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2012年8月 6日 (月曜日)

BRM804宇都宮200ロマンチック片道(山岳)

 いよいよである。ここ数年,夏の時期の一番の目標にしてきた感のある「宇都宮山岳ブルベ」。しかも,この山岳ブルベは2〜3日の連続開催がまた通例である。己の走力と登坂力,疲労回復力などのサイクリストとしての総合力を問われる実に奥深いイベントである(笑)。この日のために,呑みたい酒も呑まずにセッセと走ってきたのである(あ,あまり走ってはいないな)。残念ながら体重はほとんど落ちていないのだが,...。

 山岳なので使うマシンは COLNAGO にした。最近は,どんなコースでも COPPI だったり,NAKAGAWA(どちらも15年以上前の年代物のフレーム)で走っていたが,車重が COLNAGO に比べて2キロ以上重い。確実に完走したいし,流石に何があるかわからないので,リスク因子は一つでも排除しておきたいところ。

 8月3日の夜11時に pokky 氏と二人で米沢を発った。睡眠時間を少しでも確保するために高速を使って移動する。なでら男は,7時に横になって10時頃まで。が,実際に寝たのは2時間程度か。pokky 氏に至っては,ほぼ一睡もしてない状態だとか。関東方面の参加者に比べて,ここが辛いところ。2時過ぎに宇都宮市森林公園大駐車場脇の駐車スペースに到着。少し早いので,30分ほど目をつぶってみたが生憎眠られない。

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 まだ,暗いうちから受付開始。本日のコースは,以下の通り。

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 ルートラボデータは以下の通り。

 調子こいて,最初に並んだものだから,スタートは第1ウェーブ。車検を受けて午前3時55分(だっけ?)にスタート。長い一日の始まりだ。

 ここでちょっとした失敗。4時スタートなんだが,4時はもう明るかろうと考えて,ヘッドライト付きのヘルメットを置いてきてしまった。スタート直後の古賀志林道で,コマ図も GPS も見ることが出来ず。そのためというわけでもないけど,古賀志の下りでミスコース。さらに,あまり明るくないライトのために,下りが怖い,怖い。そうこうしているうちに,第2ウェーブの @eijitom さんのグループにもパスされる。ま,いいんだけど。

 県道70に出て,タラタラ走っていると,@zuccha さん達に猛烈なスピードでパスされる。朝も早いというのに,アップもなしに,なんでそんなスピードで走れるのか?

 小来川(おころがわ)の辺りは,雰囲気的にとても好きなところで,こんなところに隠れ家的な家でもあれば,いろいろ楽しめるのになぁと思う。今現在は,川は禁漁になっているようだが,渓相が抜群である。そういえば,今年も渓流釣りに全く行っていない。

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 後ろからの早い方々に抜かれるままにマイペース走行。完走できればよく,このコースでタイム云々は貧脚なおっさんにはおこがましい話である。最初の登りの滝ケ原峠が近付いてくる。この峠を越えるのは,多分これで4回目。何度越えても,慣れるということのないきつい峠である。ピークに近付くに従って急勾配になる峠で,最大は恐らく 17% ほどもあるだろう。今年は,サラ脚のせいか,25Tで登り切れた。

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ここからが急勾配が始まる。さて,ユルユルと参ろうか(ユルユルとしか,参れないが)

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 ゼーゼー言いつつ,ピークに到着した。時間もないのだが,お約束なので写真撮影。

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 これもお約束の少しだけ下ったところで写真撮影。何という名前の山なのかはわからない。

 次に向かうのは「日光いろは坂」。ここも何度目になるか,..。初めて走ったのは,宇都宮が初めて開催した山岳ブルベの時だった。てっきり自動車道路だとばかり思っていたので,自転車で走ることが出来るとわかった時には,ずいぶんと驚いた。

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 登り始めるが,上りと下り専用の二車線の道があるのだから,自転車を抜く時には,隣のレーンを走ればいいのに,そうしないバカドライバーが多数。多分,対面通行の意識が刷り込まれているからだと思うのだが,路面にペイントするとかしておいてもらいたい。特に,バスとかが鬱陶しくて仕方がない。

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 時間がないんだから,さっさと登ればいいのに,また引っ掛かった。

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 中禅寺湖到着は午前7時ジャスト。ここまで3時間掛かっている。

 10km 程度の登りを10km/hで登れば,所要時間は1時間。疲れて 8km/h に落ちたら,75分掛かることになる。こうした登りがコース全体で5箇所ほどもあるとすれば,そしてその都度スピードがダウンして行くと考えれば,10km/h を最後までキープできるランドヌールと,キープできずに 8km/h まで落ちてしまうランドヌールとでは,簡単に1時間以上2時間近い差が出ることになる。だから,トレーニングによるスピードアップは出来ればベストだが,それよりも何度登っても現状スピードを維持できるような脚を作ることは大切だと思う次第。

 朝の観光地の閑散とした様子を眺めながら,中禅寺湖畔を走り,やがて戦場ケ原に。素晴らしい天気である。暑くなって欲しくはないが,やはり,サイクリングには蒼い空が似合う。

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 ここから金精峠に向かう。途中,要所要所は抑えつつ,..。

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 湯滝(ゆだき)を眺める。下に降りて行けば,迫力ある姿を眺められるようだが,流石にその時間はない(と思う)。湯ノ湖から流れ落ちる滝で,奥日光三名瀑の一つらしい。

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 ここもいつも眺めるフライフィッシング風景。毎年,数分停車して眺めているのだが,釣れた瞬間にお目に掛かっていない(笑)。ゲームはヒメマスとかなのかな?

