台。やはり,一気に3キロ弱減ったようだ。なにしろ,ズボンとベルトの伸びが著しい(笑)。この調子で,あと8キロ減らそう。酒も止めるのだ。

2013年3月21日 (木曜日)

検査入院・四日目(退院決まる)

 夕方に仕事帰りの女房が顔を出してくれた。本の追加と割り箸の追加を持ってきた。そこに主治医が現れて,「担当医といろいろと相談して,明日の午後に退院ということにしました」と。今日の夕食からお粥が出て,明日の朝まで点滴をして,無罪放免(?)らしい。早く出してくれとゴネタ甲斐があった(笑)。実は,なでら男の加入してる保険は,入院時は5日目から入院保険料が出る。明日が,その5日目である。ただ,検査入院でも出るものかどうかは定かではない。まあ,後1日多く入院しても,貰える保険料など高が知れているので,精神的な安定状態を採択した次第。主治医は,もう一日くらい置いておきたかったようだったが。

 女房に手伝ってもらって,ギトギトになった髪を洗い,濡れタオルで適当に身体をこすってサッパリした。そして,いよいよ,72時間振りの経口食(いわゆる,晩飯)である。

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 来た〜〜〜〜〜!!ヽ( ´ー`)丿 全粥 300g とカードに記してある。さらに,「膵肝軟菜」とも(笑)。いや〜,ただのお粥と質素なおかずがこれほど美味いと思ったのは,3日間の絶食のお陰である。作物を育ててくれた水,風,太陽,それにお百姓さんに感謝。d"b(_ _) やっぱり,人間,飢えてみないと食い物の本質はわからんのぉ。いまの時代は,贅沢過ぎる(と思う)。

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 もう,満面の笑みである(笑)。それでも,急に食うと胃腸が驚くだろうと,少しずつ食べたが,次第に加速するのを止めることができずに15分ほどで完食。大変,大変,美味しゅうございました。__o/|_

 そして,検査入院の締めの点滴は,...

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 「はいっ,満タン!!! 1リットルパック,膵臓の薬付き!!!」(違

 膵臓から採取した細胞の検査結果などは来月の3日に外来に聴きに来ることになった。悪性所見があるようなら,迷わず切る。スティーブ・ジョブズのようなことはしない。切る時期の決定は医者に委ねる。今の段階なら,膵癌としても,ウルトラが付くほどの早期だろうし,完治は間違いないところ。どこか,近くに,膵頭部と十二指腸の一括切除手術を6〜7時間で綺麗にこなす,当麻鉄彦のような(笑),腕のいいモンスター外科医はおらんかのぉ?

 昨年の人間ドックに偶然組み込まれたメニューの「腹部超音波検査」。それによって見つかった「膵管拡張」所見から始まった,今回の「なでら男の膵臓騒動」はいよいよ終盤である。大団円となるか,あるいはさらに渾沌とした泥沼に入っていくのかは神のみぞ知るといったところか。

【書籍】翔る合戦屋

 検査入院の暇な時間を使って一気に読了。

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 ききょうやさんの評価は最低だったが,面白くないこともない。ただ,「哄う・・」と「奔る・・」を読んだ後では,やはり,作者がこれらの魅力的な登場人物を手放したくなくて,わざわざこしらえた付け足しという感じは否めない。本当の意味で幸せな家庭生活はこれからというときに逝ってしまった朝日が不憫で,若菜に朝日を重ねて,少しは幸せな生活をさせたいと考えたのかも知れん。さらに,ラストまで読めば,この続編すら出そうな勢いだ。作者が考えている,石堂一徹の生涯の落とし所を見てみたい気もするので,「経過観察」で読み続けるに違いない。

 いや〜,それにしても,点滴ってすごいな。もう 3/21 am 11:30 現在で,65時間ほど固形物を摂っていない。それでも,空腹感はそれほど強くはない。

検査入院・四日目(飽きた)

 呆れるほど寝てばかりいるので,午前3時には目覚めてしまう。夜は9時消灯で寝てしまう。途中,やはり,2回ほどは覚醒してしまうけど。iPhone で音楽など聴いていると外が明るくなってきた。窓から外を伺うと,ゲゲゲ,吹雪いておる。まあ,自分の日記を見ると,毎年3月の今頃に一度荒れた天気になって雪が降っているので,これはその最後っ屁であろう。

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 置賜総合病院病棟7階からの朝の風景(笑)

 それにしても,いつまで続く「点滴地獄」。もう,本数も正確に覚えていない。なぜか,新しい点滴パックをぶら下げられるたびに,ダイハツだかのテレビ CM の「はいっ,満タン!!」というシーンを思い出してしまう(笑)。

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 「はいっ,満タン!!!」

 朝一で採血されて,この血液検査によって,今日の昼から食事が出るらしい。で,今朝は,点滴パックを取り換えに来た看護師に「これで,最後かな?」と訊けば「あれ?なでらさんの点滴パック,さらに一日分(3本)追加になってましたよ」,..と。なんですと!?@o@///

 ということは,退院は早くても明日以降と言うことではないですか。勘弁して下さい。絶食によって,検査前よりも体調はいいような気さえしているのに。看護師によれば,これだけの時間絶食した場合,重湯,三分粥,五分粥と段階的に食事を増やしていくらしい。五分粥になった時点で点滴終了とか。

 ということは,点滴終了まで出所は無理 → 点滴が外れるまでは最低でも食事が3回 → 食事が始まるのは早くても今日の昼 → 点滴終了は早くても明日の朝以降,...なんて論法が瞬間的に頭をよぎって,ガックシ。○| ̄|_

 それにしても,徹底した検査後の管理である。でも,検査入院が,これだけ長引くと,まず,読む本が無くなる,シャワーも浴びてないので身体が気持ち悪い,髪がべとつく,一応社会人の一員なので,少しは仕事もある,などなど,いろいろと瑣末(?)な問題が生じてくる。こんなことなら,論文と専門書を何冊か持ち込めばよかった。こういう状況なら集中して読めるだろうし。

 それにしても,この検査(ERCP)は得られる情報も多いのだが,その分,身体へのダメージも大きいということらしい。等価交換,トレードオフ,うまい話はそうそうないということか。まあ,ことここに至っては,ジタバタしても仕方がないので,職場の同僚に今日と明日の休暇届を出してもらうことにした。

 ああ,そうそう。気になったので,看護師に訊いてみた。

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 置き針状態の点滴ラインだが,一体どれくらいこのままで使用可能なのか?と。大体4日が目安とか。4日目に他の場所に移すらしい。って,移す場面には立ち合いたくないな。もう,丸二日経過した。2度ほど,静脈血が逆流(トイレに行ったり,歩いたりしているときに,ヘッド圧が血圧に負けて管内を血液が逆流する。そのままにしておくと当然血液は凝固する)したら,ちょっと閉塞気味になって,生理食塩水を小さな注射器で注入して詰まりを取ったりした。

 病院のパジャマだが,ポケットを一つ付けてもらいたい。携帯やら小銭やらを入れておくところが一つあった方が便利だ。これは,アンケートに書き残していく積もり。

 昼くらいからお粥の食事になるのかと期待していたが,スルー(泣)。これでは,上の流れで行けば,出所は土曜日になってしまうかも知れない。いろいろあって,今月は土日が潰れるパターンが沢山あるのに。まあ,仕方ないか。

 午後2時頃になって,ようやく担当医が血液検査の結果を診たらしく,看護師が,夕方からお粥になりそうですと伝えてくれた。やれやれ,ようやくか。これで明日の夕方には娑婆に戻れる可能性が出てきた。

 現在使っている点滴パックのカロリーを看護師に訊ねたところ,電解質中心のもので 500ml で 80 kcal で,ブドウ糖などが入ったものでは 500ml で 200 kcal らしい。ということは,今,なでら男を生かすためのカロリーは,多く見積もっても 1000 kcal 弱と言うことになる。まさか,そんなんで大丈夫なのか? ほぼ寝た切りの生活なので一日の消費カロリーは,基礎代謝+300kcal 程度と考えれば,1700kcal 前後と推定される。ということは,一日 700kcal 前後のマイナスである。これはまあ,脂肪分としてみれば微々たるものだが,この低摂取カロリー状態に数日身体を曝したということに意味があると思う。これを機に本気で 10kg 減に取り組んでみよう。まずは,断酒からか。よし,酒止めた!!

2013年3月20日 (水曜日)

卒業祝賀会 at 弁慶

 今日は学位記授与式だった。例年,みんなで昼から弁慶を貸し切って,飲めや歌えやのどんちゃん騒ぎを真っ昼間から繰り広げるが,今年は病院のベッドで一人寂しく過ごす。お互いに,忘れていなければ,近い将来,再び杯を交わす日もあるだろう。面と向かって,おめでとうと言ったり,ありがとうございましたとか言われるのは,柄ではない。なので,ここで,言っておこう。「修了,卒業,おめでとう!!」と。

 今年は卒業生3名,修了生1名。彼らの,これからの人生に幸多からんことを!!

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 写真と本文中の人物とは関係ありません(笑)(撮影:K5)

検査入院・三日目

 幸い,お腹痛いとかの症状はなく,検査後の経過は順調らしい。体温,血圧ともに異常なし。検査時の鎮静剤のせいか,昨夜は6時頃から延々と眠ったり目覚めたりを繰り返した。3時半頃に点滴パックがブドウ糖入のものに交換され,これが終われば,この鬱陶しいチューブ生活ともおさらばかなと思ったのだが,...とんでもない話であった。

 朝6時半頃に,カチャカチャと機材音を鳴らしつつ看護師登場。採血である。アンタは吸血鬼か(笑)。血圧,体温ともに正常。ガスは出てますか?と訊かれるが,固形物を食ってない状態ではほとんどでない。もちろんでない訳ではないので,「それなりに」と回答。オシッコの量も水分量が少ないので当然少なめ。

 9時半頃にブドウ糖の点滴終了。ナースコールすると,ちょいと見目麗しい方が点滴パック2つ持参した。朝方に検温と血圧測定してくれた看護師の方に訊けば,あと点滴は3本あるとか,...。まさか,ウソだろう?と思ったので,ここでも訊いてみれば,...本当だった。○| ̄|_

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 はいっ,お代わり!!(笑)500cc のパックはこれで5本目。うち4本がこの電解質輸液,残り1本はブドウ糖の入った奴。それぞれ,カロリーは 80kcal, 200kcal らしい。そして,小さな奴が抗生剤。これで3本目。他に検査中,検査後に入れた奴もあり,小さな奴も5本目かな? もう,よく覚えていないが,自分自身の記録である。それにしても,小規模な外科手術並の対応が必要な「検査」であることがわかった。もちろん,病院によって進め方に多少の違いはあるだろうが,これくらい用心してやってもらえる方が患者側としては嬉しい。この病院の膵臓胆嚢系(山大グループらしい)は優秀だという噂である。

 朝採血した血液の検査結果次第で,昼から経口食が出るようだ。最初はお粥みたいなものかな?

 ..と期待したけど,明日の朝まで無理だそうで(泣)。さらに,膵臓系の薬を追加される始末。やはり,それなりにダメージでかかったのか。

 午後2時頃に女房来る。着替えを手伝ってもらう。点滴ラインが繋がっているので,袖の抜き入れが面倒臭い。

 2時半頃に担当医が説明に来た。初めてお会いしたときから,なかなか説明も明解で正直そうで好印象の医師。

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 こんな図面を描いて説明してくれた。詳しくは,書くのが面倒なので割愛するが,やはり,IPMN(膵管内乳頭粘液性腫瘍) らしい。加えて,どうも,なでら男の膵臓は少々奇形らしく,副乳頭非開口とか言っていた。しかし,検査の全容を聴けば,よくもまあ,そんなことまでできるもんだという内容。極細のワイヤーの先端に超音波プローブが付いていて,膵管の奥まで,数ミリ刻みに超音波像を得たとか。で,主膵管の出口である,主乳頭からガイドワイヤーを入れて,そこから副膵管に入れて,180度ターンして,副膵管の内側から副乳頭にアクセスしたとか,副膵管の太くなっている部分から膵液と細胞を採取したとか。う〜む,現代医学,恐るべし。

 で,細胞の検査結果が出るまでは何とも言えないが,経験上,悪性ではなかろう。でも,この状態だと経過観察が必要です。で,もしも,大きくなるようなら手術適用かどうかまた同じ検査をするとか。参考までに,この部位の手術に関して国手は誰か?と訊いたら,う〜む,この手の病気に関して有名なのは山大の外科の**教授ですけど,手術の手技となると,..と言葉を濁された。正直者やな(笑)。

 血液検査の結果を訊いたところ,膵臓アミラーゼの昨日の検査2時間後の値が 50 程度で,今朝の値が 80 程度と上がったらしい。正常値が 60 程度らしく,膵炎とまではいかないものの,かなりいじったので,そのダメージだろうとのこと,念のために,明日の朝まで絶食。これで,目出度く,60時間以上固形物を口に入れられないようだ。離乳食以来,初めての体験だろうな(笑)。

#知り合いの医師によれば,それだけいじって,アミラーゼの上昇がその程度とは,かなりの名医だとのこと。

 どうも,話を伺っていると,やはり,これはこれまでの過度の飲酒が一つの原因ではないかと思われる。ここ何年か,深酒が数日続くとお腹が張ったような感じがしていた。訊けば,酒を呑むと膵液は濃くなるらしく,濃くなれば当然粘度やら流動抵抗も増えるだろうし,そうなると,もしも流れが悪いところがあれば,そこに滞留して,嚢胞などの原因になるようなこともあろう。酒はあまり呑まない方がいいらしい。肝臓よりもむしろ膵臓にダメージを与えていたのかも知れん。

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 そんなこんなで,こんな状態で過ごしておりまする。点滴は既に30時間を越えている。ヤレヤレ〜〜〜・・

 さすがに,身体に力が入らないような感じになってきている。仕方ないと言えば,仕方ないが,..。これで明日の朝の血液検査の結果が問題なければ,目出度く出所だ(そうは問屋が卸さなかった)。そして,今月末か来月初めに細胞診の結果を聴けば,善くも悪くも,「膵臓騒動」は一段落である。

2013年3月19日 (火曜日)

検査入院・二日目(ERCP検査)

 昨夜は9時の消灯に合わせて寝てしまったものだから,3時頃には目覚めた。マットレスが柔らかいせいか寝腰で腰が痛い。今日はかなりの時間,寝て過ごさなければならず,また憂鬱な事項が増えた。朝一で採尿して,看護師に渡す。ウトウトしてると,朝一の採血が来る。採血は,検査の朝,検査終了2時間後,検査翌日の朝と都合3回(状況次第では何回でも)。なんか,えらい重病人になったような気がしてきた。

 昨夜は,夕食後呑み食いは一切なし。夕食も実に質素なもので(笑),腹が減って仕方がない。なんだか,身体が一段萎んだような感じがする(苦笑)。

 採血なのだが,いつも検査を受けている三友堂病院と比べると,採血針が皮下に入るときの痛みが置賜総合病院での方が強いように感じる。採血針のメーカーによる差なんだろうか?

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 朝が来たぞ〜〜〜!

 9時過ぎくらいから点滴が始まって,ほぼ一日中らしいので,この後のブログアップは明日になるかも,...。

腹部超音波検査:

 9時過ぎに看護師からエコー室に行って,腹部超音波検査を受けてくるように指示される。すっかり勝手知ったる感じで,以前にも心電図やら超音波内視鏡検査を受けた場所に赴く。外来には老老男女(:-D)があふれ,今日も地域総合病院はその役目を粛々とこなす。

 言われた部署で診察カードを渡す。しばらく待って,名前を呼ばれて入室。これまでも何度も受けている腹部超音波エコーである。最初は女性医師が,次いでその上司のような男性医師が同じようなことを繰り返す。男性医師が「主膵管も太くなってますね。ただ,病的な感じではなく,全体的に綺麗に太くなっています」と。主膵管もメタボか?副膵管の出口部分にはやはり膿疱状のものがあると。その医師の見立てでは,「悪性なものとは思われない。もしかしたら,(慢性)膵炎なのかもしれないと,..。膵炎をやったことは?」,「いえ,ありません」。膵炎などでも太くなるそうで,「お酒呑みますか?」「ええ,大酒飲みです」。

※後で,担当医に訊けば,「慢性膵炎」というのは,沈黙の臓器と呼ばれる膵臓の病態の中で,ほぼ不可逆レベルだとか。肝臓に例えれば,肝硬変に匹敵するらしい。なので,かなりの高確率で膵癌に遷移するとのこと。

 いずれにしても,今回の検査入院後は,酒を止めないまでも,かなり減らすように支持されるかも知れん。一般的な同年齢の男性の平均値の4〜5倍くらいは呑んでいるから,最早悔いはない(キッパリ)。

ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影):

 腹部超音波検査を終えてベッドに転がって本を読んでいたら,「カチャカチャ」と機材音を響かせて看護師登場。早速,点滴開始。かなりの時間に及ぶので,まずは点滴ラインを確保。

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 大きいのは電解質の輸液で,小さいのは抗生剤だそうだ。偶発症の膵炎の予防? そして,このまま延々と時間は流れる。点滴開始が10時頃。今日は一日絶飲食なので,飯も食えなきゃ,茶も飲めぬ。本を読みながらゴロゴロしていると,3時少し前になって,ストレッチャーの音も高らかに看護師登場。点滴パックは既に 500ml の2本目に突入している。そのままストレッチャーに乗り,一階の放射線科に運び込まれる。

 病院の廊下をストレッチャーに載せられて,点滴を繋がれて搬送されていると,なにやら,自分が重病人になったような錯覚を覚える。疑似体験として,心の中で「みんな,さようなら〜〜!」とつぶやいてみる。ジワッと胸に染みる社会との隔絶感がなかなかの風情である。すみません。不謹慎で。

 検査室前で待機していると,鎮静剤でまだ朦朧としているらしい,同じ検査を受けた方がストレッチャーで搬出されてきた。さて,いよいよ,なでら男の番。検査室に入り,ストレッチャーから検査台に移動。

 この検査を簡単に説明すると,胃カメラ(と同様のカメラ)を十二指腸と膵管胆管の合流部まで入れて,そこで膵管内に細い管を通して造影剤を注入し,X線で透視するというもの。その際に,細い管で膵液を採取したり,細胞を採取したりする。ただ,膵臓は非常にデリケートな臓器で,細い管を入れられたり,薬剤を入れられたりといった刺激で炎症を発症しやすいとか。この検査名の「逆行性」は,本来膵液が流れてくる管に逆方向に薬剤やら器具を入れることを意味するらしい。沈黙の臓器と呼ばれる膵臓だが,外部からチョッカイ掛けられると,途端に拗ねて大暴れするらしい。いわゆる,ツンデレ?(違うか)。大暴れした揚げ句に,この検査後に死亡した事例なども報告されているので,かなりリスクの高い検査ではある。担当医のテクニック一つに掛かっているので,医師の選択(つまりは,病院の選択)は最重要課題。

 点滴パックには予め膵炎予防らしい小さなパックが合流。診察台で,シロップをひと匙飲まされて,例によって,一番嫌いなキロカインシロップを咽の奥に5分間溜めておくように指示される。で,肩口には,ブスコバンの注射を一本。5分経って,キロカインを呑み下して準備完了。医師が,「ドルミカム(?)4入れて」と,鎮静剤の注入を指示。その後,肩をトントン叩かれたら5分で夢の中。

 この検査が通常の胃カメラと少々異なることは,検査台にうつ伏せになり,顔だけが横向きになるということ。一度だけ,痛みが走ったのは,造影剤が注入されたときなのか? ガイドワイヤーで突かれたときなのか? やがて,覚醒を促す薬を注入されて,名前を呼ばれていることに気付き,フラフラとストレッチャーに移動して,気が付いたら病室のベッドで寝ていて,脇に女房が来ていた。

 尿意を覚えて目を覚まし,まだ自立歩行許可が出ていないために,看護師に尿瓶を持ってきてもらう。お〜,初体験(笑)。スッキリしたぜ。それからはウツラウツラを繰り返す。5時20分頃に採血。6時頃に,水を飲んでもいいという許可と,自分で歩行してトイレに行ってもいいという許可が出る。よかった。膵炎には至らなかったらしい。

 その後は,点滴パックお代わりを繰り返す。さらに,多分,抗生剤追加。なにやら,徹底している感じ。深夜,3時過ぎに交換された点滴パックは,ブドウ糖だった。そういえば,32時間ほども固形物を口にしていない。オギャーと生まれて50と数年,これだけ長い時間固形物を口に入れなかったのは,離乳食が始まって以来ではなかろうか?