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 こんな景色の中で釣りをしたらば,さぞかし爽快だろう。

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 金精峠に近付くと,なにやら前方に見たことのある姿が,..。ずっと先に行っていると思っていた pokky 氏である。抜きながら,どうしたのか?と訊けば,「眠い」と。

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 毎年眺めるこの景色。今年も来たぜ!(クリックすると拡大画像)

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 かなり登ってきたなぁと感慨に耽る一瞬(クリックすると拡大画像)

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シークレットPC@金精峠でのなでら男。左は貧脚汽車さん(撮影:へばなさん)

 金精峠到着は8時少し過ぎた頃。案の定,シークレット PC があり,へばなさんと I 塚さんがいらっしゃった。お疲れさまです。ここからは一気に下る。下り始めに「鹿の飛び出し注意」という看板が,..。今までなんとなく見ていたが,ブルベライダーと鹿との衝突事故の話を聞いたら,えらく現実味が,..。

 ここからは時速 60km ほどで下る,..ひたすら下る,....ロマンチック街道を下る。昨年の PC1 だったセブンイレブンで氷と水を調達してから,今年の PC1 に向かう。今日は,初めてキャメルバックのハイドレーションシステムを背負っての走行。朝に氷と水を入れたら2時間ほどは冷たい水が飲める。約1,5リットルは重いが,背中(脊髄)の冷却効果も期待できるので導入した次第。もっとも,今日は一昨日のテスト走行時に感じた冷涼感は今一つ。原因をいろいろと考えながら走っていたが,今日はアンダーウェアを着ていることが一つの理由かも。

 どこを走っているのか,全くわからないが,やがて PC1 の花咲の湯に到着。S代表がチェック担当。つい先ほどまで雑誌の取材の人がいたとか。時間にそれほど余裕がある訳でないので先を急ぐ。

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 三発目(古賀志を入れると4発目?)の背嶺峠はトンネルだった。峠を下ると沼田市内。昨年は灼熱の登坂で苦しめられた権現峠に向かう。この辺りで後ろからでかい声が聞こえたので振り向けば,@vyv さんが,..(笑)。もっとずっと先に行っているものとばかり思っていたが。

 昨年に比べるとえらく楽な権現峠を越える。ピーク付近の電光掲示の温度計は「29℃」だった。昨年は「34℃」。違いは歴然。

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 ちょっと下ったところにある,ロックハート城。わざわざヨーロッパから古城を移築したという,物好きな施設。

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 下って行ったところの PC2 に11時半過ぎに到着。今年はえらく楽だねぇと,@eijitom さんとか @vyv さん,@HEIZOSUN と話す。雑誌の取材とやらもいて,おっさんが三人並んで飯食っているところを写真に撮られた。ここで,調子に乗って補給を入れ過ぎたのが,この後のグダグダ走りの原因かも知れん。

 次に向かうのは暮坂峠。いよいよ,残すところピークは二つ。残りは 60km で,貯金は2時間半以上。もう楽勝だという気分。ところが,...

 暮坂峠の手前辺りから,どうにも脚が廻らなくなってきた。いつもは前半調子が悪くても後半に掛けて調子が上向くことが多いのだが,今日はなぜか逆。脚が直ぐに一杯になってしまう感じ。今日はキャメルバックを背負っているせいで,いつもよりも給水量が多く,胃液が薄まって消化吸収力が低下でもしたのかなどと,後ろ向きの考えに終止する。とにかく,高々8% ほどの勾配で一桁までスピードが落ちる始末。焦っても状況は好転しない。仕方なく,軽めのギヤで回そうとするが,それすらも出来ずに少し脚にかかるギヤを踏み染みつつ登る。

 暮坂峠の中盤にある水場では取材の方が待ちかまえていたようなので,リクエストに応える積もりで,ザバザバと顔を洗い,首筋に掛けて,二口ほど飲んだ。ここから先もなかなかスピードは上がらず,チンタラ走りに終始。腰も痛くなってきて,頻繁にダンシングを入れて腰を伸ばす。ここの峠は,特に景色がいいということもなく淡々と登るのみ。若山牧水だかの記念館があるらしい。

 ようやく暮坂峠のピークに到着。昨年のフィリップさんを見習って,ソフトクリームを補給。10分ほど休んでから,いよいよラスボスの渋峠を攻略にかかる。

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 暮坂峠を下って,草津への道に入る。ここは峠の名前は付いていないが,草津の町まで 9km 延々と上る。これが,地味に堪える。ついつい,なんでこんなところに街があるんだよ,なんてことまで言い出す始末(苦笑)。そんな訳で,暮坂峠を下ったところから渋峠の頂上ゴールまで30km弱の登坂が延々と続くことになる。