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 看護師に訊くと,検査後次の日に退院した人はいないとかで,担当医の話とは違う。これでは,退院は明後日ということに,..。

 呑み喰いできないまでも,明日の「弁慶」での祝賀会には顔を出して,卒業生と修了生に一言声を掛けたかったんだが,..。

2013年3月18日 (月曜日)

検査入院・初日

 予定の午後2時半前には病院に着いた。これからここで三日ほど過ごすのかと思うと,イヤでも憂鬱になるわい。

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 と,ちょうどドクターヘリが患者を搬送してきたところにぶつかった。ドクターヘリなど,なかなか観る機会もないので,どれどれと眺めに行った。

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 ちょうどストレッチャーに載せられた患者に医師が付き添い,病院内に運び込まれるところだった。無事だといいのだが,..。

 入院の受付窓口に行き,書類を数枚を提出。7階の東病棟に行けと言われる。ナースステーションで訊くと,病室に案内された。4人部屋だが,自分を含めて二人だけなので,静かに過ごせそうだ。早速,病院のパジャマに着替えて,ベッドに横になって本を読み始める。

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 低反発のようなマットレスである。

 3時頃に看護師に案内されて,主治医から話を聴く。大体の検査は了解しているので,新しく知る内容はないのだが,副作用のリスト(膵炎とか穿孔とか)には些か気が滅入った。まあ,確率で言えば,0.1% 以下らしいのだが,悪いクジのクジ運が強い傾向にあるので,ちょいと心配ではある。とは,言っても,この検査をやらない限り,確定診断が付かないとなれば,選択の余地はない。まあ,なんとかなるだろうと同意書にサイン。医師の話を聴けば,どうも明後日の退院というのも怪しいかも知れない。やれやれ,...。

 夕方になって,看護師が検査の概要を書いたパンフを持ってきた。見れば,やはり,検査としてはかなりヘビーな部類のもので,検査室への移動と検査後の病室への移動はストレッチャー使用。検査2時間後の血液検査の結果が出るまではベッドで絶対安静。トイレなどの歩行も禁止で,大小便は寝たままさせられるようだ。まあ,明日は朝から(最低でも)丸一日絶飲食なので,大を催すことはあまりなかろうと思われるが。血液検査の結果,膵炎の兆候などが認められれば,絶飲食は2〜3日に及ぶこともあるようだ。さらに,検査後は24時間点滴が続くとか。なんか,簡単な外科手術に匹敵するくらいの検査のようだ。#後に明らかになるが,24時間などとんでもない話であった。点滴は60時間以上継続,絶食は3日間に及ぶ。

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 なんでも,膵臓はかなり敏感な臓器で,膵管にチューブを入れて,造影剤を流し込んだり,膵液を吸い上げたりという刺激で炎症などを起こしやすいとか。

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 午後6時過ぎに「最後の晩餐」。見た感じでは,栄養バランスは良好な食事。毎日,こんな飯で,酒を呑まなかったら,あっという間に体重が落ちそうだ。明日は飯なし。フォッフォッフォ,これは痩せるかも知れん(爆

 明日は,朝一で尿検査,9時頃から点滴開始,午前中に腹部超音波検査,午後2〜4時の辺りに ERCP というハードな一日になる。

重さと運動と天気03/18/13【今日から検査入院】

 起床は6時。昨夜は寝落ちしたら,眠くなくなって,ミラノ〜サンレモを最後まで観て,さらに夜更かしして,寝たのは4時頃。朝の体重は,やっちまったなぁ〜〜の 79.3kg と大台間近。もっとも,かなりの浮腫み感なので,水分が増加分の大部分を占めると思われ,..思いたい(笑)。

 久しぶりにワン公を連れて田んぼ雪原へ。今朝は氷点下まで下がらず,雪面の締まり具合は今一つ。

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 「お久しぶりです!」のクロカン仙人様(クリックで拡大)。天候が曇で画像がぼんやりしていたので,ちょっといじってある。

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 三日会わずば刮目せよとはこのことか,..と思うほどに「なでこけた」斜平山(クリックで拡大)。Photoshop でいじってあるのは同上。

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 久しぶりにたっぷりと走ったワン公は満足げ(笑)。

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 これまたコントラストを少々いじった「白馬の騎士」(クリックで拡大)

 さて,今日から二泊三日の検査入院である。今日と明日は休暇を取った。全く持って,難儀なことである。検査の詳細などは追々別便で。明日は多分終日絶飲食になるかも知れない。ということで,体内の水分と毒を抜くために,...

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 朝飯後にローラー(正確にはスピニングだろうな)90分,42km。勾配負荷3%,ケイデンス 90rpm 前後。

 今日ローラー 42km,今月 263km,今年 1855km

 落涙するほどに情けない距離数なり。(´つω;`)

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昼頃に一度職場に行って,メールやら事務処理をして,1時半過ぎに置賜総合病院へ。いよいよ,膵臓騒動も最後の局面を迎える。

【書籍】旅をする木

 アラスカの自然を撮り続けて,不幸にも熊に襲われて亡くなった星野道夫氏の著作。氏の作品は初めてなんだが,なんか優しい文章を書く人だなぁという印象。アラスカに行ってみたくなる。オーロラと降り注ぐような満天の星空を眺めてみたい。

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【書籍】奔る合戦屋

 少しだけ間が空いてしまったが,出張中に下巻も読了。下巻の最後の方では,不覚にも落涙する始末。最近,泣ける本に出会う確率が高い。あるいは,ジジイとなって,涙腺が緩くなったのか。

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 北沢秋の「哄う合戦屋」に至るまでの話である。「哄う・・」からは時間的に遡る。石堂一徹の前半生である。なので,これを読んで,「哄う・・:を読むという順番でも愉しめるはず。

 文系人間ではないせいか,頭の中に渦巻く感情を巧く文章で表現できない。でも,「正しく生きる」ということは,こういうことなんだろうなと教えてくれる作品だと思う。ききょうやさんによれば,「哄う・・」の続編(なんで,あのラストで「哄う・・」に続編があるのかよくわからないが)である「翔る合戦屋」は,ちょっと,..という評価であるが,ここまで来たら,読むしかあるまい。明日からの検査入院中に読んでみよう。

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大阪城

 学会期間中は,いつも,会場とホテルと呑屋にしか滞在していないので,たまには,空いた時間に観光みたいなこともしてみるかと,16日の午後3時までの空き時間を使って大阪城を訪れた。大阪は何回来ているかわからないが,初めての大阪城。

 ホテルのフロントで訊けば,新大阪からだと,御堂筋線で本町まで行き,そこで中央線に乗り換えて谷町四丁目で降りて10分も歩けば着くらしい。教えてもらった通りのルートで谷町四丁目の9番出口から地上に出れば,目前にはでかいビルが,..。

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 大阪歴史博物館である。ここで,現在「天下の城下町 大阪と江戸」という特別展が開催されているらしい。折角なので,1時間ほども掛けてじっくりと見学した。信長,秀吉,家康などと絡めて,大阪と江戸の歴史的変遷などを説明したもの。大阪城の石の切り出しなどの秀吉自身の指示書などもあって,興味深い。

 6階の会場からエスカレータで降りてみると,途中の階の窓から大阪城が見えた。

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 窓ガラスの反射のせいで見辛いが,上から見れば,外堀を含めて,その規模の大きさがわかる。もう少し高い位置からも見たかったな。NHK の建物の屋上に上がれたりしたんだろうか?

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 巨大な外堀にちょっと驚かされる。この外堀をグルッと一周泳いだら楽しいかも知れない(笑)。

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 大手門から入る。周囲の観光客の公用語は中国語らしい。なんだかんだと訳のわからないことばかりしていても,ちゃっかり遊びに来ている。写真撮影時の傍若無人さにイラッとすること数回。

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 解説文(クリックで拡大)

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 内堀には水はなかった。

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 いよいよ天守閣に近付く。沢山のジョッガーがいて,黙々と走っている。ロードバイクに跨がった人もいた。

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 桜門とやらを入って,正面にある巨大な石の壁。ボランティアガイドの話を横で聞いたが,3LDKくらいはあるとのこと。奥行きもさぞやと思われたけど,実は,厚さ20cmほどの石を裏にある石積みに立て掛けたものらしい。

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解説文(クリックで拡大)

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 それにしても,こんな石をよくも切り出して,運搬したものだ。

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 天守閣(クリックで拡大)

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 へ〜,知らなかったぜ(クリックで拡大)

 天守閣内の各階の展示物などを見ながら階段を使って最上階まで。

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 天守閣の最上階の4辺からのパノラマ画像(それぞれクリックで拡大)

 天守閣の最上階の土産物屋で,恒例の買い物。キーホルダー,ピンバッジ,栞などを買った。栞は,子供のお土産に。

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 夏の陣のジオラマである。これは真田幸村隊。

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 秀吉の自筆の辞世の句らしい。

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 枝垂れ桜がちょっとだけ咲き始めていた。

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 歩き疲れたので,ちょっと休憩。この後,ホテルに戻る。午後1時半だった。なかなか楽しいプチ観光だった。たまには,こんな半日観光もいいな。

2013年3月17日 (日曜日)

重さと運動と天気03/17/13

 起床は6時。部屋の灯もテレビも点けっ放しで,半分呑み掛けのハイボールの缶があるのは,まあ,お約束というものか。体調はそれほど悪くはないものの,アルデヒドによる軽い後遺症はあるようだ。

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 まずは,アンパンマンに元気を貰おう!!(笑)

 朝飯食って,シャワー浴びて,9時前にチェックアウトして出発。

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 大阪の空は,今日も蒼い。それにしても,天気のいい日曜日に荷物抱えて学会参加って理不尽だよなぁ,..(苦笑)。

 御堂筋線で千里中央まで行き,そこで大阪モノレールに乗り換えて(以前にこのルートを使ったことあるが,ここも結構距離がある),柴原で降りる。そこからかなり歩かされた。正門入ってからも,受付までかなり距離があった。なんだかんだで,ホテルから1時間弱掛かった。大阪大学でかい!

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 受付をして,馴染のセッションの会場で昼まで発表を聴いて,昼からの部会の総会に出席して,今回の出張の業務は終了。明日からの検査入院に備えて,今日は戻らねばならない。プログラムを改めて見たら,結構面白そうな発表もあるようで,ちょっと損した気分。検査は来週にでもしておけばよかったかな〜。ま,最早,しょうがないんだけど,..。

 午後2時過ぎの「のぞみ」に中之島ビーフサンドとともに乗車。

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 1ピース食った後だし,ピンボケだし,..。このくらいで1180円だった。本当はハーフサイズで十分だったが,生憎ハーフサイズは売り切れだった。だが,流石,松阪牛100%のサンドイッチ。美味し!!たまには,こんな贅沢もいいだろ。

 午後4時43分に東京駅着。この時季の東京駅の混雑が酷い。行き先を確かめるのは,ちょっと脇によってからにしてもらいたい。前を歩く人にいきなり立ち止まられて,頻繁にぶつかりそうになって,結構イライラした。午後5時の臨時のつばさにビールとともに乗車(ビールを買わずに乗ってはいけないと思っているようだ)。

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 発車間際のつばさの車内から撮影。

 つばさの車内でも,...

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 明日から2〜3日呑めないので,今のうちに呑んでおこうかと,...(爆

 7時過ぎに帰米。

我が家の義務教育終了: 

 今日は,一番下の子の高校入試の合格発表だった。午後3時に発表があったらしく,新幹線車中で合格した旨のメールを受け取った。おめでとう。これで,姉と兄の後輩になった。自己採点結果を聞いて,まず落ちないとは思っていたが,ま,これで一安心。帰宅後,ちょっとだけお祝いした次第。

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 小学校からの義務教育の9年間,皆勤賞だったらしく,盾なんぞ貰ってきてた。健康優良児だったらしい。それにしても,こんな盾とは大仰だなぁ。

2013年3月16日 (土曜日)

重さと運動と天気03/16/13

 起床は6時。昨夜は12時過ぎに目覚めてしまい,それから本など読んだら,目が冴えて眠れなくなった。で,結局,北沢秋の「奔る合戦屋」の下巻を涙流しながら読了。これはお勧め。次いで,星野道夫の「旅をする木」に取り掛かり,半ばほどまで読み進めて4時頃になって眠りに就いた。朝の体重は不明だが,身体の感じから 77.3kg 程度と思われる。昨日は,昼飯抜きで,晩飯もそこそこ,アルコール極々控え目だったので,体調はいい。

 今日は午後3時から学会の部会の幹事会があるが,それまではフリーなので,ちょっと大坂城にでも行って見る積もり。いつ学会に来ても,会場と呑屋とホテルの3つを行ったり来たりするだけなので,ここは一つ時間を有意義に使ってみようかと,...

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 今日もいい天気のようだ。なにか,季節が二月くらい違うような気がする(当社比)。

 9時少し前にホテルを出て,御堂筋線で本町まで出て,そこで中央線に乗り換えて,谷町四丁目で降りて,大阪歴史博物館を1時間ほどかけて見学して,その後大阪城に行き,天守閣に登って,秀吉の気分を味わって,歩く疲れてレストランでカレーとビールで一休みして,午後2時前にホテルに戻った。詳細は別便で。

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 午後3時から学会部会の幹事会。いろいろと面倒なことが沢山あるなぁ,この方々は,面倒なことをよくもこれだけいろいろと考えているなぁと感心した2時間。その後,懇親会で呑み食いして,8時前には部屋へ。こりゃ,今日もかなり健全かなぁと思ったら,ちょいと誘われて8時半頃には外で呑んでいた。

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 なかなか美味しく安い店で気に入った。そんなこんなで終電でホテルに帰り着きましたとさ。

 

Mont Blanc のボトルインク

 届いた。もう,昔と全くボトルの形が違う。賞味期限は May 2016 だそうだ。

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 こういうのを見たり,使ったりするのが好きである。

2013年3月15日 (金曜日)

重さと運動と天気03/15/13

 起床は4時過ぎ。朝の体重は 77.6kg と,こんなもんだろ的数値。今日は朝一の「つばさ」で西に向わねばならぬ。家を出るのは6時半。飯とか着替えとか荷物の準備に30分として,いろいろと終えるのは6時。ローラー踏んで汗流してシャワー浴びるとしたら,踏み出しは5時。そのための4時過ぎ起床だったが,本を読みながらダラダラと朝一の軽量化をして,ダラダラと荷物作りをしたりしてると,5時過ぎてしまった。

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 朝飯前のローラー22分,10km。勾配負荷3%,ケイデンス 85 - 100rpm で。

 今日ローラー 10km,今月 221km,今年 1813km

 なに?この体たらく,..。○| ̄|_

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 6時45分頃に米沢駅着。ここで,今回の学会の参加証をオフィスに忘れてきたことに気付く。前日にヘラヘラと酒なんか呑んでいるから,..。

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 コートなどは最早不要かも,...

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 福島の辺りからは,某チームにとっての「聖地」が,..(クリックで拡大)。開通は,4/8だとか。

 9時12分に東京着。9時20分の「のぞみ」に乗り換え。この3人掛けの窓際って,いつもガッカリする。結局,富士山を見ることできず。本を読んだり,居眠りしたししてると,終点の新大阪着。御堂筋線,南海電鉄などを乗り継いで堺へ。

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 堺駅西口には与謝野晶子さんがお出迎え。しばらく歩いて目的地へ。久しぶりにお会いする恩師らとともに進捗状況を聴き,実験装置を見せてもらい(なんちゅう,金の掛かった装置だ!),適当にコメントなどして終了。それにしても,可搬プロセスで,超臨界水で高含水率のバイオマスを可溶化処理して燃料化するというプロセス開発プロジェクトだが,..正直,それが出来ても何らかの代替エネルギーとしての棲み場所の明確なイメージが湧かない。さらに,超臨界グループとでもいえる方々ばかりで,なんでオレ如きに委員の仕事が来たのか,いまだにナゾである。そんな訳で,アウェイ感が酷い(苦笑)。

 仙台方面からの参加者とともに新大阪まで戻る。仙台の方々は日帰りらしい。I 先生は今回の学会で賞を受賞し,その受賞講演が最終日にあるのだが,その準備もしてないとか,..。流石である。明日できることは今日やらないという研究室の伝統を遵守してらっしゃる(笑)。

 こっちはちょっと迷いつつ,宿泊先のホテルへ移動。実は,明日は学会部会の幹事会があるのだが,その開催場所を宿泊先に選んだのである。5時半頃にチェックインして,近くのレストランで軽く夕食を摂って,軽くビールなどを呑んで,8時過ぎに寝てしまった。もっとも,12時頃に目覚めてその後眠れなくなり大変だったが,..。

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 大阪の夜景は,...綺麗だ。

2013年3月14日 (木曜日)

重さと運動と天気03/14/13

 起床は2時半。つまり,寝落ちからの覚醒。なんだかんだやってたら,眠くなくなったので活動開始。朝の体重は,ガッツリ浮腫んで,78.3kg と増量。軽く呑んで寝落ちすると,決まって身体が浮腫んだような重い感じになる。まあ,むべなるかな。外を伺えば,軽く吹雪。

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 舗装路面は,こんな具合に,...。

 今日もワン公連れて田んぼに行けば,...

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 吹雪きの中で黙々とクラシカル走行を続ける仙人様。

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 今日も沢山走った。

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 朝飯後にローラー45分,21km。勾配負荷3%,ケイデンス 85 - 98rpm で。

 今日ローラー 21km,今月 211km,今年 1803km

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 本日,新人さんが決定。軽く呑んで8時頃に帰宅。軽く飯食って,そのまま寝落ち。星野写真撮れず。

【書籍】デジタルカメラによる星座写真の写し方

 昨日は少し早めに職場を抜け出して,家族(一人抜けているけど)で街中まで。今度高校に進学予定(まだ,合否も出ていないけど,一応滑り止めには合格している)の下の娘の「ケータイ」の契約に,..。それにしても,オヤジが iPhone4s で小娘が iPhone5 って事実に,些か納得できないものを感じだ次第。

 その帰り道に本屋に立ち寄って購入。

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 オッサンは形から入るので,マニュアル本は必須(笑)。パラッと眺めると,言われてみてようやく「そうだよな,デジタル画像なんだから,そういう手法は当然あるよな〜!」という情報が満載。目からウロコ状態。

 ここで,友人から使うといいよと言われて,カメラ屋の店員に訊いても通じなかった(彼は調子はいいが,勉強不足のような気がする)「Diffusion フィルタ」なるものが「光を拡散するフィルタ」であることを知る。つまり,強い光はちょっとにじむような感じになって,明るい星ほど大きめに写るという効果が得られるらしい。目に見えないほどの磨ガラス状なのかな? なるほど,だから「拡散フィルタ」なのか。早速,著者がいいと言う,Kenko の製品を Amazon でポチッた次第。

 そして,本を眺めているうちに,無性にポータブル赤道儀が欲しくなってきた。でも,調べると結構な値段なので,自作しようかとも考えている。昔自作したし。そんな昔の血が騒いできた感じ。やべ〜〜〜〜・・道楽が一つ増えたかも(苦笑)。小型の旋盤とフライス盤とかボール盤も欲しいなぁ(爆

2013年3月13日 (水曜日)

重さと運動と天気03/13/13

 起床は6時少し前。まずまずの天気。朝の体重は 77.8kg と案の定アルデヒドによる後遺症。昨日は酷い二日酔いで放ったらかしだったワン公を連れて,デジイチ抱えて田んぼ雪原へ。

 昨夜三脚を立てた辺りに足踏みしたような跡が付いていた。やはり,撮影時は,それなりに寒かったようだ。

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 吾妻の山の「白馬の騎士」(クリックで拡大)。馬に跨がって槍か何かを持った武将に見える,春先の米沢の名物の風景。「雪形」の一つなのかな。

 上の画像を Photoshop で自動トーン補正,自動コントラスト,自動カラー補正というのをやってみると,...

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 こんな具合になる(クリックで拡大)。さて,どっちがいいのか,..。それにしても,昔のフィルムカメラの時代は,カメラマンは一発で綺麗な写真をものにした。今は,画像処理ソフトによる軽度の修正とかはありなのか?どこまで修正したものを「写真」と呼べるのか?とか,議論になっているような気もするな。

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 今日もそこそこ走ったワン公(ヨタヨタだけど)。いかにも,「おばあちゃんは,疲れたっ!」って感じだ(笑)。

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 天気が崩れる前兆のような,...太陽が丸い(クリックで拡大)。

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 朝飯後にローラー32分,15km。勾配負荷3%,ケイデンス 85 - 97rpm で。

 今日ローラー 15km,今月 190km,今年 1782km

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 本日は小白川キャンパスまで出かけて,成績表を配付するという有り難いお仕事。滞在時間30分のために,往復3時間以上である。なにかがおかしいと思っているのは,オレだけではあるまい。業務を終えて職場に復帰したのは4時近くだった。

 6時頃から帰省中の長男と受験を終えて気分爽快の娘と街中に。いろいろと所用を済ませて9時頃に帰宅。軽く食事して,軽くアルコールを入れたら,10時過ぎに寝落ち,..。全く持って,非生産的な一日である。

星野写真撮影

 デジタル一眼レフの購入の一つの目的は星の写真を撮ること。中学生の頃は,ようやく買った中古の一眼レフと自作の小型赤道儀を使って星野写真を撮影したものだ。もちろん白黒で撮影して,自分で現像した。最近,友人がデジイチと簡易赤道儀を購入して星野写真撮影に嵌まっている様子を見て,なんとなく昔の血が騒いできた(笑)。

 夕食後,寝落ち覚醒して10時頃になって出かけた。まあ,初めての機材でもあるし,今日は条件出しくらいできればいいかなという程度。

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 田んぼ雪原を歩いて,街灯などの影響がない辺りに上記のように三脚設置。当初は,北極星を中心にして星の軌跡を撮影しようかと思ったのだが,北極星の方向を改めて眺めてみると,街の明りで空がかなり明るい。いわゆる,光害である。これではちょっとなぁと思い,山の方を見れば,斜平山の上にオリオン座が浮かんでいた。よし,斜平山に沈むオリオン座と行きますか,..。

 ISO 3200 にして,f = 5, シャッタースピード 15s で撮影してみた。何回かトライしてみると,どうもピントが合ってないようだ。マニュアルフォーカスモードにしてフォーカスリングを目一杯回し切ったのだが,..。試しに,遠くの街灯でピントを確認してみると,不思議なことに,目一杯回したところから少し戻したところでピントが合う。なんか,今一つ納得できない。で,撮影したのが,下の奴。全然ダメである。15秒でも既に流れている。