 草津の街の中のセブンイレブンで最後の補給を摂り,ようやく草津国際スキー場の天狗山レストハウスのT字路に着いたのは,残り2時間半の午後4時頃。ここからゴールまでは 18km ちょっと。まあ,時間的には楽勝である。昨年はここで1時間半(?)くらいしか残っておらず,地獄の頑張りを余儀なくされ,途中ほとんど何も見てなかった。なので,今年はちゃんと景色を見てやろうと決めて登り出す。

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 まずは殺生河原。なんでも,硫化水素は細胞を若返らせる効果があるそうなので,深呼吸でゼーゼー言いつつ登ってみた。本当に危険なら立ち入り禁止になるはずで,駐停車するなは,単なる用心のためだろう。香しい硫化水素臭が鼻を突く(笑)。

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 黄色っぽいのは硫黄である。

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 今年は思う存分,途中停車して写真を撮る(クリックして拡大画像)

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 これはアジサイ?

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 これも結構目に付いたけど,なんていう花? 勾配は比較的緩やかなのだが,とにかく長い。飽きるほどに長い。

 白根山の散策コースの駐車場を過ぎて,一旦下る。万座だったかなんだかの分岐まで下って,そこから再び登り返し。

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 長野側の道路(なのかな?)

 登って行って,国道最高標高の碑まで来たけど,なんか,おっさんとかおばさんのバイク乗りが沢山いたので,写真は帰りに撮ることにして,まずはゴールに向かう。

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 「なにこれ珍百景」にも選ばれた,群馬と長野の県境に建つ「渋峠ホテル」がゴール。12時間47分だか。それにしても,昨年の二日目に同様のコースを走ったときの完走タイムと,今年はサラ脚で走ったタイムが20分程度しか違わないというのは,これは如何に?(笑)

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 ゴール地点にはS藤さんとB東さん。お疲れさまです。

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 で,今年は忘れずに証明書をゲットするべく,渋峠ホテルへ。

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 誇らしげに掲示してあった,「ナニコレ珍百景」。喫茶店は群馬で食堂は長野である。

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 で,二年越しの目標達成。来年は違うデザインにしようと,早くも来年の山岳ブルベに思いは飛ぶ。

 さて,寒くなる前に下ろう。その途中で,..

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 バイク乗りのおっさんとおばさんにはどいてもらった(笑)。一緒に撮ろうかという申し出を断って。かっこえ〜レーサーと不細工なおっさんを一所の絵にしたらいかんでしょ。戻る時に登ってきた pokky 氏とすれ違う。よかった,この分だと完走だ。

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 宿までのコマ図が間違っていて,少々迷うなどのハプニングがあったが,無事に今夜のお宿のペンション「My Way」に到着。残念ながら DNF の @atkamano さんとか一所に下ってきた @eijitom さんと温泉に浸かりながら,あれやこれやと四方山話。こういう時間が楽しいな。

 夕食は宿の HP にあったような「食べ放題」ではなくて,分量の決まったもの。でも,量が多過ぎて結局大分残した。あ,ちなみに夕食は牛とブタのシャブシャブだった。久しぶりだったので,食事時にビールを少々頂き,その後8時頃に早くも爆睡。明日も頑張るぜ。

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コメント

まずは1日目、完走おめでとうございます。流石です。

素晴らしい写真の数々も楽しませていただきました。暮坂峠の写真が少ない所をみると、この峠が最大の難関だったのかもしれませんね。

2日目のレポートも楽しみにしております。

2日間楽しかったですね。いい感じにカラダを虐めることができて(笑)

私も初日は12時間ジャスト、2日目は9時間半ジャスト。どちらもキリが良くて覚えやすいタイムでした。

いつ走ってもこのコースは走りごたえありますね。なかなかN野さんを最後まで追走できず、貧脚ぶりを嘆くばかりです。今度は9月にお会いいたしましょう。

yama さんへ

ありがとうございます。yama さんこそ,試走からスタッフ業務とお疲れさまでした。
暮坂峠の画像ですが,これといったものもなく,あまりカメラを出そうという気にならなかったので。^^;

たしかに,苦しいことは苦しかったのですが。でも,やはり,暮坂を下ってから,渋峠の頂上まで延々とつづく,おおよそ30kmのヒルクライムが精神的に一番大変だったように思います。

なにしろ,登ることに飽きてきましたから。

HEIZO さんへ

 確かに,苦しみは楽しみに昇華されてしまったようです。^^;

 こちらは二日目は2時間も遅いタイムですから,話になりません。ところで,フランスにおけるブルベ黎明期に関する話を読むと,長距離をどのくらいで走り切れるか?というのを追求していたようですので,N野さんのようなやり方が本来なのかも知れないと思いました。レベルは違いますが,自分も「できるだけ」速く走りたいと考えてます。貧脚なので,どうにもならないのですが,...

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