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 クリックで拡大

 まあ,もう少し修行をしよう。ついでに,試しに ISO 800 にして,15分ほど露光してみた。

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 明る過ぎる。この時間の露光なら ISO 100 とか 200 でも十分かも知れない。さらに,f 値をもう少し大きくしてもいいかも。次回の課題にしよう。

 それにしても,デジカメで星野写真を撮る日が来るとは,全く想像できなかったな。

2013年3月12日 (火曜日)

重さと運動と天気03/12/13

起床:一回目午前6時過ぎ。場所は,玄関。二回目午前8時半。場所は炬燵。

朝の体重:76.8kg で多分アルコール性の脱水

天気:快晴

体調:朝のうちはフワフワした気分(多分,まだ酔っていたか),昼頃から頭痛と胃の辺りのムカムカが始まる。午後から多分最悪に,..。

運動:ローラーなんて踏んだら死んでしまいそうなので,晩飯後にしよう

備考:弁慶で面倒臭い話をしてしまって自己嫌悪。酒は一人で呑むべし。

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 どんなに降っても,所詮は春先の雪。あっという間に解ける。

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 まだ,全く使いこなせない高級デジカメ。でも,これを担いでサイクリングはしたくないな(笑)。

居酒屋・弁慶

 昨夜も二次会で弁慶に。でもなぁ,やっぱり,ここは,面倒臭い話しはせずに,2〜3人くらいでブラッと行くところだよなぁと感じた。そして,またしても,親方に自宅まで送り届けられたらしい(よく覚えていない)。で,気が付けば,玄関でイヌと一緒に寝ていた(らしい)。

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 なぜか,某表彰状が額に入って,ますむらひろし氏の色紙と並ぶ,おかしな居酒屋(笑)。

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 で,親方はカツオを捌く。大変美味しゅうございました。

2013年3月11日 (月曜日)

【過去記録】あの日の日記

 あれから2年。いろいろと忘れたいこと,忘れてはいけないことなどがある。あの当時の日記を記録としてこちらに掲載しておこう。

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3月11日(金)晴れのち曇,東北地方太平洋沖地震(東日本大震災 M9.0),ローラー,今日 27km,今月 628km,今年 4131km

 起床は6時。朝の体重は 70.2kg と「元の木阿弥プロジェクト」を最小限の被害で食い止めた。

 10時40分のつばさで上京。つばさ車中では,外の良い天気を眺めながら,18日の講演資料の構想などを練る。明後日のブルベもいい天気なので楽しめるなぁなどと考えつつ,..。

 丸ノ内線で茗荷谷へ。午後2時から茗荷谷の茗渓会館で会議。議題が進んでしばらくした頃の午後2時47分に,それは起きた。最初,小さな揺れ。「あ,地震だ!」と会議参加者が誰ともなく口にした。皆が会議を中断して地震の様子を確かめる。と,いきなり大きく揺れだした。誰かが言った。「こりゃ,外に出た方がいいんじゃない?」。次の瞬間,鉄筋コンクリートが「ギシッ,ギシッ」ときしむ音から「バキッ,バキッ」と折れるかの如き音に変わった。心底恐怖を覚えた。階段を駆け降りながらバランスが崩れそうになる。取り合えず,会議に参加していた全員が荷物を持って建物の外に出て,建物から距離を取る。外に出ると,車はすべて道路上で停車。向いの小学校では全校生徒が校舎から避難して,校庭で先生の指示に従って整列している。電柱と電線はユサユサと大きく揺れる。やたらに長い時間,揺れが続いた。

 てっきり,関東が震源の震災だと思った。関東大震災の現場に居合わせたのか? と,携帯でニュースをチェックしていた一人が「震源は東北らしいですよ」と。「え?東北が震源で,東京がこれだけ揺れるってことは,..」。それからは会議どころではなくなった。東北大から来た知り合いの先生が,仙台方面への連絡を試みるも,携帯電話,固定電話共に繋がらないようだ。会議も重要なことだけをサッサと決めて,あっという間に終った。余震で屋外退避を繰り返すこと数回。

 そのうち段々といろいろな情報が入ってきた,まず,都内の地下鉄,私鉄,JR 全てが運転見合わせ。東北,東海道新幹線などの新幹線も同様。結局,その日は全ての鉄道が動かず,会議参加者は学会本部でほとんど寝ずに夜明かしをすることになった。窓の下を見れば深夜になっても続く渋滞の列。夜通し,テレビのニュースを観続けた訳だが,緊急地震速報の度に,かなりの揺れが来るので段々と気持ちが悪くなってくる。終始ユラユラと揺れているようなイヤな感覚。そして,東北地方の物凄い惨状も映像で届き始めた。津波だ。車が流れる,家が流れる,町の中を船が流れていく,..。街があっという間に濁流に呑み込まれていく。そして,津波被害の地域として,実家の近くの馴染の場所がテレビから流れた。閖上が,相馬が,亘理が,...壊滅だ。

 宮城の実家にも連絡が取れない。でも,最初の地震の直後に女房から「実家の両親の無事を確認」というメールが来たので大丈夫だろう。それ以降は,女房とも,仙台にいる妹夫婦の所とも全く連絡が付かない。東北大の先生も,大学にも自宅にも全く連絡が付かないので,えらく心配していた。

 結局,テレビの情報を眺めつつ,余震に脅えながら,まんじりともせずに一夜を明かした。

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3月12日(土)晴れ,北帰行1日目(そんな言葉があるのか?)

 明るくなるに連れて,テレビに映し出されるニュース映像は悲惨さを増す。つい先日,自転車で行ったばかりの相馬の新地辺りも壊滅らしい。悲しいという単純な感情ではなく,自然のエネルギーの前の無力さというか,何ともいえない無常観のようなものを感じる。

 さて,感傷に浸っているときではない。このままジッとしていても,埒が明かない。選択肢は二つ。このまま東京で経過観察して,公共交通機関がある程度復旧してから北に向うか,出来得る限りの手段を講じて,今から北に向うか,である。

 ただ,ジッと待っているだけよりも精神衛生上は良いと思われるので,テレビから流れる JR 運転再開の情報を鵜呑みにして,東北大の先生と供に直ぐに北に向うことにした。新幹線はダメなので在来線を乗り継ぐ積りだった。が,池袋まで来てみれば,駅員が運転再開の見込みは全く立ってないとのコメントを繰り返すのみ。傍らのテレビでは,JR 運転再開の報道。まあ,世の中,こんなもんだろう。さて,一旦切符を見せて外に出よう。え?こんなに並んでいるの?仕方がないので列の一番最後に並ぶ。

 と,そこへ,..「おい,そこのおばちゃん,なんで列に横から入ってるんだよ」。おばちゃん,オレらの後ろに,.。「って,違うよ,オレらの後ろに行けってことじゃね〜よ,列の終わりはもっとずっと向こうだよ」。聞えない振りをして視線を泳がすおばちゃん。「おい,ばばぁ,シカトかよ。そういう態度は人間としてどうなんだよ!!」。クズだった。

 改札を逆流して,一旦駅の外に出て,二人で相談して,レンタカーはどうだろうか?という話になる。池袋の近くのレンタカーの会社を当たるが,誰もが同様のことを考えているらしく,予約が一杯で一台も残っていないと。いろいろと考えて,都心から外れればレンタカーも借りられるのではないかと,運転再開している東武線で川越を目指す。それにしても,ほぼ同じ路線を走っている JR は「安全確認を行っている」とのアナウンスを繰り返すばかり。少しは私鉄を見習って欲しい。

 川越に着いて,駅の近くのレンタカー会社を訪ねるが,「ここに車を戻してくれるなら貸すけど,乗り捨てではダメ」とのこと。地震で壊滅的な被害を受けている土地にわざわざ向わせて,車が回収不能になるかも知れない事態になっては困ると。なるほど,そりゃ,もっともだ。レンタカーは諦めて,路線バスで大宮を目指す。結局,路線バスを2本乗り継いで大宮に着く。バスの中から,バスの前を走るローディーを眺めて,「ああ,あんな自転車があれば福島までは楽勝なんだけどなぁ」などと考える。

 さて,大宮から今度は宇都宮を目指す。が,どう調べてもバスはない。JR も運転していない。仕方なく,駅前の JTB のオネイサンに,「ここから宇都宮まで行くにはどうしたらいいの?バスとかはないの?」と訊ねれば,親切にいろいろと調べてくれて(惚れてまうやろぉ〜〜!),東武線を使えばいいということに。調べてもらった路線を頼りに,東武野田線で大宮から春日部まで,東武日光線で春日部から新栃木まで,東武宇都宮線で新栃木から東武宇都宮まで移動。途中,東武宇都宮線が動いていないんじゃないか?とのツイッター情報がもたらされたが,幸運にも動いていて助かった。それにしても,知り合いからツイッターで様々な情報提供やら支援の手が差し伸べられたのは,有り難い限りだった。

 東武宇都宮駅から JR 宇都宮駅までは徒歩移動。かなりの距離があった。JR 宇都宮駅を見た時には小さなガッツポーズ。小さいけれど不思議な達成感を感じた一瞬だった。既に午後4時過ぎだ。

 さて,ここからどうするかを考える。バスを調べる(詳しく調べられなかったが)と路線バスではとても繋ぐことは不可能であるらしいことがわかった。そこで,ここでもレンタカー会社に訊く。そうすると,黒磯で乗り捨てるなら貸しても良いとのこと。県境を越えてはいけないということらしい。なので,そこからはまた考えることにして,取り合えず,黒磯まではレンタカー移動を決めて,そこから先は行き当たりバッタリで。明日の朝手続きに来ることにして,一旦ホテルにチェックイン。

 もうジタバタしても仕方ないので,晩飯代わりに,近場で餃子と生中をやっつける。その後,靴下らやパンツやら,明日の朝飯を求めて近くのコンビニに行ってみるが,食料はほぼゼロの状態。2軒廻って,かろうじてカップ麺と酒少々,靴下,シャツ,パンツなどを入手。

 部屋に戻って,部屋の電話から女房に掛ければ繋がった。固定電話からだと繋がるようだ。いろいろ相談したら,なんと女房が宇都宮まで来てくれると言う(驚)。危ないからいいよと言ったけど,大丈夫と言うので,じゃ,お願いすることにして,決して無理しないでくれと伝える。その後は軽く呑んで寝てしまう。

 宇都宮で考えていた最後の手段:ママチャリと簡単なウェアを購入して,R4 をなんちゃってブルベで福島まで。一人なら間違いなく決行しただろうけど,東北大の知人に同じことをさせる訳にも行かず,..。何度か提案してみたけど,お前のようにはいかないと(苦笑)。

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3月13日(日)晴れ,北帰行2日目

 起床は4時。メールをチェックすると7時前には宇都宮に到着しそうだとの女房のメールが。ここからの運転があるのでもう少し寝ておくかと思ったけど,寝付けないので朝飯とシャワー。そのままテレビでニュースを眺めていて時間を潰す。

 6時半頃にチェックアウトして,しばらくして,フロントの外を見れば,路上駐車した見慣れた車が,.。7時前にホテル前に女房到着。まさに,地獄に仏とはこのことか!女神様に見えるぜ!!(笑)

 7時頃に東北大の先生を乗せて3人で出発。飲み物とか食い物も積んであって,至れり尽くせりだけど,食ったら眠くなりそうなのでコーヒーだけもらう。市内を走って,R4 へ。R4 を北上開始。ガソリンが入手困難とのことで,給油可能なスタンドがあれば必ず寄るようにとの女房の指示。まず,一軒目,10分ほど並んで2000円分だけ給油。その後,反対車線に営業中のスタンドを見つけて,逆走して入店。レギュラーは売り切れとのことでハイオクを満タンにする。これで,無給油でも仙台から米沢へのルートは心配なし。

 福島に入った辺りで渋滞回避のために側道に迂回。そしたらその道の両側がひどいことになっていた。倒壊家屋,壁の崩落,屋根瓦の破損,塀の倒壊,舗装路の亀裂,液状化などなど。一見家屋に被害のないように見えても,屋根の瓦などは圧縮されてはじけ飛んだような感じになっているところが多かった。ブルーシートを被せた屋根の家が多数目に付いた。マンホールが道路上に数十センチも飛びだした個所も多数。

 福島の医大近くの伏拝では土砂崩れのために R4 が通行止め。ここで1時間ほどの渋滞。二車線から一車線になるような渋滞の場合,図々しい奴が得をするようだ。

 福島市内に入って,ゼビオスポーツでトイレ借りようとしたら,水が出ないからと断りやがる。小便だけどって言ってもダメ。この非常時にテメェのことしか考えない店だなぁ。頭に来たから,二度と買い物すまいと誓う。「ガンバレ!オレの膀胱!!」とつぶやきつつ,女房の実家に寄って安否を確認。実家近くの交差点では道路が陥没した箇所に車が嵌り込んでいた。女房の実家の辺りは,電気は通ったが,水はまだとのこと。生活の方は大丈夫とのこと。トイレを借りてから,直ぐにスタート。R4 を再び北上。

 大河原辺りから信号が消えている。所々舗装も崩壊。仙台市内中心部はやばそうなので,長町辺りから富沢方面へ。午後3時過ぎに富沢辺りで,ここからなら歩いても帰られると言う東北大の先生を下ろして,妹夫婦の家を訪ねる。家も家族も無事を確認。付近には液状化に伴って泥が噴出したらしき跡が沢山あったし,舗装にヒビが入った箇所もあった。義弟はガソリンを入れに出ているとか。2千円分くらいしか入れてくれないらしい。ここまで来る間にもスタンド渋滞が多数。でも,進んで行けば,当のスタンドには「売り切れ終了」の看板のある場合が多い。福島の女房の実家から頂いた食材をお裾分け。

 それから R286 を秋保方面に向い,途中から名取方面へ。ゆりが丘に行って,義兄夫婦の無事を確認。ここでも,福島の女房の実家から頂いた食材をお裾分け。そのまま角田市の実家までひた走る。信号の消えている R4 への合流,特に右折は気を遣い,恐怖すら感じる。車が停まってくれないからだ。

 大河原の裏道を使って実家まで移動。途中では沢山の墓石の倒れている墓地があった。実家までの県道は舗装が僅かにダメージを受けた程度。午後5時少し前に実家に着いて,両親の無事を確認。実家は停電断水で大変そうだが,田舎なのでご近所の方々があれこれことお世話してくれるそうで有り難い限り。ただ,基地局が潰れているようで全ての携帯のキャリアは圏外で使えず,固定電話も不通。これじゃ,何かあっても連絡しようがない。持ってきた水を置いて,また,少ししたら来てみるということで帰途に就く。いざとなったら,自転車で来る積もり。

 七ケ宿辺りで,意識を失いそうに眠くなったので,最後の部分だけ女房に代わってもらって,7時頃に米沢着。長い出張になった。でも,無事に帰ることが出来て何よりだった。

 帰宅後,自室を見ると,ひどいことになっていた。棚の本やら CD やら DVD やらが落ちて,足の踏み場もなくなっていた。片付けに2時間。性も根も尽き果てて就寝。

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重さと運動と天気03/11/13

 起床は6時少し前。外を眺めて驚いた。「なんじゃ,こりゃ〜〜〜・・??」@o@/// 猛吹雪である。ホワイトアウトである。最早,三月も中頃に差しかかろうというのにである。昨夜寝る前に大荒れになっていたので,いやな予感はしていたのだったが,..。一遍,障子を閉めて,「悪い夢だ。もう一度!」。やっぱり,外は猛吹雪だった。積雪 15cm ほど。吹きだまりでは 40cm 近い。思わず,「いい加減にしろよ,このクソッタレ!!」と毒突いた。

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 あまりに理不尽な天候に怒り心頭に発して,体重計測を忘れた。多分,77.3kg 程度と思われ,..。ワン公の散歩もそこそこに久しぶりの雪かき。ブリザード状態で視界が悪いし,顔が痛い。10分前に車の雪を落としたはずなのに,既にフロントガラスには数ミリの積雪。この車は屋根の下にあるはずだけど。もう,いい加減にウンザリしてきたので,どうせ解けるだろうと,適当な雪かきでお茶を濁した。

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 お隣は,またしても昭和基地みたいになった。

 8時20分頃に三友堂病院へ。いつもの検査。数値は悪いところは変わりなく悪く,他のところはそれなりな値。もっとも,良くしようという努力を怠っていて,この程度で済んでいるのは素晴らしいことなのかも知れぬ。前回までの主治医は山形大の准教授だったが,弘前大の教授に栄転とかで,女性医師に替わっていた。前の医師も,まあ,好きか嫌いかで分ければ,積極的には友達にはなりたくないタイプで,今度の医師も,まともに顔を見て話をしない人だった。ペーパーテストの成績だけで医者という職業を選んで欲しくないなぁと思う今日この頃。

 ちょっと長く掛かってしまって,昼近くになったので,...

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 今夜の呑み会のためのプレ毒出しローラー40分,20km。勾配負荷3%(最後の10分は2%),ケイデンス 90rpm 前後(3%勾配)〜115rpm で。

 今日ローラー 20km,今月 175km,今年 1767km

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2013年3月10日 (日曜日)

重さと運動と天気03/10/13

 起床は5時半。朝の体重は 77.3kg である。外は曇り空。ここのところ忙しくてあまり構ってやれなかったワン公を田んぼに連れ出す。

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 固く締まった雪面を(ヨタヨタと)元気に走ってくれた。今朝なら MTB で走れたかも知れない,..。

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 朝の,この様子に「煙霧」の兆候は既にあったのか,...。次第に晴れてきたので,あれ?予報は外れか?と思ったのだったが,...。

 朝飯食い終えて,マッタリしている辺りで,いきなり風が出てきた。雨が窓ガラスを叩く音がし出した。外に出てみると異様に暖かい。あとでアメダスで確認したところ,8時半頃にいきなり 17℃辺りまで気温が上がっていた。しかし,その後一気に気温が下がり始めて午後1時頃には1℃まで下がっていた。

 米沢は走れないけど,福島なら走れるんじゃないのか?と着替えて,道具を詰め込み,いそいそと車を走らせた。が,...。

 いつも走り出す大笹生の十六沼公園まで来ても,強風(暴風?)&雨,..。○| ̄|_ それでも諦め切れずに国見の辺りまで行ってみたが,どうにもこうにも,風が強く,雨も流されてきて,とてもではないが走り出すという雰囲気ではない。仕方なく,トボトボと米沢に帰った次第。バカ野郎〜〜〜・・

 帰宅したら昼頃で,米沢は普通に吹雪いていた。朝との気温差は16℃と,どんな気象状況になれば,そんなことが起こるのか訳がわからない。そうした午後2時過ぎ頃から,雨が上がって晴れてきた。一体何なんだよ〜〜〜・・・・。

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 最早,それ以外の選択肢などないローラー75分,35km。勾配負荷3%,ケイデンス 90rpm 前後で。やはり 200W 弱。よわい,弱過ぎる。

 今日ローラー 35km,今月 155km,今年 1747km

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 ローラーを終えてシャワー&食事のあとで,下の子の高校受験のお迎え。午後3時50分に来てくれということなのだが,5分前に着くと既に待っていた。感心じゃ。5分待たされたら帰ってしまう,オレの性格をよく理解している。

とうとう高級デジタルカメラに手を出す:

 下の子は,ここのところずっと外出禁止令が出されていたので,ちょっと買い物に街まで付き合わせた。予算の手当てが付いたので,以前から欲しかった「デジタル一眼レフ」なるものを購入しようと思ったのだ。最初から最高を!がモットーなのだが,流石に予算の関係で入門機となった次第。でも,まあ,写真は素人なので,これを機会に勉強する積もり。女房からは「これ以上道楽増やさないで!」と釘を刺されているが,一度しかない人生,遊びをせんとや生まれけむ,だ!(笑)。

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 本当は手当てのついた予算は iPad に回そうかと思っていたのだが,iPad を買って,使っている自分を想像したら,大したことやってないようなイメージがあって,じゃあ,PowerTap でも,..と思ったが,予算が足らず,..。そんなこんなで欲しい物の消去法で決まったようなもの。当初,底値になっている D7000 かとも思ったが,流石にレンズを含めて 100k 近いので諦めた。この機種でも,多分使いこなすには大分掛かるように思う。

 オッサンは形から入るので,一応,帰りに本屋に寄ってマニュアル本を購入(読んでみて,損した感はあったが)。ニヤニヤしながらいじっていると,女房から「今夜外食にでも出ようか?」と。子供の入試も済んだし,これで明日の朝の自己採点結果次第で暗い気分になると食事どころではなかろうから,今夜のうちに,..という趣旨。子供も含めて我が家は,そういう乗りが多い(笑)。

 お気に入りのイタリアンレストラン「カッペリーニ」で食事した。いつもならボトル一本空けるワインも,いろいろとやりたいことがあるし,明日は病院で検査なのでちょいと自重して,生ビールとグラスワインだけにしておいた。大変美味しゅうございました。

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2013年3月 9日 (土曜日)

重さと運動と天気03/09/13

 起床:5時半(ネコに起こされる)

 体重:78.5kg と浮腫みが酷い。多分純増ではないと思われ,..思いたい(苦笑)

 天気:夜中に吹雪いたらしい。朝方は強風。明日は北日本は大荒れで猛吹雪の可能性もあるとか。

 備考:本日は実家へ。もう,何もしないでボケーッとしていたいのだが,..。

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 道路って,こんなに広かったんだと再認識する朝(笑)

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 農道が除雪されて切り拓かれていた。農作業車以外進入禁止とかえらそうな看板出している農道。だったら,農作業の時期まで雪など除く必要はあるまい。この左右の一面の雪原を縦横無尽に歩き回ったり,MTB で走り回ったりするのが春の風物詩なのに,情緒もへったくれもないことをする。どうも,はっきりしないが,今の市長になってから,この余計なことを始めたような気がする。子供たちの通学路確保なんだろうか?子供は足腰鍛えるために,冬は遠回りしろと言っておく(:-D)。

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 久しぶりに,たっぷり走らせてやった(笑)。どうも,雪が汚いのは,某国からの黄砂やら PM2.5 などの環境破壊テロ行為のせいなのか?

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 随分と「なでこけた」。毎年のことだが,この景色を観ると,歳を取って見るに堪えなくなった,元美女を想像してしまう(苦笑)。

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 排雪作業も始まった。

 今日は出かけなくないなぁと思いつつ10時頃に出発。二井宿峠も含めて,道路上に雪は全くなく,快適に走ることができた。これなら,自転車での移動もできそうだ(しないけど)。宮城県に入ってしばらくすると,なんか車が揺さぶられているような気がして,周囲を見ると,山の木々が猛烈な勢いで風に揺れている。推定風速 20m/s くらいあるかも知れないほどの揺れ具合。この強風の中,七ケ宿ダムは,今だ見たことのないほど白波が立った状態だった。

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 七ケ宿ダム付近では,ローディと遭遇。が,これは追い風だったので,かなりラクチンだっただろうね。彼とは帰りにも遭遇した。もしかしたら知ってる人だったり,..。マシンはPeugeot だったかな。

 実家に着いて昼飯食ってる辺りから,強風が,暴風に変わり,さらに爆風に進化した。角田の街中に買い物に行くときなど,興した田んぼの乾いた土が風に巻き上げられて,軽い砂嵐状態になっていた。車がその中に突っ込むと,「バチバチバチ・・」と音を立てる。

 親父お袋とバカ話に華を咲かせて,4時少し前に実家を辞去。こんなバカ息子が訪れるだけで気晴らし程度にはなっているのか,..。

 帰る頃になって,ようやく風が治まってきた。6時頃に帰宅。

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 なんか身体が内側から押されているような,イヤな感じなので,就寝前にローラー63分,30km。勾配負荷3%,ケイデンス 90rpm 前後で。平均出力はやはり 190W ちょっとくらい。

 今日ローラー 30km,今月 120km,今年 1712km

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 一昨年は,今頃既に 4000km を越えていたような気が,..(苦笑)

2013年3月 8日 (金曜日)

重さと運動と天気03/08/13

 起床は午前4時40分。今日は,朝から東京に行かねばならぬ。正直行きたくはないのだが。朝の体重は,77.9kg と見事に浮腫む。鏡で見た顔がアンパンマン。昨夜は呑まなかったというよりも,酒を見たくもなかったという表現が正しい。できれば,じわ〜っとローラーを踏んで汗を流せばよかったのだが,ひたすら怠くて眠くて,..。外を伺えば,朝のうちは薄日が差すようだが,その後は雨の予報。東京は 20℃近くまで上がるとか。

 時間がないのでローラー22分,10km。勾配負荷3%,ケイデンス 90rpm 前後で。PowerCal で心拍も表示させているが,データがおかしくなっている。今朝の平均ワット数は 150W ほど。ヨワヨワである。

 7時37分発のつばさで東京へ。朝の米沢駅では見知った顔が沢山。9時36分に東京駅着。2時間を切っていたとは知らなかった。久しぶりの丸ノ内線で茗荷谷へ。そして,歩いて数分で目的地の茗渓会館へ。2年前のあの日を思い出すぜ。それにしても,東京はまさに南国だ。ジャケットなんか不要。ワイシャツ一枚で十分という感じ。

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 茗渓会館。2年前の,3月11日も,全く同じ会議に出ていた。まあ,正直なところ,会議の内容よりも,翌日参加予定だった BRM312宇都宮200 の準備のことなどが頭の中の6割を占めていた(笑)。そして,確かに,翌日の夕方には宇都宮駅前にいたのだった(爆

 午前11時に始まって,昼飯を挟んで,会議二つが終了したのは午後3時過ぎ。まあ,考え方はいろいろでいいんだろうけど,物事は「いい加減」なくらいシンプルに考えている方が,世の中を徒に複雑にすることがなくていいと思うんだよね。この辺りの感覚は,どうも他の方々とは相容れない場合がほとんどなのだけど。「まあ,いいか!」というのも,一種の思考停止かも知れないけど,思考を進めても結論に至らないような場合も多いので。

 4時過ぎのつばさで帰米。なぜか,指定席,自由席ともに満員御礼状態。帰宅したら,自宅前の道路の排雪が行われ,すっかり広い道路になっていた。

 そして,ローラーでも踏めばいいのに,ダラダラと飲酒。そして早めに就寝。明日は実家に行かねばならぬ。明後日は下の子の高校受験で,揚げ句に,女房は仕事だとかで,一日家を空けて福島辺りで自転車に乗っているのは無理か,..。

 ホンに,難儀だなぁ。3月って,昔はおおよその業務は終了して,ちょっと時間に余裕があったように思うんだが,...。いつから,こんなに忙しなくなったんだろうか?

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 今日ローラー 10km,今月 90km,今年 1682km

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2013年3月 7日 (木曜日)

離散会

 6日は午後4時半頃にバスに乗って,赤湯は御殿守へ。宴会までの間に風呂に入るよりも,軽く呑もうと,同僚と近くの「山映」へ。

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 おでんと刺し身で軽く一杯やって,宿に戻って宴会突入。

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 呑んで食って(今日初めてのまともな食事),さらに部屋に戻って呑んで,...午前2時に就寝。

 翌朝は8時頃に起床。気分は悪くはないが,全身に毒が回っているようなどんよりした気分。早速朝飯。

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 一体,どれだけ食えと,..。

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 残しではいけないと教育された世代は,完食したけどね。

 その後,風呂で汗を流して,少しだけ体調回復。そして,11時頃にバスで帰米。今日も休暇を取っているので,午後には帰宅。

 ひたすら怠くて眠いので,午後は本を読みつつダラダラと過ごした。

2013年3月 6日 (水曜日)

重さと運動と天気03/06/13

 起床:午前9時

 体調:最悪,完全なる二日酔い,廃人

 体重:76.8kg (多分,アルコール性の脱水)

 天気:快晴,春の陽射しがまぶしい,気温10℃,雪解け進む,圧雪路面の轍には雪解け水が溜まって大変なことに。

 運動:出かける前にローラー72分,35km。勾配負荷3%,ケイデンス 85 - 97rpm で。

 備考:本日と明日は休暇。そして本日も温泉宿で宴会予定。どうなる,このオッサン?

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 随分と久しぶりの外山先生。「思考の整理学」は名著だったな。

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 今日ローラー 35km,今月 80km,今年 1672km

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謝恩会

 謝恩会なるものに参加した。

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 人数が多過ぎて,誰が誰かもわからん。参加した若者たちの前途に幸多かれと祈る。

 適当に呑んで食った後はいつものように「弁慶」へ。

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 気が付いたら,親方まで参加した呑み会で,午前2時だった。こうして狂乱の一夜が幕を閉じた。午前3時近くに帰宅。

2013年3月 5日 (火曜日)

続・PowerCal

 昨日と今日の朝,PowerCal を付けて,ローラーを踏んでみた。平均出力のあまりの低さにちょっと泣いた(泣)。

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 これが昨日の朝のデータ(クリックで拡大)。ところどころ,スパイク状のデータが入っているが,まあ,平滑化すれば,そこそこ有用なデータになるのかも知れない。平均は 191W とヨワヨワである。体感的な印象では,平均で 240W くらいあるのでは?と思っているが,思っているだけかも知れない。TSS (Training Stress Score) も出ていて,これは結構使えるかも知れない。

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 これが今朝のもの。サイクルシミュレータで同じ勾配負荷,ほぼ同じケイデンスで踏んでみた。平均が 194W であり,昨日とほぼ同じ。体感的には昨日の方がきつかった気がするが,ほぼ似た数値が出てくるというのは,心拍の変動などに基づいているせいか?でも,それならずっと一定心拍を維持できたとしたら,表示ワット数は小さくなるのかな?そんなところが,データの大きな振れ幅が出てくる原因かも知れない。

 いずれにしても,数時間とかの平均という見方をすれば,トレーニングの目安に使えそうだという印象を持った。

重さと運動と天気03/05/13

 起床は6時。昨夜は,帰宅後またしても「ローラーなんて辛気臭いものはイヤじゃ!」症候群に冒され,酒に逃げた。缶ビールと焼酎2杯をやっつけて,ビブリア堂なんちゃらというドラマの剛力を眺めているうちに沈没。気が付けば,真っ暗闇の午前0時。

 スカパーがピカピカいっていたので,そのままパリ〜ニースの第1ステージを観戦。砂田さんの解説は,真摯な雰囲気があふれていて非常に好感が持てる。その後,読みかけだった文庫を読了して,3時頃に就寝した次第。

 身体が重くて,今までどうにか登っていた坂で脚を付くという,すごくイヤな夢を見た(正夢かも知れん:笑)。朝の体重は 77.8kg まで増量。そして,今日も呑み会,明日は温泉一泊の呑み会,8日は東京出張で,恐らく東京で呑み会と,最早,どうにもこうにもならない状況に,..。

 そんなダメ人間からの強制脱却を狙って,...

ブルベエントリー

 してみた。BRM413宇都宮200(牛久発)BRM414宇都宮200km(矢祭ルート)BRM511宇都宮300km の三本である。前の2本は 200km の連チャン。今の状態では,二日続けて 200km を走るなど自殺行為にも思えるが,一度(身体を)酷い目に遭わせておけば,そこからの超回復とかを期待できるのではないか(あるいは潰れたままになるか),..という,甘い考え。宿をどうにかしないといけないが,ロンリーHさん,yama さんから,いくつか情報を頂いた。翌日の利便性を考えると,やはりサイクリングターミナルだろうか?でも,一人では宿泊できなかったようにも記憶しているが,.。

 二番目の「矢祭ルート」は,本当は「八溝山ルート」を走りたかったのだが,生憎道路状況が許してくれないらしい。一昨年(昨年?)だったか,上 様に案内して頂いた,八溝山の登坂が印象的だったので,ちょいと残念だ。

ぼちぼちカンカン渡りの季節:

 朝は晴れ間が拡がって,日の出のときには,太陽柱が見えたらしい。こちらは,その後でワン公とともに家を出た。田んぼ雪原ではクロカン仙人が修行中。やはり,踏み切りを越えると,空気の温度が数度下がるような感じがする。

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 斜平山(クリックで拡大)。天気はまずまず。今日の予報は雪だけど,降らないことを祈る。田んぼの上の雪は,昼の気温がまだ低く,締まり具合は今一つだ。だが,かなりいい感じになってきており,来週辺り,気温が上がって,夜に晴れて冷え込んだ朝など,マウンテンバイクで走り回ることもできそうな感じ。

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 そっと歩けば沈まないが,流石におっさんの重量には負けるようだ(笑)。

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 ワン公も,散々ボールを追っかけて走り回って満足げ。

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 朝飯後にローラー51分,25km。勾配負荷3%,ケイデンス 85 - 97rpm で。今日も PowerCal で計測してみた。同じくらいの負荷(身体的ではなくて,純粋に物理的に)で試してみたら,平均の出力は昨日とほぼ同じ値。絶対値として正しいかどうかは疑問だが,例えば,2時間走の平均出力のトレーニングによる変化」などというテーマには使えそうな感じだ。ロード競技よりは,トライアスロン,グランフォンド,センチュリーラン,ブルベとか,そういう分野に向いている感じ。

 今日ローラー 25km,今月 45km,今年 1637km

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2013年3月 4日 (月曜日)

PowerCal

 そういや,先だって Wiggle に発注していた「PowerCal」が金曜日に届いていた。が,金曜日は酔っ払っていたので,箱から出しただけ。翌日の土曜日は朝から12時間勤務で,こんなものいじっている余裕はなし。昨日は,面倒臭くて放ったらかし。ということで,今日になった次第(笑)。

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 理屈はよくわからんが,心拍から出力を計算してくれるという,何やら怪しげなブツである。人によって同じ心拍でも走行スピードが異なるのだから,てっきり各ユーザー専用にキャリブレーションするのだろうと思っていたら,..そういうことは一切しないらしい。付けて,漕げば,ワット数が表示されるらしい。どういう理屈なのか全く想像もつかない。まあ,それほど高いものじゃなかったのでいいのだが,どうも説明書を読んだ時点で,「大丈夫かな?」という感じ。

 一応,ローラー台に Edge800J を付けてペアリングしてみると,確かに「パワーメータ」を検出してくれた。昨日はへたれたお陰で試すことができなかったので,今朝試してみた。

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 結果は,...恐ろしいほど出力数値がばらつく。数秒毎に,130 - 260W 辺りを行ったり来たり,..。平均すればいいのかな? キャッツアイの25年物のサイクルシミュレータの表示ワット数よりも2割ほど低くでるようだ。もちろん,サイクルシミュレータのワット数は実際よりもかなり大きくでているはずなので,これはこれで正しいのだろう。が,以前に,PowerTap 付きの自転車に跨がらせてもらって,平地を適当に走っているときの表示されたワット数とその時の「体感的な苦しさ」との比較では,もう少し高い数値が出てもいいかも知れないなという感じ。

 勾配負荷3%,ケイデンス 95rpm だと,190 - 260W くらいの間で振れる。が,PowerTap 付きで走行したときには,もう少し楽な感じ(楽とは言っても,本当の「楽」ではないけど)で 240W 前後出ていたので,PowerTap 基準で考えると,表示される平均的なワット数よりもちょっとだけ低めなんだろうか。

 いろいろと調べてみると,内部のキャリブレーション用のデータを書き換えることも可能なようだけど,そっち方面にはかなり疎いので,「こういうものだ」と認識して使った方がいいのかも知れない。

重さと運動と天気03/04/13

 起床は6時過ぎ。昨夜は11時頃に覚醒したものの,ローラーを踏みもせずに,ダラダラと撮り貯めた番組を眺め,「鬼平外伝」なんてものも観て,3時頃に就寝。外は -10℃程度の気温なれど,晴れており,雪も降っていないので,気分は大変よろしい。朝の体重は 77.4kg とここ3日間のだらしのない生活の割りには意外に破綻してこない。昨日は,多分ローラー2時間分に相当するくらい雪いじりはしたようにも思う。そのせいかも知らん。

 早速,ワン公連れて田んぼに向う。住宅街から出て,上空が完全にオープンになっている田んぼに出ると,一気に気温が数度低くなるような気がする。多分,田んぼの上の気温は -13℃くらいだろうと思われ,..。山に向って右手の田んぼ雪原にはいつものようにクロカン仙人が修業中。雲の切れ間から朝日連峰が見えている。

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 電柱の左側の端の小さな点が仙人様(笑)

 カンカン渡りを期待したが,昼の気温が今一つだったせいか数センチくらいでは足が潜り込む。

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 斜平山とワン公(クリックで拡大)

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 珍しく七曲の辺りにも亀裂が走っている(クリックで拡大)。例年,この辺りは亀裂は入らないのだが,今年はそれほど雪が多いということか。

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 それなりに疲れた様子(笑)。

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 朝飯後に今月初のローラー42分,20km。勾配負荷3%,ケイデンス 85 - 98rpm で。

 今日ローラー 20km,今月 20km,今年 1612km

 なんとも,ダメっぷり満載な三月の滑り出し。

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2013年3月 3日 (日曜日)

重さと運動と天気03/03/13

 起床は6時過ぎ。恐る恐る外を伺えば,風は止んだようだが,3月とも思えないほどの量の雪が,..。朝の体重は 77.2kg と変化なし。昨夜もあまり呑み食いしなかったし。

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 朝の隣家の様子。何度も言うが,決して「昭和基地」ではない。

 今日は女房が仕事なので,女房の車だけ出られる程度に雪かき。飯食って本格的に雪かき。吹き荒れた割りには,気温が高めだったせいか,雪が重い。

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 一体全体,ここは日本ですか?そして,季節は三月ですか?屋根があってもなくても,15cm 積るって,どういうことですか?

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 カーポートの柱。どちらが風下か,よくわかる。そして,風下に付着して伸びた雪は,...

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 断面が翼形状となる。お見事!!

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 もはや,どこが道かもわからない状態。右手の雪山は高さ3mオーバーである。もう,ここまで来ては笑うしかない。アハハハハ・・・(棒

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 出張中に女房は一切手出ししなかった「自転車」庫の入口はこの様(左)。深いところで 70cm ほど。頑張って,右の状態にした。今日は内部にアクセスする必要があるのだ。

 1時間半ほども頑張って自宅前を綺麗にした。汗まみれになった。汗の量から換算してローラー1時間という運動量か。ここのところ,忙しくて放ったらかしだったワン公を連れて田んぼに遊びに行く。なぜか,普通に吹雪いている。線路では作業員の方々が除雪作業をしていた。

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 思う存分走らせる。

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 そして,疲れた(笑)。

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 帰る頃に吹雪が止んで山が見えた(クリックで拡大)。

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 これが三月の景色とは到底思えぬ。

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 そして,これがネコの寝姿とも到底思えぬ(笑)。

 午後からローラーでも踏もうかと思いつつ,雪かきの全身倦怠に任せて昼寝をぶっこき,さらに,ダラダラと本など読んでいると,町内会の役員会の時間に。5時から40分ほど新年度の役員やら,事業やら,予算やらの話を拝聴して解散。システムが難しくてよくわからん。できれば,町内会とかないところで,静かに暮らしたい。

 晩飯後にローラー踏むかと思ったけど,もう,イヤになったので,軽く呑んで,そのまま寝落ち。ああ,こうしてダメ人間になっていく。3月に入って,1ミリも乗ってないし,一踏みもしていない,..。

2013年3月 2日 (土曜日)

重さと運動と天気03/02/13

 起床は6時。あらら,大幅な寝過ごし。外は雪模様。今日は米沢で化学工学会の学生発表会がある。我々がホスト役。が,予報は大荒れだとか。誰だよ,普段の行いの悪い奴は(笑:オレじゃない)。朝の体重は 77.2kg と恐れていた増量はなし。昨夜は晩飯食わずに酒だけ呑んで帰宅して,帰宅後,軽く一杯やって寝た。

 7時半に出勤。8時から細々した業務をこなし,午前と午後には座長と審査をこなし(考えてみれば,この三日間,ずっと発表を聴き,審査というのを続けている)。午前中はまあ控え目に降っていた雪は,午後から本気出したようで,まさに吹雪,ブリザード。関東方面からお出での皆様は,帰りの新幹線の心配を始めた。実際,既に遅れが出ている様子。

 夕方から交流会(アルコールはなし。高専生やら高校生も含んでいるため)。全てが終わって片付けも終えたのは7時半過ぎ。打上げという話もあったが,精神的にも天候的にも街に呑みになど出かけられる状態ではなくなり,他の連中にお任せした。

 帰宅途中では,風が強くて,傘を差しては歩けないレベル。上の動画は,帰り道でのブリザード。3月なんてウソだろと毒付くこと五万回。一日で 30cm は積っただろう。今年のバカ雪にはほとほと嫌気が差す。

 帰宅後は,物凄い風で,リビングの窓には,今年何度目かの窓雪がびっしりと,...

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 明日の朝が思いやられる,..。


2013年3月 1日 (金曜日)

重さと運動と天気03/01/13

 起床は5時。いよいよ,三月である。昨夜は,食事の後でたっぷり寝たので,目覚めスッキリだ(と思う)。朝の体重はわからないが,恐らくきっと,77.2kg と思われ,..(笑)。今日の仕事の資料を開くが,業界用語が多く,理解できない部分多し。まあ,あとは現場でなんとかしよう。今日は天気が悪くなるらしい。明日は,米沢で学会イベントがある。そして,明日の予報は,...吹雪(泣)。本日,米沢入りする関東の方々,特に足下など,呉々もご用心下さい。

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 顔を出しそうで,中々出さない「春」なり〜〜〜・・

 が,神戸は暖かい。8時にホテルを出て,三宮駅からポートライナーで目的地へ向う。朝のラッシュ時でもあり,立っているだけで汗がダラダラと,..。車内の外の方がは,マフラーにコート姿で平然としておられる。こっちは,顔中汗まみれ。なんで,こんなに違うんだ。医療センター前で降りる。その一つ先には,あのバカ政治家が2番目ではダメなんですか?と言ったとかいう,スパコン「京」があるらしい。さらに,降りた駅の直ぐ近くには,iPS 細胞で網膜再生をしようとしている理研の研究所があるようだ。なんか,一時のつくば学園都市のような感じになってきている。

 で,9時から5時まで辛い辛い業務をこなした。勝手がわからないことも相まって,かなりしんどい思いをした。例えば,車一台を作り上げるために,各パーツなどの材質の検討やら,製造プロセスの改良やら,どれだけの技術者達の汗と苦労が,そのバックグラウンドにあるのかなど,ちょっと想像もつかないレベル。大学での仕事など,一体何の役に立っているのか?と自問自答すること数え切れず。それにしても,企業での研究開発事例を実際に見聞きできる機会など,そうそうないので,個人的には大変勉強になった。先方のお役に立てたかどうかは,心許ない限りだが,..。帰りは,社長車のプレジデントで新神戸駅まで送って頂くというおまけ付き。勉強にはなったが,恐ろしく神経を使った一日だった。

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 新神戸駅で,今日一日,よく頑張ったご褒美など(笑)。

 予定通り,6時少し前ののぞみに乗り,東京へ。そして,最終のつばさで米沢へ。明日も朝一から業務である。些か,しんどい。

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